抵当権、根抵当権

2019-04-06 16:39:13 | 法律

 抵当権

 抵当権とは、債権者が担保の目的物(土地・建物などの不動産)を預かることなく、担保の提供者(抵当権設定者)に、担保の目的物をそのまま使用していただいたうえで、万一借主が弁済しない場合、その物件を売却しその代金より優先的に弁済を受けることができる権利をいいます。なお、抵当権に関わる権利の設定、消滅などの事実関係を契約当事者以外の第三者に示すため、抵当権設定登記を行います。

 根抵当権
 
 抵当権は特定の債権のみを担保する権利であるのに対して、根抵当権は継続的な取引から発生する複数の債権を一定の極度額(最高限度額のこと)を限度として担保する権利のことをいいます。抵当権同様、第三者に根抵当権に関わる権利の設定・消滅などの事実関係を公示するため、根抵当設定登記を行います。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。