SABUROU NIKKI

大阪のとあるパイロット訓練所での訓練日記です

牛の角切り

2012年11月10日 10時25分50秒 | Weblog

今日は11月10日。
 北海道に来て半年です。

先日子牛の角きりをしました。
牛舎で集団生活をさせるので角を伸ばしたままだと牛が怪我
をするからです。
 
 まずは子牛に太いロープで作った輪をひっかけます。
 狭い牛舎の中で、至近距離での作業ですが、難儀です。
 牛はすばしこく(牛の歩みが遅いというのは大嘘です)子
牛といえど体重100キロを超えていてパワーもすごいです

 西部劇でカウボーイが投げ縄を牛に引っ掛けるのがどれほ
ど難しいかよくわかります。
 引っ掛けたらロープの端を牛舎の柱に縛り付けて、もくし
(牛の頭につける専用の紐)をつけて牛舎の柵に縛り付けま
す。
 首を柵に固定したら、専用のはさみで角を切ります。
 切ったあとは止血をかねて焼きコテ(でっかい半田コテみ
たいなもの)で焼きます。
 5頭処理するのに1時間ほどかかりました。
 疲れました。
 
 
 昨日、大家さんから鹿の肉をいただきました。
 こちらは野生のエゾシカが大量に繁殖して農作物の被害が
有ります。
 身近には交通事故の原因になってます。
 村の自動車事故の半数は鹿との衝突事故です。
 というわけでハンターが鹿の駆除をしています。
 その駆除した鹿の肉をいただいた、ということです。
 焼肉にして食べました。
 あぶらみが少なくあっさりしてうまかったです

牛の殺処分

2012年10月31日 09時13分05秒 | Weblog

二週間ぶりのサブロウ日記です。
今日は牛の殺処分がありました。
脱臼して直る見込みの無い牛を安楽死させます。
家畜の牛や馬は足に大きな怪我をすると基本的に殺すことに

なります。

 動物を扱う仕事である以上必ず通る道ですね。
 
 獣医さんがやってきて注射を打ちました。
 しばらく息をしていましたが、数分で静かに死んでいきま

した。

 

 最近すっかり寒くなりました。
 雪の季節がすぐそこまで来ています。
 ということで冬支度をしています。
 先日は自動車のタイヤを冬用のスタッドレスタイヤに交換

しました。
 タイヤ交換は20年ぶりですかね。
 牧場のご主人にジャッキとインパクトドライバーをお借り

しました。
 手作業でボルトを締めるのと比べてインパクトドライバー

は早いです。
 一瞬で締め終わります。
 機械は本当に便利ですね。
 


里帰り

2012年10月15日 18時11分13秒 | Weblog
こんばんは
一か月ぶりのサブロウ日記です。
この数日三重の実家に帰省していました。
 祖父母に5か月ぶりに顔をみせるためです。
 100歳近いので会えるときに会っておきたかったんですね。
 (祖父母は二人とも非常に元気です。) 
 そして、何と偶然にも名古屋で国際航空宇宙ショーが開催されていました。
 もちろん行ってきましたよ。
 北海道ではほとんど稚内空港しか見ていなかったので久しぶりにいろいろな飛行機を見ることができて幸せでした。
 ブルーインパルスも生で見ることが出来ました。
 今までは事故の直後ばかり見てきたので、6機がそろって飛ぶのを見るのは初めてです。
 上空の飛行機に配慮して垂直系の演技はありませんでしたが、久しぶりに見る本格的なアクロに感動しました。
 名古屋港にも会場があり、こちらは屋内展示と商談の場でした。
 会場が広すぎてほんの一部しか見られなかったのは残念でした。
 でも前から見たかった植松電機のカムイロケットの実物や、来年初飛行を控えた国産旅客機MRJのモックアップを見学できて本当に興奮しました。
 
 マスコミは日本の製造業が総崩れと言って不安をあおっていますが、航空宇宙の分野ではすべてではないにせよ日本の技術は本当に世界をリードしています。
 新興国が真似できない分野で日本は生きていける、そう強く感じました。
 
