本日から3日間、1学期の期末考査を行います。
テスト中は、SHR(ショートホームルーム)を真っ先に行います。その後、試験となります。
写真は、3年生の試験科目を記した黒板です。
生徒諸君は、日ごろの勉強の成果を十二分に発揮してほしいと思います。
中学校と違い、高校の定期考査は、試験が終われば、放課となります。
私が中学生だった頃は、もう今から40年も前のことですが、当時から中学校の試験問題は印刷所で印刷された、真っ白な上質紙で試験を行っていました。
ところが、高校に入って配られた試験の問題用紙と解答用紙を見ると、なんと更紙に手書きの試験問題で、大変驚いた記憶があります。
私が高校の教員となったのは、まだ、ワープロもパソコンもない時代でした。昭和57年に水戸市でみたワープロは1000万円もしていました。その時代、活字といえば、和文タイプでした。それを使って試験問題を作るのでは時間がかかりすぎるので、自分も手書きで試験問題を作っていました。昭和60年(1985年)頃でしょうか、ワープロもまだ購入価格が20万円近くしましたが、それを購入し、試験問題をつくりました。画面が5行くらいしか見えないそんな機械でしたが、それでも手書きよりかなり綺麗に問題を作成できました。それからあれよあれよという間に、パソコンを購入して作成するようになり、その後、インターネットの時代になりました。
私は試験問題をガリ版でつくったことはありませんが、その時代は、今考えると大変な時代だった思います。学級通信をガリ版で作成したことはあります。
一方、パソコンの導入で、便利になった分、紙の消費量も増えたような気もします。また、「ガリ版講座」で先輩の先生方の見事な「職人技」を羨望のまなざしで眺めた頃がなんとも懐かしく思いだされます。