残念。プロドライブがF1参戦の計画を断念。

2008-01-13 15:04:34 | Formula One
元B.A.Rホンダの代表を務めたデビッド・リチャーズが、プロドライブのF1参戦計画を断念すると表明しました。
これはイギリス「オートスポーツ・インターナショナル・ショー」の会場で語ったもので、将来的なF1参戦も無いとのことです。
プロドライブはカスタマーシャシーが許可されるとの見通しのもと、マクラーレンのシャシーとメルセデスのエンジンを流用し参戦するとみられていました。

2008年のエントリーを見送った後も、F1参戦を完全に諦めたわけではないと主張していました。
その時は「我々はF1に参戦したいという野心を今でも持っている。FIA、FOA、各チームによる新コンコルド協定が条項を明確化すれば、F1参戦は可能になるかもしれない。そして新たに協定が結ばれれば、将来の参戦計画をどの程度変更するべきか、検討することができるだろう」とコメントしていました。

プロドライブF1参戦計画を断念したデビッド・リチャーズのコメントです。「我々はF1に参戦する十分な意志と体制とを持っていたが、結果的にカスタマーシャシー使用での参戦が認められないというレギュレーションのもとでは、事実上エントリーが不可能であると認めざるを得ない。我々はまだ2009年に向けて何が起こるかを待っているが、しかし現状のままでは自らマシンを作って参戦するというのは難しい。我々の道を閉ざしたのは、ルールそのものが変わってしまったからに他ならない。それが唯一の理由だよ」とのことです。
カスタマーシャシー問題の行方は依然として明確でないですよね~
現在参戦しているトロロッソとスーパーアグリについては2年間の猶予が与えられたそうですが…
2006年だか2007年だかに、12番目のチームとしての参戦権利を勝ち取ったプロドライブですが、参戦権が2009年も有効であるのかは不明です。有効であれば権利を売ることが考えられます。

オイラはプロドライブの参戦断念はガッカリです。1つでもチームが多い方がいいなと思っているので有効であることを願います。

ガッカリしているのはオイラだけではないでしょう。マクラーレンのテストドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサとゲイリー・パフェットは、プロドライブの2008年レースドライバー筆頭候補でしたね。残念がっていることでしょう…
特にデ・ラ・ロサは2年連続でマクラーレンのレースシートを逃し、プロドライブのシートも無くなり、最高にガッカリしているでしょう。「レースに戻れる可能性がないようであれば、状況を見直す」とコメントしています。


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