「内部被ばく線量が大きいほど、造血機能が低下している傾向があり「少し貧血気味」だったという。未解明な部分が多い低線量被ばくによる人間への健康影響を解明する手掛かりとなりそうだ」
毎日新聞 原発事故 福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か 2018年11月20日 10時40分(最終更新 11月21日 17時16分)
「福島県内に生息する野生のニホンザルについて、福島第1原発事故後、成獣の骨髄で血液のもとになる成分が減ったり、胎児の成長が遅れたりしたとする研究成果が英科学誌に相次いで報告された。事故で放出された放射性セシウムを木の皮などの食べ物から取り込んだことなどによる被ばくの影響の可能性があるという」
「成獣を調査したのは、福本学・東北大名誉教授(放射線病理学)らの研究チーム。福島第1原発から40キロ圏内にある南相馬市と浪江町で事故後に捕殺されたニホンザルを調べ、成獣18頭で骨髄中の成分を調べ他の地域と比べた。その結果、血小板になる細胞など血液のもとになる複数の成分が減っていた。さらに、一部の成分は、筋肉中の放射性セシウムの量から推定される1日あたりの内部被ばく線量が高い個体ほど、減り方が大きくなっていたという」
「羽山伸一・日本獣医生命科学大教授(野生動物学)らの研究チームは、福島市が個体数調整のため2008~16年に捕殺したニホンザルのうち、妊娠していたメスの胎児を調べた。原発事故前後の計62頭のデータを比較したところ、事故後の胎児は事故前に比べ、頭の大きさが小さく体全体の成長にも遅れがみられた。母ザルの栄養状態には変化がなく、チームは事故による母ザルの放射線被ばくが影響した可能性があると結論づけた・」
とまあ、福島原発事故で放出された放射性物質による健康被害の程度が推し量れようという重要な情報である。まあ、これまでの情報と矛盾がない感じで、信頼してよいものと思うことにした。
原発事故:福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か https://t.co/IixQ3jV8tK 福本論文こちら、掲載雑誌はScientific Reports (Natureではないぞよ)https://t.co/bR4unbKbub 羽山論文は2017年6月公表でこれも掲載雑誌はSci. Rep https://t.co/GhVc4TF3nj
— nao (@parasite2006) 2018年11月20日
とまあ、出典をメモした人がいたようなので、メモ。
「サルは森で放射性物質に汚染された食べ物を採取していた上、線量が高い地面に近いところで生活していたため、人に比べて被ばく量が桁違いに多いはずだ」:必死で言い訳してるけど、工事現場の人や一日中お外を走り回る幼稚園児なんかと大差ないのでは?
— Nemesisネメシス (@zodiac0088) 2018年11月20日
https://t.co/Pain8s3MXW #Fukushima #福島
そりゃあまあ、40km圏内で作業している現場の人たちについての参考データにはなるだろう。幼稚園児についてはどうかわからない。普通は除染後の園庭であそぶものだろうし、そうまで現場に近いとはなかなか想定しがたい。
ある種の方々がまたお騒ぎのようですね。「福島の人はサルと同じ生活はしていない!」みたいに...
— Lady Baba (鍵なし) (@BabaJaga33_2) 2018年11月20日
↓
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何しろ距離もありますので。
やっぱりなぁ、恐るべし核汚染……同じ生物の人間にも影響しないわけがない。結核、風疹等々、昨今の疾病流行との相関やいかに?さらに時間経てばもっともっとヤバイことが
— あばうと君 (@eMtXo6dCGr9OUBE) 2018年11月20日
原発事故:福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か https://t.co/ej97E17cHR
そりゃまあワクチン接種率低下なんて要因もありますしな。
新聞記者って理系知識が壊滅的にダメな連中ばかりだから、このての記事も話二分ぐらいでちょうどいい。
— 大福餅 (@8shiEight) 2018年11月20日
原発事故:福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か - 毎日新聞 https://t.co/dvP1HLD091
須田桃子氏は理学部の修士じゃなかったけかな。
なんかあれなの?時々福島は危険だーって臭わせる記事書くノルマとかある訳?某新聞社さん。 猿と同じ場所で同じような生活してる人いないでしょ。その記事にのせられて危険だーって言ってる人は猿と同じような生活してる人近くにいるの?アホなの?
— みつき ^._.^ (@mtk0319) 2018年11月21日
友人に某新聞記者が何人かいるが、漏れなく反権力を拗らせ、災害ボラや、飯舘で田植え、検査場も見てきてる私たちにですら実数値の話をすると「政府から洗脳されてる」と吐き捨てる。危険を語る事が弱い市民の代弁であると疑わない。そこにあるのは「正しさ」なんかじゃなく「立ち位置」だけ。 https://t.co/4VfN1AxBFf
— noir (@Mahaa_kaal) 2018年11月21日
確かに付き合ってられない。デマは無視しろとか、馬鹿は相手にするなとかじゃなく。10代、20代の東北の若い子らはそんな糞みたいな奴等に付き合う暇があったら、どんどん好きな事して、どんどん幸せで上書きしていって欲しい。あいつらの相手するのは40歳以上だけで十分だよ。
— noir (@Mahaa_kaal) 2018年11月22日
40歳以上だって、あんなのん、相手にしたくないがな。仕事があるんだ―とはいえ、教育任務もあるので、こうしてメモを取る。
俺は福島で除染作業に従事してたが、不思議だったのは自然界の動植物が、思った以上に元気というか、普通に育ち生きていた。ミミズやモグラ、カラスにイノシシ、猿なんかも、普通に?生きてた。放射能について、ちゃんと勉強してなけりゃ、俺も福島には、行かなかったよ!
— 満天の星太郎 (@dumguo) 2018年11月22日
一般的にはそうよねえ、という話だな。細かに見ると多少は影響が確認できる可能性がある。まあいずれにしても、「五年で関東平野は死の大地に!」みたいな扇情的なことを言ってたひとたちはまるっとアレということはかわらない。
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