
以前、CARBOYのPTR(プライベートチュ-ニングリポート)へweb投稿した文章、掲載されるかどうか?楽しみにして待っていましたが、結局不採用だったのでブログにupしちゃいます。※
* 2008,5 修正追記
(1月号に掲載され、一旦引っ込めてましたが、半年経ったので再アップしてみますです)
(下記の内容がお気に召されましたら、今後ぜひ、CB誌のご購読をお願いします!)
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フルバケットシートの生地破れをDIY補修してみて、やってみなきゃ解らない“ちょっとしたコツ”などあったのでレポートいたします。
CB読者ならバケットシート(特にフルバケ)装着率は高いと思いますので、既にご存知・ご経験のあるの内容かと思いますが、フルバケって長年の乗り降りで、ドア側モモのサポート部分が結構ヘタって、生地が破けてきますよね。
そこで補修生地を使って直すワケですが、僕のバケット、破けた部分を放っといたせいで、亀裂が20センチ以上にもなってます! しかも肩のほうも3点シートベルトが擦れてご覧の通りに・・・

某アフターパーツメーカーから『バケットシート補修布』と銘打って専用布が売られてますが、僕にとっては微妙に長さと量が足りません。そこで、永年“マルビ”である僕のお財布にも優しくて、見栄えもカッチョイイ、流用できるモノはないか? と探してみたところ、自転車・スクーターのサドル補修用 『のび~る 粘着合皮シート』なるものを見つけました。(ホームセンター価格で800円前後、3枚重ね張りしても結果、半分以上余るほど充分な大きさでした。半艶消しなのもカッチョイイ)

普通なら、この合皮シートを破れた部分に充てがって終了、ってトコロですが、CB野郎ならそこで一工夫。
それは『スポンジ追加』です。(写真右側のヤツがスポンジ)
(このフルバケが僕の人生、初フルバケですが)フルバケって使ってみると、乗り降りの際、この破れやすいモモサポート位置にいったんお尻を落としますよね。その時、シェルのエッジが効いててケツが痛い思いをしますよね。(僕だけかな?)
しかもそのせいで、大事なジーンズがあらぬところから破けちゃったんですよ。
そこを改善・予防すべく今回、スポンジ(1センチ厚・190円/1枚)をかませてみました。

写真のようにポイント部分をスポンジで覆うようにします。
スポンジの材質によっては、傷が入るとその部分からみるみる裂け始めてしまうので、予めクセを点けておいてあげるのが良いと思います。(ちなみに僕は、関係ない場所ですが若干裂けてしまいました)
あとは破けた生地を出来るだけ寄せておいてから、合皮を充てがってやりました。
のび~ると謳ってるだけあって、ものすごく貼り易いです。見栄えを良くする為に、座席の内側から外に向け引っ張りながら貼り付け、最後余った部分はエッジの裏に適当に巻き込んでフィニッシュです。
ただしここで注意点があります!
この合皮生地は薄いので、二重三重に貼ると、下に貼ったシートとの段差が目立ってしまうことと、粘着力が弱いことに気をつけて下さい。
なので、プロっぽくメチャ綺麗に仕上げたいかたは、一枚貼り仕上げにし、無駄になってもいいから1回、テスト張りをしてみて型紙(裏紙)を採っておくのが良いと思います。
次に肩の部分です。
中のスポンジがずれてしまっているので、先ずは元あった位置まで引っ張り上げてゴム両面テープで留めてから、破れた元布を引っ張り寄せます。
その後はモモの部分と同じように、合皮を充てがって出来上がり・・・

の筈ですが、写真を見るとなんかカッチョ悪りぃですね・・・
ドアを閉めていてもココの部分は外から見えるから、もっとカッチョ良く仕上げたいところです。“スパルコの肩当て部”みたいにね!
そこで、『くの字』状に切って重ね貼り。

我ながら上手くいってご満悦^-^
くの字に切る事自体、難しいことはありませんでしたが、上端・下端のエッジを丸くする処理が結構難しいです。ココも一枚無駄にしていいから、試し貼り&型採りをオススメします。(自分はモノグサなので、そのまま一発貼りで終了。汗)
そうそう、後ろは適当です。巻き込ませちゃって終了。後ろまで綺麗にしようとすると難しくなるので、オモテを重視し、裏は潔く切り込みを入れ、フィニッシュは巻き込ませてあげたほうが結果として綺麗に仕上がるかと思います。
以上、作業自体は1時間半もあれば出来ると思います。
(しかし、欲かいて掃除・なか綿干し・脱着なんかも始めちゃうと4時間コースになっちゃうので、ペース配分は計画的に。)

