今日は小学4年生の娘の読書感想文を手伝いました。
手伝ったと言っても少し構成を助言した程度ですが。
娘が選んだ本は
かこさとし の『みずとはなんじゃ?』
という絵本です。
読書感想文に絵本は良いのか悪いのか分かりませんが
子どもに分かりやすいよう水の役割や大切さが書かれています。
絵本と侮るなかれ、私が読んでも水のありがたみを再認識できます。
水は水蒸気となり地球を覆っています。
この水蒸気がなければ、昼間は125度まで気温が上がり、夜間は零下170度まで下がり、
人間はもちろん、かなりの生物が生存できません。
水は血であり、リンパ液であり、身体の隅々に栄養を運び、免疫も担います。そして、尿でもあり老廃物を体外に排出します。
一つ一つは知っている知識ですが、改めて意識をすると、本当に水の恩恵を受けており、
水が無ければ生きていけない事がよく分かります。
その内容を“かこさとし”さんの素敵な絵で現しているので、絵のあたたかみと水の優しさがリンクしてすっと頭に、心に入ってきます。
娘は雨がどうして降るのかを絵本で学びました。
雨は水蒸気となった水の粒がぶつかり大きくなって降ります。
我が家が住んでいる地域は雨があまり降らない所でよく水不足が問題になります。
娘は海はあり、水蒸気はたくさんあるはずなのに何故雨が降らないのか疑問に思いました。
それはこの絵本には書いていないので一緒にインターネットで調べました。
理由は近隣の県の山脈に水蒸気がぶつかり雨が沢山降り、県内に高い山脈がない事が原因でした。
本を読んで疑問に思ったことを調べて学ぶ。
読書感想文は子どもの頃は面倒な課題でしたが
知識を詰め込む学習よりは学びは大きいと思いました。