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言語聴覚士の独り言

感覚統合と楽しみのサイクル

昨日は子どもを連れて公園へ行きました。

子ども達はジャングルジムと滑り台とアスレチックが引っ付いたような大型遊具で喜んで遊んでいました。

この様な遊具で遊ぶのは凄く発達に良いです。

子どもは様々な感覚を統合して成長していきます。

視覚で距離を測り、運動覚で身体をどれくらい動かすか測り、触覚で物性を感じて身体を変化させていきます。

様々な感覚を統合しながら遊具を渡り歩いていきます。

これくらいの距離ならどれくらい手を伸ばしたらいいか、

この位の硬さの物で、この位の温度の物を触るなら、どう触ればいいかオートマチックに判断していきます。

そのような経験を積む事で感覚が統合されていき適応していきます。

小さい子どもが柔らかい物をグチャっと握り潰してしまうのは感覚が統合されていないからです。

この考えはリハビリでも使います。

怪我や病気により、感覚が低下したり過敏になった場合は再統合を図ります。

そんな事を考えながら子どもを見守っていました。

3歳の息子はいくら頑張ってもできない遊具があります。

私は危険な時以外は手を出しません。

できない時に、違う方法や異なる方向から再チャレンジしていました。

それでもダメな時は私に助けを求めるか、

諦めて他の遊具へ行ってました。

至極普通の事ですが、大人になると中々難しい事だと感じました。

失敗から学び、再チャレンジしてダメなら、また考える。自分で解決困難なら人に聞く。諦めると決めたら他へ移る。

このサイクルの原動力は“楽しみたい”気持ちです。

大人もどんどんこのサイクルを回していきたいですね😊

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