 家では家族と久しぶりに食事をしたり近場に旅行に行ってきました。
 ご飯の準備をしなくてもよいのは「実家に帰ってきた」と実感しますね。

 今日は伊勢神宮に行ってきました。
 三重県出身ですが実はお伊勢参りは初めてです。
 さすが日本の神社の頂点だけあってでかくて立派でした。
 地元企業の赤福が作った商店街「おかげ横丁」も平日にも関わらず大賑わいです。
 あちこちでシャッター街を見ているのでこういう賑わいを見るとほっとします。
 存分に楽しんできました。
 
 明日は昼に中部空港から北海道に帰り、あさってからまたお仕事頑張ります。

植松努専務のエントリー 自信について

2012年09月15日 12時34分56秒 | Weblog
児童虐待をなくすため、宇宙開発に取り組む町工場植松電機。
植松努専務のエントリーです。
今回のテーマは自信です。
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  • 自信は、人が生きて行くために、すごく必要です。
    自信が無いと、不安です。

    その不安の解消のために、安易にしてしまうのは、
    お金で自信を買う、ということです。
    ...
    強力な車に乗ったり、高価なものを身につけたり、
    流行の先端を追ったり、
    いずれにしても、「他者へのじまん」「他者との比較」が生じます
    でも、そんなことしても、自信は得られません。
    むしろ、お金がなくなってさらに不安になるか、
    他人からどう見られるかが心配になったり、
    そして、それを正当化するために、
    こんどは、そう言うことにお金を使う人を見下して、
    バカにするようになったりします。

    自信をお金で買う、の次のステップは、
    自分以下を作る、です。

    自分と違う他人を見下し、バカにし、評論します。
    自分の知らないことは、「知る必要も無いくだらないこと」
    自分のやったことがないことは、「やる必要も無い無駄なこと」
    と、否定します。
    だれかが頑張っていても、他のもっと優れたものと比較して、
    くだらないとか、レベルが低いとか、評論します。

    でも、こんなことしても、自信は得られません。
    またしても、自分が評論されることを恐れて、
    自分の何も表現できなくなります。
    こういう人は、自分のことでは猫のように大人しいのに、
    自分の仲間や友人にふりかかる問題に関しては、
    ライオンのように挑みかかります。
    大義が必要です。自分の意志ではなく、世間の常識と言う
    味方を身につけたとき、一般論を主張することが出来るから、
    居丈高に攻撃します。

    自信を得るための最後の方法は、
    他人の努力をやめさせるです。
    他の人が頑張るのが怖いのです。
    だから、先述の「自分以下を作る」と重複する部分もありますが、他の人がやっていることを、見下し、否定します。

    他の人が何かを表現したり、何かを発表したり、したとき、
    「意味なくね?」「なにそれじまん?」
    「余裕あるやつはいいよねえ」と、陰口を叩くだけではすまず、
    同意者があつまって強くなった気がしたら、
    「いい気になるなよ」と、直接的に指導しはじめます。
    「そこまでする必要あるの?」も常套句です。
    誰かが頑張る精一杯のことを、「そんなこと1人でやっても、世界は変わらないよ。」と、やけにマクロな視点で否定することもあります。(これは民主主義的な考え方ではありません。世界があって個人がいるのではなく、個人のあつまりが世界です。)
    他人の夢を「夢が大きいのもいいんだけどさ、現実を見なさい。」と言ってしまうケースもあります。
    現実は大事です。足場です。でもそれは、未来ではありません。
    現実を見ろ、という言葉は、未来に成長する可能性を否定することになってしまうことが多いです。
    現実を見た上で、「だったらこうしてみたら?」が必要なのですが、「現実を見ろ!」だけで終わってしまう人が多いです。
    しかもその現実とは、自分が経験した過去に過ぎないのに。

    スタート地点は、自信を失う。です。

    自信を失う原因は、他者に上記のようにされることも
    大きな要因です。
    すなわち、自信剥奪は、連鎖するということです。

    また、もうひとつの要因は、謙遜です。
    他人に対しても謙遜は、日本特有な感じもしますが、
    まあ、そんなに悪いこととは思いません。
    でも、当たり障り無い関係においては、まあいいですが、
    仕事などで力をあわせる関係においては、謙遜されると、
    信頼できなくなることがあります。
    だって、本当に能力が低いのならば、関わり方を考えないと
    いけません。
    会社の入社面接で謙遜しまくったらどうなるか考えてみたら
    謙遜のマイナス面は明確になります。

