空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

婚活・対象たる男性像・VR/AV

2019-03-28 12:57:05 | ノート
 三題話とはいかず四題話である。



 既にこの現象は起こっているような気も。

 思うに「キモいとか」いわれるような一群は既に存在している。これは”一群”であって、「」ではない。

 そうした一群のうち、恐らく中~低収入層は「キモい」がゆえに婚活対象となりにくく、既に「大量に余る」に至ったのではないか。

 だから上のtweetで「VRがあるから独身でOKという層」というのは、婚活対象たる中~上クラスの収入のある”一群”であろう。これは恐らく、「何割か」というほどの数にはならないだろう―男性全体からみれば。そうではなく―



 ―「「私とあなたが一緒に働けば700万なんて余裕ね!」って頑張ってくれる」ような、出来た女性陣が上物男性陣をさらったあとの、かつ婚活対象にならない下層男性を除外したうえでの、残余の男性のなかの一部がここでいわれる「何割か」なのだろう。つらい。男性全体でいえば、この条件にあてはまる男性はがんばっても数パーセント(以下)レベルに落ちるだろう。しかし諸種の除外をへたあとの、「婚活対象にする・してもかまわない、まあそこそこレベルの男性たち」の、1-2割くらいはあるかもしれない。つらい。

 ともあれこうして、既に「結婚市場で女子が大量に余る」状態であるなか、さらに優良男性物件が実質的に減少するとなると、相対的に女性の価値が落ちるわけである。となると



 これは男性側に立ちすぎた見解という評価になるのかもしれない。次を参照したい:



 とかかれると、腑に落ちるものがそれなりにあろう。フェミ的には、女性性の収奪、不当な略奪、という風に評価されるだろう話だが、男性側としては「え、いや、だって、現実の生身の女性には迷惑かけてませんよ?」ということになる。

 いやこれがAVとかグラビアだと、容姿的に勝ち組女性による負け組女性に対する圧倒的優越、という話になるが―これがマンガ・アニメだと、「いや、マジ、一切、生身の女性に迷惑かけてないですっ?!」と言いたくなるだろう、男性側としては。しかしこれは、”本来は”生身の女性たちに投下されるはずだった資源―時間であったり金銭であったり―が二次元女性にやまのようにつぎ込まれているわけであって、生身の女性の価値がそれだけ減じる、実際に投下される資本が低下する、ことに他ならない。二次元女性による三次元女性の収奪ということになる。

 うんそりゃまあ目の仇にせざるをえないかな。
 とはいえそんなキモオタクは、そういう抽象的な思考はさておいて生理的にキモいのであって―



 ということになろう。イヤゲな纏め方だが、ある種、わかりよい。
 悪意に満ちたような纏め方をすると、私のところに来た縁談は「お前という異分子が、田舎にしてはまあ結構な高給とともに我が家に入り込むことを許す。しかしその際の諸種の負担は可能な限り軽減化しろ」という要請だと纏めることができる。だから専業主婦希望・家事分担・ダンナ側実家は切り離し終えていることを前提とする、という話になるわけなのだ、ということになる。

 で。
 当然、 わ た し の 研究は嫁・嫁側家族の実際の生活水準向上に役立たないので、当然、研究はやめてもらう必要がある。
 のだが。
 私程度に研究のマネタイズに理解があるひとに研究をまったく放棄させるのは、その、いろいろと不利益がですな。いろいろと。
 とまあ。
 なので、こうして纏めると、資源の割り振り・交換というふうに抽象化できるので、その観点から交渉するならそのようにしていただきたいかなーとか。
 なかなかいい例だなと思ったのは:



 いいじゃないですか。
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