言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

何かいいこと

2020-07-31 06:22:00 | 日記
昨日、職場の同僚が

「何かいいことないかな〜」

と言っていました。

自分の20代の頃を思い出しました。

イライラするほど

「何かいいことないかな」

と思っていました。

仕事や新しい環境に慣れて、成長や変化を渇望していたような気がします。

“何かいいことないかな”

では何も変わらないと気付き、

勇気を振り絞り、同僚の女の子をデートに誘いました。

その女の子が妻です。

それ以来、私は“何かいいことないかな”と思わなくなりました。

他人や環境に期待するより、自分で行動した方が“何かいいこと”は起こる事を学びました😊

同僚は独身の20代の男性だったので、妻をデートに誘った話までをしました。

同僚に“何かいいこと”が起きるよう影ながら応援しています。

自分の背中は自分で見えない

2020-07-30 06:15:00 | 日記
昨日、担当者会議に参加しました。

担当者会議とはご利用者を担当している者が参加して、ご利用者の状況を確認して、ケアプランを読み合わせ、同じベクトルを向いてサポートできるように話し合う会議です。

ちなみに昨日は

ケアマネージャー、司法書士(後継人)、施設、デイサービス、福祉用具、リハビリ(私)のスタッフが集まり話し合いました。

このケアマネージャーさんは私が前の職場にいた時からお付き合いがある方でした。

担当者会議が終わって少し雑談をしていると

「笑顔が増えましたね。前は少し疲れておられるようだった。移って良かったですね」

と言われました。

自分では全く意識がない事でした。

嬉しいような、疲れた顔をしていたことが恥ずかしいような😅

自分で自分の事を分かっているようで、コントロールしているつもりで、できていないんだなと学びました。

偶然、昨日、車のラジオから

スターダストレビューの根本要さんが

CDをリリースしる際に信頼できる方にプロデュースを依頼する理由を

“俺は俺自身を知っているような気がするけれど、後姿は見たことがない。でも確実に俺の後姿も含めて、人は俺だと確認しているわけだから、そんな後姿も含めてみてくれる人とアルバムを作ろうと思った”

と言われていました。

見えてない事を意識する。

とても大切だと思います。

私はご利用者の症状だけでなく、前からも後ろからもみて、多面的にアプローチをする必要があります。

また、私自身も軌道修正が必要かどうか他者に後姿を確認してもらう事も大切だと学びました。

後姿を見ていてくれる人がいる事に感謝です😊

安全領域の拡大

2020-07-29 06:31:00 | 伝えたいこと
人は生命維持の本能から安全な行動を繰り返す事を快と感じるようにできています

この安心安全な行動を繰り返して過ごせる環境をコンフォートゾーン(安全領域)と言います。

コンフォートゾーンの一歩先にはラーニングゾーン(学習領域)が広がっています

ここは、今までの経験だけでは乗り越えられないような不安とストレスを感じる場所です。

そしてラーニングゾーンの外側にはパニックゾーンがあります。

ここは、自分では対応しきれない関係で不安やストレスが大き過ぎて病気になる危険も伴います。

いつも登っている山(500m)に登る
→コンフォートゾーン

新しい山(1000m)に挑戦する
→ラーニングゾーン

エベレストに挑戦する
→パニックゾーン

となります。

自己啓発本などを読むとコンフォートゾーンにいては成長できず

ラーニングゾーンに身を置く事で成長できる。

パニックゾーンには気をつけよう。

と書いてあります。

その通りだと思います。

その通りだと思いますが、

難しいです。

慣れ親しんだ環境を変えるには相当の覚悟が要ります。

井の中の蛙は井戸の中で一生を終えることができれば幸せではないのか?

