まあ結局は、豊かな社会であってこそあれこれ実現できるので、できるだけ豊かであろうねというかんじ?
BBC Japanese airline forces disabled man to crawl aboard 28 Jun 2017
「Mr Kijima is an experienced traveller, and head of the Japan Accessible Tourist Center, a non-profit organisation which catalogues accessibility issues for tourists to Japan」
社会運動家の社会運動であり、
「In April, a Vietnamese-American doctor was dragged from a United Airlines flight in Chicago by law enforcement officials after he refused to give up his seat voluntarily」
…の事例と比べるのは不適切だろう。
社会的正義への問題提起、という抽象化ならおなじカテゴリに入るが、航空会社のその場の勝手で引き摺り出される被害と、予約時のあれこれがそもそも不適切なので改善を要求するというあえてする主体的行動とでは意味合いが違ってくるだろう。
「He said that although travel had occasionally been difficult, he had never been told he could not board a plane」
ある種の正義なのだ。
同じ権利を持つ同じ人間として、どこでも同じ取り扱いを受けることが正しい、というのは、やはり正義なのだ。
だが、資源の制限等々とご相談の上、回答する―という側面はあろうし、ゆっくりと社会的合意を形成してゆく努力も求められよう。
…もちろん、『なんでオレにそこまで負担を強いるんだ』という思いは生じるだろうが。しかしそうやって問題化していくわけでもあってねえ(彼の場合は、空港の受付のお姉ちゃん等々に緊張を強いたわけだし、さらには現場の人間に自分の搭乗を助けるよう強いようと思ったわけだ―予めその旨、伝えていれば、屈強な男二人を介助に用意したかもしれない場面で)。
…「なんでわたしだけ!」と思ったりして、理不尽とは、思えますがね。『「こんなはしたカネでは研究なんかできるはずがない」という理系先生にお金を回すために文系に配分してきた金を削る』とか。そのはしたカネでなにかなされるわけでもなさそうで、私は外部機関からお金を頂く金策に走り回って間接経費を皆様に献上する栄誉を頂き、褒章として「どうせ文系だから」などというお気持ちを頂き、結局私の業績があがる結果に陥るわけなのだろう。
そうして、そうであっても、末端文系としては、研究者として社会的な認知を得るのは、相当の困難を強いられるのは確からしいのだ。いやぜひとも味わいたいわけではないが。
閑話休題
こういうことでもあるし
こういうことでもある。
なお、それなりにあれこれ削った上でお安く飛ばすという航空会社さんらしくあり、「融通を利かす」ようなより手厚いサービスを求める向きはきっちり多額のお金をサービスに支払うとよい。
なお私は公務出張なのでエコノミー、荷物扱いらしいのであまり大きな口はたたかない方向で。飛行機会社さんにはいつも安全な運行、ありがとうございます。つぎもANAさんですね。
できるだけ融通はきかせてほしい、ので、ふだん、日常的には先方に負担をかけないように心がけたい。
また、こんどの旅で車椅子をつかうような怪我をしたら―飛行機搭乗前日ないし朝には連絡を入れておくようにしたい。
なお教育者としては
「since he was paralysed from the waist down in a school rugby accident in 1990」
…学校の安全管理について考えたいところ。
この記載からは、授業か部活かの事故と見え、指導者側の責任があるものね。
これは見事なご見識なのである。
BBC Japanese airline forces disabled man to crawl aboard 28 Jun 2017
「Mr Kijima is an experienced traveller, and head of the Japan Accessible Tourist Center, a non-profit organisation which catalogues accessibility issues for tourists to Japan」
承前)事前連絡をしないと公言されているブログはこちら。https://t.co/oQoU9ZbivB気持ちは分からんでもないが、この姿勢の押しつけ方は反感を買うだけだし、妥当なものとは言い難いと考える。うっかり忘れたとか、事前連絡はしていたが行き違いがあったなら分かるが…
— タクラミックス (@takuramix) 2017年6月28日
