空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ジャンボタニシ駆除手法開発:佐世保高専

2019-06-06 10:59:04 | Weblog
アクアカタリスト 【朗報】厄介者『ジャンボタニシ』を電気でおびき寄せ、超音波で駆除する方法が開発される 佐世保高専 2019年05月27日 時間: 10:00

livedoor ジャンボタニシ 捕獲にビリビリ有効 おびき寄せて超音波で駆除 2019年5月26日 7時0分 日本農業新聞

長崎県の佐世保工業高等専門学校の柳生義人准教授(電気電子工学科)は、水田作物を食害するスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)を電気でおびき寄せ、超音波で駆除する方法を開発した。薬剤を使わず土壌への負荷もない。佐賀県で行った実証実験では有機レンコン園地に48ボルトの電圧を24時間流した結果、約600匹の捕獲に成功

柳生准教授によると、ジャンボタニシは電極に電流を流すと負極側に集まる習性がある。佐賀県白石町の縦80メートル、横50メートルの有機レンコン園地で実験した。正負の対の電極数枚を園地のへりで水没しない深さの場所に数メートル間隔で設置。電気を流すとジャンボタニシが集まった。他の生物に影響は見られなかった

実験園地の外で行った超音波による駆除実験では、周波数の異なる三つの超音波を15秒~7分当てた結果、低周波(28キロヘルツ)の駆除率が高いことが分かった。今後は各研究成果を組み合わせ、生産現場で実用化できる仕組みを作る

 これはすばらしい。
 これぞ、ローカルな学校があるべき理由のひとつとして称えるべきものかと。見習いたいなあと思えるレベル。
 有効範囲の問題はあるにせよ、わりと本格的防除にも(人海戦術的にはなるにせよ)使えるかなあと思しい。なにしろ、ひとばん放置しておくだけでいけるというたいへん合理的な省力化が好ましい。

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