トロとSAに、法的措置!?訴訟!?マシン使用禁止命令!?

2007-02-08 23:53:24 | Formula One
まだ、新車発表を行なっていないのは、トロロッソとスーパーアグリの2チームとなりましたね。
この2チームのニューマシン発表が大注目です。

ようやくアルバースのドライブによってシェイクダウン走行が行なわれたスパイカーですが、チーム代表のコリン・コレスは、トロロッソとスーパーアグリとが今季レギュレーションの精神に反するマシンを走らせようとしていると主張しました。
トロはレッドブルの新車「RB3」の改造型を、SAは昨年のホンダ「RA106」を使用すると言われています。カスタマーマシンのことですね。
それを阻止すべく、他チームと共に法的措置を取る用意があるとのことです。
この件に関しては、ウィリアムズも怒っていましたね。
ウイリアムズとスパイカーは、場合によっては開幕戦メルボルンでマシン使用禁止命令もあると、訴訟も辞さないことを示唆するなど強硬な態度を示しています。

これに対してベルガーは、新車がルールに則ったものになるように、チームはコンコルド協定の全ての規約をチェックしたとのことです。
ディートリヒ・マテシッツとベルガーがコメントしています。「FIAに痛くない腹を探られないよう、私たちはコンコルド協定の文面を注意深くチェックした。そして私たちには何の問題もないという結論に達したんだ。ルールの範囲内さ。だから、もう後戻りはできない。彼らが訴えたければ、それでもいいさ。判決を聞いてやろうじゃないか」とのことです。
ベルガー強気ですね。スパイカーとウィリアムズは負けるのが怖いだけだとも言っています。

スーパーアグリはマシンのことには触れていませんが、マネージングディレクターのダニエル・オーデットは、ギド・ヴァン・デル・ガルデがスパイカーに移籍した件に関して法的手段に出る考えがあるとのことです。

この下位4チームは開幕前からドロドロですな。今年はこの4チームのバトルにも国際映像がよく追っかけそうです。

スパイカーの新車がさっそくクラッシュしたようです。スーティルは無事だったようで、安心しました。
マシンのカラーが赤に変わっていましたね。開幕戦にはどんなカラーになっているのでしょう。