社会運動家の社会運動であり、
「In April, a Vietnamese-American doctor was dragged from a United Airlines flight in Chicago by law enforcement officials after he refused to give up his seat voluntarily」
…の事例と比べるのは不適切だろう。
社会的正義への問題提起、という抽象化ならおなじカテゴリに入るが、航空会社のその場の勝手で引き摺り出される被害と、予約時のあれこれがそもそも不適切なので改善を要求するというあえてする主体的行動とでは意味合いが違ってくるだろう。
「He said that although travel had occasionally been difficult, he had never been told he could not board a plane」
ある種の正義なのだ。
同じ権利を持つ同じ人間として、どこでも同じ取り扱いを受けることが正しい、というのは、やはり正義なのだ。
だが、資源の制限等々とご相談の上、回答する―という側面はあろうし、ゆっくりと社会的合意を形成してゆく努力も求められよう。
…もちろん、『なんでオレにそこまで負担を強いるんだ』という思いは生じるだろうが。しかしそうやって問題化していくわけでもあってねえ(彼の場合は、空港の受付のお姉ちゃん等々に緊張を強いたわけだし、さらには現場の人間に自分の搭乗を助けるよう強いようと思ったわけだ―予めその旨、伝えていれば、屈強な男二人を介助に用意したかもしれない場面で)。
…「なんでわたしだけ!」と思ったりして、理不尽とは、思えますがね。『「こんなはしたカネでは研究なんかできるはずがない」という理系先生にお金を回すために文系に配分してきた金を削る』とか。そのはしたカネでなにかなされるわけでもなさそうで、私は外部機関からお金を頂く金策に走り回って間接経費を皆様に献上する栄誉を頂き、褒章として「どうせ文系だから」などというお気持ちを頂き、結局私の業績があがる結果に陥るわけなのだろう。
そうして、そうであっても、末端文系としては、研究者として社会的な認知を得るのは、相当の困難を強いられるのは確からしいのだ。いやぜひとも味わいたいわけではないが。
閑話休題
基本的に、車いす利用者に未対応だった事が問題としてあった。これまで対応されてこなかったのが、騒動になってようやく設備が改善された。本来、こんな騒ぎにならなくても、対応できるようにしておくべきだったのに、どうしてそれまで未対応だったのかを問題にすべき。
— 片瀬久美子 (@kumikokatase) 2017年6月28日
こういうことでもあるし
航空会社は基本的に厳密なオペレーションで安全確保を成し得ているので、客のゴネで対応を変えたり、融通を効かせることの方が問題。障害者の搭乗は緊急時の「90秒脱出ルール」にも影響を与えるものなので、ここで融通を効かせてはいけない。https://t.co/ylj1luuKMi
— sis_sis (@sis_sis) 2017年6月28日
こういうことでもある。
なお、それなりにあれこれ削った上でお安く飛ばすという航空会社さんらしくあり、「融通を利かす」ようなより手厚いサービスを求める向きはきっちり多額のお金をサービスに支払うとよい。
なお私は公務出張なのでエコノミー、荷物扱いらしいのであまり大きな口はたたかない方向で。飛行機会社さんにはいつも安全な運行、ありがとうございます。つぎもANAさんですね。
facebookを見ると意外な人達が「航空機に要車椅子で乗るのに数日前に事前相談しないのは絶対に許せない」と吹き上がっていて驚く。じゃあ、旅先で怪我して車椅子使う羽目になったら、格安航空券は放棄して会社の休みも延ばして延泊の手配もして片道通常チケット取り直しなのかな?あほらし。
— SAKIYAMA Nobuo/崎山伸夫 (@sakichan) 2017年6月28日
できるだけ融通はきかせてほしい、ので、ふだん、日常的には先方に負担をかけないように心がけたい。
また、こんどの旅で車椅子をつかうような怪我をしたら―飛行機搭乗前日ないし朝には連絡を入れておくようにしたい。
なお教育者としては
「since he was paralysed from the waist down in a school rugby accident in 1990」
…学校の安全管理について考えたいところ。
この記載からは、授業か部活かの事故と見え、指導者側の責任があるものね。
バニラエアの件で思い出したが、車椅子生活だった桂宮宜仁親王殿下は、ご自身が積極的にお出掛けになることで、日本各地のバリアフリーがより一層進むことも意識されていたという。 pic.twitter.com/GPJvfg2Tzy
— 玉蟲 (@TAMA6SI) 2017年6月28日
これは見事なご見識なのである。
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