空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

絵描きさんの言葉を手がかりに努力とか気合とか、まあ一般的に必要であろう要素について確認する

2019-03-21 17:53:00 | Weblog
 追随者をたくさん生んだっぽいtweetから:





 学者(希望者)でもねえ、もっと楽な方法はないんですかとかいう子がいるのよ…。
 成人式を二十年前に終えたよーなおっちゃんがね、基礎訓練がイヤだからってそんなことを言ってきたのよ…。



 まあねえ、まずは顕微鏡の使い方とか、ビーカーの使い方とか、ピペットの使い方とかあるでしょう、そういうのをおしえてみたら、”そんなのはいいんで、STAP細胞について業績をあげるにはどうしたらいいのか、教えてください”的なー…。



 わかりみがふかい。



 まあ私も、学者としての道を某権力者に潰される恐れがあり、そうなったら絵で食いつなごうとか思ったりもする。が、毎日絵を描いて、丸一年位したらそこそこフォロワーがつくレベルになるとして、ををっこれはっと思われるレベルになるにはさらに二年位必要なはずで―うまくいっても―

 …まあなんか、自分の近くの領域で別の領域を開拓するほうが早いんじゃねーかなーとか思う。
 だいたい、いまだってわたし、「専門」領域は三つ四つあるんだ。10年あれば3領域くらいでそこそこいけることがわかったしなあ。

 あとまあ



 なんて言葉を参照すると、私を潰しにかかった連中は自然にフェードアウトしそうでもあるしなあ。
 …気合もそうだが、能力が足りてないのはこの一年間ではっきり解らざるを得ないのではないかなあ…。



 長く注目を受けなかった学者希望者に多少指導したら、多少の賞賛を得るようになったらしいのだ。彼の主観的な労力は、それまでの苦しさと比べれば、大変少ないものだった―だろう。「あー、こんな簡単に」業績ってのは挙がるんだなー、と思ったものかと思われる。

関連:「人の表現物の批評ばかりしていると「創造力を批判力が上回って」自ら表現ができなくなるという話



 うん…まあいるよね…。誰がどうとか、誰にどう言われたとかばかり気にして・話題にして、自分の論文を書く手が動かないたぐいのひと。



 まあ私はこの点でも悪かったかなあとは。私はタダで自分の研究資料もなにも放出した。指導も無料でやった。だからだろうか、彼らは、私の技術もなにも無価値なものと思ったものだろうか。

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