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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

前モガディシュ市長はアルシャバブ有力者の部族主義を非難する

2010-03-04 20:16:40 | ソマリア関連
Garowe Online Somalia: Al Shabaab accused of 'clan favor' in WFP expulsion Mar 3, 2010 - 11:36:28 AM

 前モガディシュ市長・Banadir施政官Mohamed Dheereはアルシャバブの国連食糧計画に対する食糧配布行為禁止決定を非難する。

 Mohammed Omar Habeb(Mohammed Dhere)は,アルシャバブ指導者の一人Sheikh Mukhtar Robow Abu Mansurを,問題を自己の氏族に有利なように歪めたのだという。モガディシュはじめ,南部諸県の人民の苦悩があるというのに!

「Sheikh RobowはAfgoyeやMogadishuあたりでの食糧配布行動を援助活動団体に禁じたが,それは彼の出身地域の農民に穀物売却でより多額の利益を得られるようにするためなのだ」。

 アルシャバブは,好戦主義者たちの超氏族的multi-clan集団として知られ,外国人戦闘員を含み,ソマリアにイスラミスト政権を打ち立てようとのイデオロギーで結束している。とはいえ,同団体は過去,その氏族的関心で非難されてもいると。

「国連食糧計画をソマリアから締め出す決定は,アルシャバブの残虐な攻撃を生き延びたわずかな生き残りを飢餓に陥れるということだ」,彼は付け足す。

 なお現暫定政府については,前政権と変わらないと彼は言う。「Sharifの政府は他の先行諸政権と変わらない。というのも,人民の間のテロと恐怖と以上の何ものも付け足しはしてこなかったからだ」。

 前市長は2009年初めごろ,職権乱用の廉で職を追われた。さらには政府への反乱疑惑で一時エチオピア軍に逮捕されさえしたという。

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