空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

「報道の自由度」ランキングの話

2019-04-25 22:18:29 | Weblog
朝鮮日報 報道自由度 韓国41位に上昇=日本は67位 2019/04/18 15:14

国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は18日、2019年の世界各国の報道自由度ランキングを発表し、韓国は41位で18年の43位から2ランクアップした。

韓国は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時の06年に31位を記録したが、朴槿恵(パク・クネ)政権時の16年は70位に落ち込み、17年は63位だった

RSFは韓国が順位を上げていることについて、「人権運動家出身の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が就任し、新たな風が吹いた」とし、「韓国のメディアは14年から16年まで当時の朴槿恵大統領との闘いで役割を果たし、最終的に大統領が弾劾され、勝利した」と説明した

 つまり”報道の自由がない”ように評価される政権下、メディアはわりと自由な報道を享受してたわけじゃねえか、とも。

一方で、報道の自由を一層促進するにはメディア分野の構造改革が必要だとも指摘した。放送の独立のため、政界が放送局の社長を指名するやり方は変えるべきだとしている

 ということで、政界がメディアトップを指名できたのは朴前大統領時代も同様―しかし当時の大統領を追い落とすことができた。これは当時のメディア自由度の評価に関わる。ということで、本人にそうまでの過失のなかった大統領を遠慮会釈なく批判できた時期より、いまのこの経済大壊滅状況の大統領を批判する声の細い状況のほうが”報道の自由度が高い”と評価されるようなランキングは、これはむしろ逆に読んだほうがよさそうではないのか、と。



 フリーダムハウスのほうが実情を表すかねえ、とか:






 リンク先イラスト。トランプがそっぽむいてツィッターしてるのが割と吹く。


 追加しておく:


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