* 2008,5 修正追記
(1月号に掲載され、一旦引っ込めてましたが、半年経ったので再アップしてみますです)
(下記の内容がお気に召されましたら、今後ぜひ、CB誌のご購読をお願いします!)
フルバケットシートの生地破れをDIY補修してみて、やってみなきゃ解らない“ちょっとしたコツ”などあったのでレポートいたします。
CB読者ならバケットシート(特にフルバケ)装着率は高いと思いますので、既にご存知・ご経験のあるの内容かと思いますが、フルバケって長年の乗り降りで、ドア側モモのサポート部分が結構ヘタって、生地が破けてきますよね。
そこで補修生地を使って直すワケですが、僕のバケット、破けた部分を放っといたせいで、亀裂が20センチ以上にもなってます! しかも肩のほうも3点シートベルトが擦れてご覧の通りに・・・


某アフターパーツメーカーから『バケットシート補修布』と銘打って専用布が売られてますが、僕にとっては微妙に長さと量が足りません。そこで、永年“マルビ”である僕のお財布にも優しくて、見栄えもカッチョイイ、流用できるモノはないか? と探してみたところ、自転車・スクーターのサドル補修用 『のび~る 粘着合皮シート』なるものを見つけました。(ホームセンター価格で800円前後、3枚重ね張りしても結果、半分以上余るほど充分な大きさでした。半艶消しなのもカッチョイイ)

普通なら、この合皮シートを破れた部分に充てがって終了、ってトコロですが、CB野郎ならそこで一工夫。
それは『スポンジ追加』です。(写真右側のヤツがスポンジ)
(このフルバケが僕の人生、初フルバケですが)フルバケって使ってみると、乗り降りの際、この破れやすいモモサポート位置にいったんお尻を落としますよね。その時、シェルのエッジが効いててケツが痛い思いをしますよね。(僕だけかな?)
しかもそのせいで、大事なジーンズがあらぬところから破けちゃったんですよ。
そこを改善・予防すべく今回、スポンジ(1センチ厚・190円/1枚)をかませてみました。

写真のようにポイント部分をスポンジで覆うようにします。
スポンジの材質によっては、傷が入るとその部分からみるみる裂け始めてしまうので、予めクセを点けておいてあげるのが良いと思います。(ちなみに僕は、関係ない場所ですが若干裂けてしまいました)
あとは破けた生地を出来るだけ寄せておいてから、合皮を充てがってやりました。
のび~ると謳ってるだけあって、ものすごく貼り易いです。見栄えを良くする為に、座席の内側から外に向け引っ張りながら貼り付け、最後余った部分はエッジの裏に適当に巻き込んでフィニッシュです。
ただしここで注意点があります!
この合皮生地は薄いので、二重三重に貼ると、下に貼ったシートとの段差が目立ってしまうことと、粘着力が弱いことに気をつけて下さい。
なので、プロっぽくメチャ綺麗に仕上げたいかたは、一枚貼り仕上げにし、無駄になってもいいから1回、テスト張りをしてみて型紙(裏紙)を採っておくのが良いと思います。
次に肩の部分です。

その後はモモの部分と同じように、合皮を充てがって出来上がり・・・

ドアを閉めていてもココの部分は外から見えるから、もっとカッチョ良く仕上げたいところです。“スパルコの肩当て部”みたいにね!
そこで、『くの字』状に切って重ね貼り。

我ながら上手くいってご満悦^-^
くの字に切る事自体、難しいことはありませんでしたが、上端・下端のエッジを丸くする処理が結構難しいです。ココも一枚無駄にしていいから、試し貼り&型採りをオススメします。(自分はモノグサなので、そのまま一発貼りで終了。汗)

以上、作業自体は1時間半もあれば出来ると思います。
(しかし、欲かいて掃除・なか綿干し・脱着なんかも始めちゃうと4時間コースになっちゃうので、ペース配分は計画的に。)
