空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

デマツィートと拡散と元ネタと

2018-05-05 18:26:04 | Weblog






 あの手の人たちはヒトラーにたとえるのも大好きだったりした。言いたい所は、

『今現在、将来のヒトラーになりえる男というのは、いまは問題なさそうに見えてはいる安倍(もしくはトランプ)である、オレには分る、オレは透徹した歴史を見る目で未来を見通し、既にそれがわかっている、それゆえ将来のヒトラーをいまこそ、超法規的にであっても、あらゆる手を尽くして倒さねばならぬ、そうでなければヒトラーの再来が悲劇を起こす、起こる前にそれを阻止しなければならない、ヒトラーを倒すのは超歴史的に見て正義であるから、いま安倍(トランプ)を倒すことも正義であり、あえて正義を行うに際して手段を選んではいられない、なぜならこの真実を知るものは少数で、さまざまな無理解に阻害されがちなのであって、機会を捉えてともかく行動しなければならない―とはいえ流石に暗殺とかはマズイので、それよりははるかに穏便な手で、できるだけ民主的に安倍(トランプ)を引き摺り落とすことを心がけてはおこう、いやあ、ヒトラーをでさえ殺さないようにと心がける、オレってなんて優しいんだろう! まあだから、穢れた血だのという言葉による攻撃にとどめておくのは、まあ当然殺されてしかるべきヒトラー相当物に対して、むしろ温情にあふれた行動なのに、なんで世の中の馬鹿どもは理解できないんだろう? ああバカだからか…』

 というところかと。



 だから、支持者や仲間はそれでは増えないよ、という指摘を、身近なアレにし続けていたのだが。



 これが激烈にマズイ点であり、リベラル側の適切な勢力拡大が望まれる。
 なお、そこらでリベラルを自称する連中だとか、安倍政権になってからリベラルとやらに目覚めたよーなのは対象に考えてない。

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