とさえ思います。

なので私はコンフォートゾーンから出るという考えではなく

コンフォートゾーンを広げるようにしようと考えています。

安全領域に身を置きながら新しいことに挑戦する。

新しいことに挑戦する癖を付けておいて、

ラーニングゾーンに飛び出せるようなビッグウェーブが来たら見逃さずに飛び乗れる準備をしています。

具体的に普段から意識的に行っているのは

初めての道を通る

初めての店に入る

コンビニでもいつもと異なる物を買う

など、初めての経験、プチ挑戦を普段から行い、挑戦する癖をつけるようにしています。

不安やストレスが少しある方が人間は良いパフォーマンスを発揮できます。

無鉄砲にパニックゾーンに突っ込んで行くのではなく、

プチ不安やプチストレスは歓迎できる精神状態に常にしておく事が成長へつながる鍵ではないでしょうか😊




人の価値

2020-07-28 06:32:00 | 伝えたいこと
最近、新型コロナウイルスの影響で金の価値が上がっているとニュースでやっていました。

これは詳しいことはよく分かりませんが、

経済が不安定な為、お金の価値が不安定となり金の価値が上がっているのだと思います。

つまり、金自体の物資は何も変わってないのに、

金は資産価値が今は上がっているという事でしょうか。


では、人の価値はどうでしょうか?

どのような時に価値が上がり、

どのような時に価値が下がるのでしょう。

いい大学に入学したら。

出世をしたら。

資格を取得したら。

どうでしょうか。資産価値は上がる可能性はありますが、人自体の価値は変わらないように思います。

では反対に

仕事で失敗したら

離婚したら

ダイエットに失敗したら

資産価値や自信の喪失はあるかもしれませんが、価値自体は絶対に下がりません。

では、何が価値を決めるのか

自分です。

人は相対的にしか自己を分析できません。

つまり、人と比べて自分を理解するしかないのです。

人と比べると、どうしても人の良い所だけ見てしまい、自分の価値を決めてしまいます。

また、小さい失敗でも自分はダメな人間だと思い、自分には価値がないと思ってしまいます。

また、自分は価値がない、ダメな人間だと思い続けるとメンタルに不調をきたします

ではどうすればいいのか。

①何があろうと人自体の価値は下がらないと理解する

②人は相対的に自己分析をするしかないが、分析結果で価値を自分で下げない。落ち込まない。

③価値を決めるのは自分と理解して、相対的ではなく、主体的に価値を上げる。

例えば、ダイエット中にお菓子を食べてしまったら

ああ。なんて私は意志の弱い人間だ。ダメだなあ〜

ではなく、

今日はうまくいかなかったけど、健康志向でダイエットを頑張る自分。素敵やん。

今日、うまくいかなかった原因は何かな?

と自問自答で成長する。

が正解だと思います。

こうすると価値は下がらず、自分の中で価値が上がっています。

大きな失敗、損失、別れの後はこんな事考えられないかもしれませんが、

人の価値は何があろうと赤ちゃんから変わりません。



名前

2020-07-27 06:14:00 | 日記
子どもの時、自分の名前の由来を母に聞いた。

すると

「家の近くに三上山があるやろ」


「あそこに昔、山を7周半も巻ける大蛇が出て、皆恐れたんやって」

「それを退治した人が俵藤太秀郷って言って弓矢で退治したんや」

「その人のように、強くて優しい人になるように名前の一部をもらって名前を付けたのよ」


私は妙に嬉しかった記憶があります。


大人になり娘を授かりました。

名前を考えます。悩みました。

母に姓名判断や占いの類をやったのか尋ねました。

すると


「やってないよ。理由はどんなに偉い人よりも親が子どものことを一番愛している。だから、親が子を想い付けた名前は何にも負けないの」

妙に説得力があり、そんな母に名前を付けてもらった事が嬉しくなりました。




カンナの花です。

今の季節に咲きます。

娘の名前の由来です。

花言葉は“情熱”

女の子に花の名前を付けるのは良くないと聞いたことがあります。

そんなの関係ありません😊


昨日、散歩をしていて思い出したエピソードでした。