    謙遜の中で、特に気をつけなければいけないのは、
    自分対する謙遜です。これは、自信を殺します。
    自分一人で物事を考えるとき、なんで自分に謙遜するの?
    自分、なにさま?
    なんで、そんなに他人行儀に自分と距離をおくの?
    自分だよ。何でも話せる最良の仲間です。
    そんな自分に、遠慮したり、謙遜したりしてはいけません。

    自信があると、受容できます。
    本当の自信があると、じまんなんかしません。
    じまんする人は、自信がなくて不安な人です。
    自信があれば、決めつけないです。
    自信があれば、一般論を振りかざしません。
    自信があれば、自分を守るために、まわりを攻撃しないですむのです。

    そして、自信とは、自分を信じる、ということです。
    自分1人でできることです。

    まだまだ足りない自分を好きになること。
    不完全な自分を愛すること。
    人からどう思われる、とか、他人と比べて自分なんて・・・
    じゃなくて、自分を愛すること。

    愛って、本当は評価とか成績とか関係ないです。
    例えば、異性を愛するとき、
    もしも見た目や、スタイルや、肌のつやなどで
    愛を決めてしまえば、それは、老いとともにさめる愛です。
    そんな愛は、終生の愛ではないですね。
    我が子を愛するとき、成績で愛したら大変です。
    だって、社会人になったら、成績なんてだれもつけてくれない。
    自分の子どもを愛するための基準を失うことになります。

    自分を愛するために、もしかしたら有効なのは、
    成績などが関係のない頃の、他者と比べられなかった頃の、
    自分の物心ついたくらいの年齢の時代の写真を見るってことかもしれません。
    覚えていることもあるでしょう。
    その頃に読んだ絵本や、好きだった音楽や映像なども
    なにかを思い出させてくれると思います。

    無条件な愛の中で生きていた記憶が、
    もしかしたら自分を愛するきっかけになるかもしれません。

    だから、子ども達のことは、無条件に愛してあげてほしいです。
    よくしようと思って、子どもを比較し、否定する人は多いです。
    重要なのは「よく」の基準を自分で持つということです。
    他者評価を鵜呑みにしないで、自分だったらどういう状態がいいのかを考えるのです。
    現状fが、理想とする状態に届かないのは当たり前です。
    届いていないから、理想とする状態があります。
    その届いていない現状を「だめ」と否定してはいけません。
    だったらこうしてみたら?が大事です。

    だから現在の、リトライのチャンスが少ない学校のテストというう方法は、子ども達が自分を愛せなくなる要因だと思います。
    否が応でも、ところてんのように押し出される、
    量産型教育システム。義務教育。
    これは、明治期に一般人を短期間で軍人にするための教練由来の教育システムだから、しょうがないのかもしれません。
    でも、そのシステムは、現在の日本にはあっていない気がします。

    6年+3年で学校を卒業する。が目的ではなく、
    日本人として基本的に必要な能力を身につける、が義務教育の目的のはず。
    だったら、十分な日数登校していなくても卒業証書がもらえちゃう、なんてのは、おかしいですよね。

    できるようになるまで、リトライできるチャンスと。
    時間がかかったってバカにされない社会の常識が、
    いまの日本の教育に必要な気がします。

一眼レフデジタルカメラ買いました。

2012年09月10日 12時57分43秒 | Weblog

久しぶりのサブロウ日記です。

8月21日に大型特殊免許の検定に合格しました。
これでショベルカーやトラクターで公道を走れます。

大型特殊免許が取れたのでかねてから買おうと思っていた一眼レフデジタルカメラを買いました。
 EOSKissX5というキャノンのエントリーモデルです。
 エントリーモデルとはいえ、これまでのコンパクトデジカメと比べると格段に性能が上がっています。
 センサーが大きいので画像がきれいです。
 反応が早いです。スイッチを入れてから1秒くらいで撮影できます。
 連写速度やオートフォーカスの速度も格段に上がっています。
 僕は主に飛行機を撮影するので非常に重要です。

 カメラを触っていてふと思いました。
 「どうしてサムスンはキャノンやニコンのライバルにならないのか?」
 きっと光学系の機械は今でも高度な精密加工技術と実装技術が必要だからではないか、というのが今のところの僕の考えです。

