スーパーアグリがピンチ!?フィリッピが大金を持っている?

2007-12-13 23:53:43 | Formula One
ドイツのモータースポーツ専門紙であるAuto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)誌が、ホンダがスーパーアグリへの資金援助を打ち切る可能性があるのでは?と報じています。
同紙によると、スーパーアグリの運営費の半分以上はホンダが捻出したものであるようで。それについてホンダ上層部からサポートは必要か?と言う疑問の声が上がっているようです。そのため今週中にもホンダの上層部役員たちが会合を行うのでは?とのことです。

現在、スーパーアグリは財政面で相当苦しい思いをしていることが予想され、今シーズンはタイトルスポンサーとなったSSユナイテッドの契約不履行もあり、
シーズン後半には開発を進めることがままならなくなりました。シーズン終了後には約150人規模だったチームスタッフのうちの約30名のスタッフを解雇し、チームの将来に対する不安がささやかれています。

その会合で、スーパーアグリへのサポート継続が可能かどうかを決定するようだとのことです。
ホンダにはロス・ブラウンが加入しましたね。来シーズンは1チームに集中させるべきでは?という結論が出される可能性があります。
ですがホンダにとって、スーパーアグリは決してお荷物ではありません。とてもよい利点もあります。コスト削減のためテスト制限が設けられる中、ジュニアチームが存在すれば、ワークスチームはそこからデータを得ることができると共に、ドライバー候補を走らせることもできます。
先週行なわれたヘレス合同テストでも、ドライバーの入れ替えを行なっていましたね。二つのチームのマシンが全く同じように見えましたが、気のせいでしょう。

会合と言うのは、あくまでもドイツ誌での噂ですよね。ですがスーパーアグリが厳しい状況というのは間違いなさそうです。
そんな中、ホンダの支援を受けているルカ・フィリッピが、スーパーアグリの2008年レースシートを獲得するかもしれないと、スイスのBlick(ブリック)紙が報じています。
フィリッピが個人スポンサーを伴ってチームに加入するとのことで、1,000万ユーロ(約16億3,300万円)近くをチームにもたらすことができ、佐藤琢磨のチームメイトになるのでは?とのことです。
今シーズンのフィリッピは、GP2にスーパー・ノバから参戦し優勝しています。ホンダの来シーズンのテストドライバー候補で、先週のバルセロナとヘレスの合同テストに参加しホンダとスーパーアグリのマシンに乗っています。いいドライバーですよね~
でもホンダのテストドライバーはツーバールになるんじゃないのかな?コンウェイと3人共かな?ロシッターはどうなるのでしょう??は、スーパーアグリか…どっちのテストにも参加してるので、よく分からん。

まだ決まったわけではありませんが、ここはチーム存続のためアンソニーには辛い思いをしてもらいましょう。個人的には好きなドライバーなのだが…チームのために…ゴメン。