トロロッソが新車「STR2」を発表。

2007-02-14 23:54:15 | Formula One
トロロッソは、プレスディ後に新車「STR2」のお披露目をし、シェイクダウンを行なう予定だったそうですが、セッション終盤数分前にニックがコースアウトをしたために赤旗が出てしまい、予定されていたシェイクダウンは出来なかったそうです。後日トニオのドライブで行なうとのことです。
ベルガーはトニオと契約した理由について、「2006年に1ポイントを獲得し、トロロッソにとってはこれが唯一のポイントとなっている。彼の信頼性を信じて、彼と契約を更新した」との理由だそうです。
トニオは国際F3000でチャンピオンになり、F1に上がって来るときは凄い話題になりましたよね。強気なコメントで、フェラーリも欲しがっていたドライバーでした。ですが今はパットしませんね、早いドライバーだとは思っているのですが…

カラーリングは昨年同様の赤牛が描かれています。オイラ的には好きな柄ではありませんね。
マシンを見てみると、全体像はレッドブル「RB3」に似ていると言われても仕方ないですね。バックミラーの取り付け位置や、ノーズやサイドポッドの絞り込みなども、ほぼ同じ場所に見えます。
トロロッソ首脳陣は、レッドブルのマシンとは異なるエンジンを搭載していることと同様に、ボディワークやマネジメントシステムなどのアイテムは全く異なるものだと主張しています。

ゲルハルト・ベルガーのコメントです。「見ればわかると思うが、エンジンも異なるし、細部も大きく異なる。これは完全に別のマシンだし、まったく合法的なものだ。カスタマーカーというのは、他のチームに行き、お金を払って提供してもらったマシンを指すんだ。今回のマシンはそうではないし、レッドブル・テクノロジーとの協同が決まる前に、我々は法的なアドバイスも受け、FIAにも確認をとった。我々のマシンがルールの範囲内であるということに、十分に確信を持っている。コンコルド協定について、異なった解釈をしているんだ。そして私は、スパイカーやウイリアムズが持つ解釈の仕方を大いに尊重しているが、それは我々とは異なるということだ。我々は今季、ポールポジションも勝利も挙げることはできないだろう。しかし、我々は昨年よりも前のポジションで、より大きなチームと争うことができるはずだ。我々にとってはこのマシンを走らせることは大きなチャレンジになる。今までのマシンとはまったく違うからね。でも、次のステップを進める事に対しては自信を持っているよ」とのことです。

やっぱり、このチームはベルガーとトニオ以外には魅力無いな~。
ミナルディの復活を願います。ポール・ストッダートさん頑張って!!

残るはスーパーアグリです!