 考えてみるとサムスンの得意なものは液晶テレビやスマートフォンなど、
 「部品を集めて組み立てるだけ」
 の品物です。
 
 でも、カメラ(特にレンズ交換式カメラ)は非常に精密な加工技術とそれを組み合わせる実装技術を必要としています。
 それは部品だけ集めてくっつけるモノとはわけが違います。
 長く高品質なものを作ってきたメーカーの蓄積がモノを言う分野なんですね。

 一眼カメラを手にしながら、日本のメーカーが生き残る道は精密加工技術が生きてくる「アナログ機械」なんだろうな、と思いました。


子育て中の方必見  植松努専務のエントリー

2012年08月18日 09時59分44秒 | Weblog
児童虐待をなくすため宇宙開発に取り組む町工場植松電機。
そこの植松努専務のエントリーです。
子育て中の方、必見です
 
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  • 高校生の娘が、宿題をもってやってきました。
    その宿題とは、「仕事について親に聞こう」というレポートです。

    質問内容は
    (1)どんなときに「充実」していると感じますか?
    ...
    (2)仕事で「大変だ」と思う時は?
    (3)子どもの頃の夢と、大人の現実について思うことを。

    僕の答えは
    (1)どんなときに「充実」していると感じますか?
    (答)いつも。
    というか、充実していない状態って?
    充実していない状態の仕事って、考えにくいです。
    いやいや働くこと?そんな仕事はしないです。
    嫌な仕事をしないために重要なのは、
    ・嫌な相手を断れるだけの独自性を維持すること。
    ・嫌なことを要求されないだけの良い人間関係を構築すること。
    ・嫌な相手に関わらないために、不法を利用しないこと。
    ・理不尽に対抗するだけの力をつける努力。
    が必要だと思います。

    もしくは、自分の意志によらない仕事を強制されること?
    それって、納得のいかない仕事ですよね?
    納得がいかないケースとは、相手の要求と自分の要求が
    あっていない場合が多いです。
    でも、この場合に重要なのは、その結果です。
    よりよき結果のためになら、自分の要求を変化させるのは、問題の無い行為です。
    もちろん、自分なりに「もっとよりよくなる方法」を考えている場合もあります。でも判断の基準は「自分がやったことがないケースを試す」だと思うと良いです。そうしたら、自分の過去にとらわれず、新しい経験で成長できます。
    もちろん、相手の要求が、自分の経験でうまくいかないことがわかっている場合は、対処ができるじゃないですか。準備もできるじゃないですか。すればいいだけです。
    納得がいかない仕事とは、多くの場合、自分のくだらないプライドが原因のことが多いです。しかしそれは、自分の成長を妨げるものです。
    って考えると、僕は充実していない仕事はしていません。
    よって、「いつも」充実しています。

    (2)仕事で「大変だ」と思う時は?
    (答)思うようにならない時。
    土砂降りも、酷寒も、相手が自然です。交渉のしようがありません。これは、大変な状況ではありません。対処すべき状況です。
    だから僕は、どんな天候でも「大変だ」とは思いません。
    その状況下で、すべきことをするだけです。
    思うようにならないのを痛感するのは、相手が人間の時です。
    それも、交渉の余地のない人間を相手にした時です。
    相手が人間だけに、交渉できる、と期待するのが悪いです。
    そういう相手は、まあたいてい、行政です。
    「きまりだから」「前例がないから」
    そこには、その個人の思考も意志も愛もありません。
    そう言う時に、悲しみを感じます。
    この人は、どんな思いで仕事してるのかな・・・
    どんな経験で、こういう「無思考」な仕事をするようになったのかな・・・
    この「悲しみ」が、僕にとっての「大変」を感じる状態のように思います。

    (3)子どもの頃の夢と、大人の現実について思うことを。
    (答)子どもの頃の夢=追えばいいしょ?
       大人の現実=現実ってなんだ?
    子どもの頃の夢というのが、あきらめた夢、という定義のように感じました。僕はあきらめ方をしらないから、追い続けるだけです。それで問題を感じたことはありません。

