空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

野生ニホンザルの「貧血」の件メモ

2018-11-24 14:11:08 | ノート
京都新聞 福島の被ばくサル、貧血気味? 第1原発40キロ圏内に生息 2018年11月22日 16時41分

内部被ばく線量が大きいほど、造血機能が低下している傾向があり「少し貧血気味」だったという。未解明な部分が多い低線量被ばくによる人間への健康影響を解明する手掛かりとなりそうだ

毎日新聞 原発事故 福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か 2018年11月20日 10時40分(最終更新 11月21日 17時16分)

福島県内に生息する野生のニホンザルについて、福島第1原発事故後、成獣の骨髄で血液のもとになる成分が減ったり、胎児の成長が遅れたりしたとする研究成果が英科学誌に相次いで報告された。事故で放出された放射性セシウムを木の皮などの食べ物から取り込んだことなどによる被ばくの影響の可能性があるという

成獣を調査したのは、福本学・東北大名誉教授(放射線病理学)らの研究チーム。福島第1原発から40キロ圏内にある南相馬市と浪江町で事故後に捕殺されたニホンザルを調べ、成獣18頭で骨髄中の成分を調べ他の地域と比べた。その結果、血小板になる細胞など血液のもとになる複数の成分が減っていた。さらに、一部の成分は、筋肉中の放射性セシウムの量から推定される1日あたりの内部被ばく線量が高い個体ほど、減り方が大きくなっていたという

羽山伸一・日本獣医生命科学大教授(野生動物学)らの研究チームは、福島市が個体数調整のため2008~16年に捕殺したニホンザルのうち、妊娠していたメスの胎児を調べた。原発事故前後の計62頭のデータを比較したところ、事故後の胎児は事故前に比べ、頭の大きさが小さく体全体の成長にも遅れがみられた。母ザルの栄養状態には変化がなく、チームは事故による母ザルの放射線被ばくが影響した可能性があると結論づけた・

 とまあ、福島原発事故で放出された放射性物質による健康被害の程度が推し量れようという重要な情報である。まあ、これまでの情報と矛盾がない感じで、信頼してよいものと思うことにした。



 とまあ、出典をメモした人がいたようなので、メモ。



 そりゃあまあ、40km圏内で作業している現場の人たちについての参考データにはなるだろう。幼稚園児についてはどうかわからない。普通は除染後の園庭であそぶものだろうし、そうまで現場に近いとはなかなか想定しがたい。



 何しろ距離もありますので。



 そりゃまあワクチン接種率低下なんて要因もありますしな。



 須田桃子氏は理学部の修士じゃなかったけかな。





 40歳以上だって、あんなのん、相手にしたくないがな。仕事があるんだ―とはいえ、教育任務もあるので、こうしてメモを取る。



 一般的にはそうよねえ、という話だな。細かに見ると多少は影響が確認できる可能性がある。まあいずれにしても、「五年で関東平野は死の大地に!」みたいな扇情的なことを言ってたひとたちはまるっとアレということはかわらない。

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