言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

相手を知る

2021-08-31 06:36:00 | 日記
私は訪問してリハビリを提供する仕事をしています。

新規のご利用者の依頼があり、サービス開始となるとカルテを作成します。

カルテ(紙媒体)のファイルには

保険証関係(医療、介護)
指示書
ケアプラン
サービス提供表
訪問看護計画書
基本情報(疾患など簡単なその方の情報)
サマリー(あれば前医からの紹介状)

など上記必要書類とその方に関わる書類を全て挟みます。

次に電子カルテに保険証関係、指示書、基本情報を入力する必要があります。

早く電子化が進み関連機関がネットワークでつながり紙媒体がなくなり、事務仕事の効率化が進む事を切に願います。

愚痴は置いといて

私は言語聴覚士なのでご利用者が上手くコミュニケーションが取れないケースも沢山あります。

その際にこのカルテ作成時に情報を得ることが非常に重要になります。

名前、年齢、住所、家族構成など基本情報

現病歴、既往歴、薬剤情報、主治医からどのリハビリを求められているかなど疾患に関わる情報

他のサービスの利用状況、家族の介護力、目標など介護保険情報

介入前に分かる限りの情報を頭に入れます。

そうすることでコミュニケーションに制限がある方でも話を進める補助になります。

また、仕入れた情報と本人の話の差異などで認知機能や高次脳機能の低下に気づける場合があります。

そして、何より基本情報をしっかり頭に入れておいた方が、初対面の相手に安心感を与える事ができます。

ご利用者はどのような療法士が来るのか不安なはずです。

状況を理解した上で困り事を聞いて、それから解決方法を一緒に考えます。

この事は医療、介護従事者だけでなく

コミュニケーションを行うコツとして、相手を知ることは大切です。

相手の背景を理解していれば同じ言葉でも意味が異なるかもしれません。

初対面の場合は見た目以外に情報がないので見た目が大切なのですね。

家族や友人でも、その日やその時の状況を理解してコミュニケーションを取らないと

いつもこちらのペースだと相手は心地良くないかも知れません。

相手を知ることがコミュニケーションの根幹です。

では今日も素敵な一日になりますように😊

夏休み最後の宝物

2021-08-30 06:16:00 | 日記
小学生の娘達はコロナ禍の影響をもろに受けて

遊園地、プール、おばあちゃんの家(県外)、映画、美術館、友達の家

ことごとく中止となりました。

昨日は子ども達にとって、夏休み最後の日曜日でした。

親心として、少しでも思い出を作って欲しくて

子ども達が大人になった時に

小学生の頃はコロナで思い出が全然ない。

となって欲しくない想いがあり

昨日は近場の川に遊びに行きました。

滝があり、清流が流れ、魚も蟹も蜻蛉もいました。

水が流れ、笑顔が溢れ、素敵な時間となりました。

帰りに牧場が経営しているジェラート店でジェラートを食べました。

帰宅後、サンダルを洗い片付けをしていると

子ども達3人の楽しそうな歌声が聞こえてきました。

妻が娘のスマホにカラオケアプリを入れたとのこと。

子ども達の楽しそうな歌声を聞いていると

私は不思議と安心感に包まれました。

きっと子ども達はコロナや様々な困難があっても、自分達で楽しみを見つけて、幸せに気付いて生きていけると感じました。

子ども達に大人が思い出を作ろうなんて、もしかしたら大人達が楽しみたいだけのエゴかもしれません😊



苦手なこと

2021-08-29 05:21:00 | 日記
まだ関係性が浅い段階で

苦手なことは何ですか?と

質問される機会があると

私は「目をつぶることです」と返答します。

話題を拡げる意味や軽い興味をひいてもらう意味もありますが

本当に苦手です。

実は

実は

私は目が大きいのです。

自分は目をつぶっているつもりでも

白目になってると指摘される事もしばしばあり

寝顔に関してはホラーとのこと…。

目が大きいもう一つのデメリットは

自転車に乗っている時に虫が入ります。

冗談ではなくめちゃくちゃ入ります。

先日も通勤の帰宅の際、片道8kmの道のりで

家に着く頃には3日間寝てない人のように目が真っ赤になり

目薬をさして、ティッシュで拭うと、小さな虫が3匹も出てきました😳

私が住んでいる所が田舎という事もあり、この時期の悩みです。

サングラスは夜にはかけられず、夏場の間だけなので我慢してきましたが

ついに解決策を見つけました!



コスパもよく、夜でも視認性を損なわず、快適に走る事ができます。

昼間でも紫外線はカットしてくれます。

花粉の時期にも◎だそうです。

虫や花粉でお困りの方は是非お試しください😊




娘とデート

2021-08-28 10:22:00 | 日記
今朝は長女(12歳)と美容院デートに行ってきました。

デートと思っているのは私だけでしょうが💦

普通に表現すれば娘を美容院へ連れて行っただけですが💦💦

前にブログにも書いた事がありますが、

私が行っている美容院は

美容師さん
音楽
インテリア

その場の空間全てが私の好みに合い

凄く心地好い空間です。

先週買ったばかりのお気に入りのTシャツを着てルンルンです♪

美容院を出てから、ケーキを餌にカフェへ。

いつまでデートしてくれるでしょうか😊

私の本音は妻とデートがしたいです😚


感謝を伝える大切さ。

2021-08-27 06:21:00 | 日記
私は訪問してリハビリを提供する仕事をしています。

訪問看護ステーションで勤務する前はデイサービス、その前は病院で働いていました。

学生時代のアルバイトを除けば言語聴覚士しかやっていません。

組織の中で働いていると、業務や人間関係で悩むことがあります。

そういう時は、目の前の患者さんとリハビリを行う事に集中していました。

患者さんの事を考えていれば、その他のゴタゴタは頭の隅っこに追いやれます。

また、高齢の患者さんやご利用者は、義理堅く、訓練終わりや退院時に

「ありがとう」と言ってくださる人が多く、自分の存在意義を感じることができます。

したがって、リハビリ職や看護師など直接サービスを提供する職種はいいですが、

事務職や調理スタッフなど直接関わる事が少ない職種の方はモチベーションを維持するのが難しいのではないかと感じていました。

昨日、今勤務している訪問看護ステーションの社長が

当社で勤務している事務職の方が試採用期間が終わり正社員になるタイミングで

「現場のスタッフはご利用者から沢山の感謝や元気を直接もらえるが、事務の〇〇さんはそれが出来ないから私達から感謝を伝えよう」

と提案がありました。

もちろんスタッフ全員賛成で感謝の色紙を渡す事になりました。

医療や介護はチームで仕事をしており、

現場スタッフだけでは成り立ちません。

それぞれがリスペクトし合い、相互に感謝する事が大切になります。

この事は家族間でも同様かもしれません。

外で仕事をしている人は家庭以外で存在意義を構築できるかもしれませんが、

専業で家事をしていると、家族からの感謝やその言葉がないとモチベーションが維持できないですね。

周りの人あっての自分であり

その事に感謝をする。

そして、その感謝を言葉にして伝える。

本当に大切です😊