空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

最近の武田邦彦の扱われ具合に接して『銀英伝外伝3』の文章を思い出すのこと

2018-07-17 08:51:36 | Weblog


 では含蓄に富む大娯楽作品『銀河英雄伝説・外伝3・千億の星、千億の光』(田中芳樹、創元SF文庫版、68ページ)から参考になる文章を引用:

同盟から帝国へ逆亡命した人間の存在は、帝国にとって貴重な政治宣伝の素材となりえる。”永きにわたる叛逆の迷夢からさめ、正道にたちもどれば、このように厚く遇されるのだ”というわけで、個人の人格より政治性を優先することは、いずれの国においても差はなかった。それにしても、逆亡命者が貴族の娘と結婚した例は、やはりめずらしいように思われる。

 この文脈で述べられるリューネブルクがどんな扱いをうけ、どういう末路を辿ったかは作品を読んで欲しい感。

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