受けたくないサービス

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07月27日(水)
町内ご近所でおこる話し (21)
短い時間の方がいいサービス
 月に一度ずつ歯医者と床屋へ行っている。やってもらうサービスはどちらも同じで,背もたれが倒れるいすに腰掛けて,複数のスタッフに首から上を危ない刃物や尖りものを持って処置される。違うのはその日を予約するかしないかだけである。

 歯医者には連続して5年ほど同じところへ通っている。上下の3分の2は金属に変わっている。その間院長以外の先生は半年後には顔を見ない。研修医としての修行なんだろう。一方歯科衛生士は,治療台の数と同じで4人いる。2人はわたしの治療開始からいるので歳はもう二十六七になるだろう。白衣の天使も街でときどき見かけるときは着飾った娘さんである。
 床屋には個人経営の2人のところへ通っていたが,今は10台も並んでるすばやく仕上げてくれるところへ通っている。歯医者とは逆に女性のスタッフは1人で男性が数人いる。行くとすぐに空いてるいす(鏡の前の散髪台)に座って順を待つ。通ってる歯科で待つ椅子(硬い事務いす)とは比べ物にならないくらい座り心地がいい。以前の床屋は4200円の料金で1時間以上もかけてこねこね顔をこね回しいつまでもやってくれてるのに対して,必要な処置だけさらりとやってくれるのがなによりのサービスである。

 歯医者のサービスは何をさしていうのだろう。院長一人の力の影響が大きい。治療の結果自分の歯がなくなっても透過的に(あたかも自分の歯の様に)使用できる歯になっていることが本命のサービスに違いない。歯科衛生士もサポートして一生懸命やってくれるが,手袋をはめた手で治療をし,その手で脱いである患者の下足をそろえてくれる。これはよけいなサービスである。
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