現在、高校野球の熱い戦いが繰り広げられています。
今私が住んでいる県も故郷の県もベスト8に進み
応援に力が入ります。
テレビで見ると、甲子園は満席で人気があるのが分かります。
何故、高校野球はこれほどまで人気があるのでしょうか?
私は中学、高校とバスケットボールをやっていました。
ある年、広島県でバスケットボールの世界大会が夏に開催されました。
各国からスーパースターが来日しました。
私は見に行きたかったですが叶いませんでした。
その際に外国人記者が日本人に対して大きな疑問を持ったといいます。
それは、『なぜ日本人はプロも参加しているバスケットボールの世界大会よりも、高校生がやるアマチュアの野球大会を応援するのか?』という疑問でした。
確かにスポーツの種類は違えど、各国の代表選手が行う大会と高校生が行う大会を比較して
高校の方が人気があるのは不思議です。
私は理由は3つあると考えます。
1つ目は地域のシンボルでもある学校が出ている大会だから応援したくなる事です。
人はより小さいグループに所属している方が連帯感が出るように思います。国より、県や出身校の方が親近感が湧きます。
2つ目は高校生はピュアであり一生懸命である事です。
アウトになると分かっていても全力で走り、
負けると泣き崩れる。
高校3年間という限られた時間で精一杯頑張る姿を見ると感動します。
また自分の若い頃と重ねて共感する人も多いでしょう。
3つ目は文化になっている点です。
今年で第104回大会です。
今いるほとんどの人が生まれた時から行われている大会です。
野球に興味がない人でも夏の風物詩になっています。
文化になると外国人記者のように冷静に考える事はなく受け入れるようになります。
私もプロ野球は観ませんが、高校野球は応援しています。
今年もコロナや酷暑と厳しい環境ですが、怪我や悔いがないように頑張って欲しいです。
いつの間にか年齢を追い越したおじさんが応援しています😊