    大人の現実とはなんでしょう?
    前にも書きましたが、「現実を見ろ」という人がいますが、その人の見ている「現実」とは、その人の「過去」です。
    同じ過去を経験することは出来ません。
    現在という状況は、一瞬にして過去になります。
    すなわち、人間は「現在」を見ることはできません。
    見ることが出来るのは、「過去」と「未来」だけです。
    だから、「現実(過去)」とおなじだけ「未来」も重要です。

    夢をあきらめた。という人は、たいてい、そもそも夢を追いかけていません。追いかける前に、追うのをやめた人達です。
    もしくは、そういう人の「夢」とは、「状態」や「結果」であることが多いです。その「状態」や「結果」になれなかったとき、「夢がかなわなかった」という判断をします。
    受験に失敗した。を、夢をあきらめた、と考える人もいますが、それはおかしいです。受験は手段にすぎません。その向こうに夢があります。
    夢とは「状態」や「結果」ではなく、「方向(ベクトル)」かもしれません。

    多くの人が言う「現実」とは、実は家計の収支である場合も多いです。支払い=現実と考えている人もいます。
    でも、そもそもその支払いが適正かどうかを考えるべきです。
    自分の意志によらない支払いは負担です。
    世間体のためのマイホーム。世間体のための子どもの学歴。
    負担を感じるのは、もしかしたら「守りたい世間体」かもしれません。
    僕は、世間体のために支出しません。自分の意志で支出します。そして支出したからには、かならずその支出以上の価値を得るようにしています。だから、僕の支出は「投資」です。価値を生み出します。それはマイナスにならないです。
    そして、そうした支出のための支払いのためなら、頑張れます。

    大人になればなるほど、出来ることが増えます。
    それが成長です。
    しかし、おとなになればなるほど、出来なくなる人が多いです。
    それは、誰かに首根っこをつかまれるような生き方を選ぶからかもしれません。誰かに依存したからかもしれません。
    楽をしようとして、誰かに依存すると、その人に支配されます。

    「できるか、できないか」で行動を判断した場合も、成長が止まります。それを何歳でやるか、が重要です。
    やった時の年齢で成長が止まるからです。
    小学校の段階でやってしまっている人も多く見かけます。
    そういう人の思考は「小学生」のままです。
    嫌なことから逃げ出したり、寝坊したり、忘れたり、自分を正当化するために必死になるし、嫌なことはなにかのせいにするし、思考が「自分中心」だし、そして「できない」ことが多い。
    こういう人が、年齢だけで上司になってると悲劇です。

    娘は、ほぼワンワードの僕の回答に
    「まあ、こうなると思ったけど」と苦笑いです。
    彼女は、もしかしたら学校で困っているのかもしれません。
    間違いなく、僕の常識と、学校の先生の常識はかみ合いません。
    そして、学校においては、先生の方が強制力があります。

    だから、娘には、僕が素敵だな、と思う多くの大人に出会ってほしいです。その機会を作るのは僕の役目です。
    だから僕自身が、「素敵だな」と思える人と出会い続ける努力も必要です。
    そう言う意味では、今回、怒濤のように届いたお祝いメッセージに、本当に感謝です。すべてに返事を書けないのが、とてもとてもつらいです。でも物理的にちょっときびしい。

    感謝は、恐縮ではなく、行動で返すべきです。
    だから、がんばります。

終戦記念日

2012年08月16日 10時59分12秒 | Weblog

二週間ぶりのサブロウ日記です。

14日のお休みも稚内に行ってきました。
こちらは快晴でした。
お盆ということもあり、いつもはがら空きの宗谷岬公園も観光客でいっぱいになっていました。
 稚内空港は展望デッキの改装工事が終わり、わりと近くから飛行機を見ることができます。
 ただし、金網越しですけどね。
 この辺はセントレアのようにワイヤーにしてくれると良かったですね。
 
 
 15日は終戦記念日です。
 正午に、日本を守るために戦ってくれたご先祖様に感謝の意をこめて黙祷しました。
 日本が植民地にならずに済んだのは明治維新から第二次世界大戦まで戦ってくれたご先祖様のおかげです。
 そのご苦労には素直に感謝しています。
 日本に生まれて本当に良かったと思っています。
 
 
 追伸
 お勧めの本です
 竹田恒泰著
 なぜ日本は世界で一番人気があるのか?

オリンピックに寄せて

2012年08月01日 21時15分10秒 | Weblog

こんばんは

ロンドンでオリンピックが開かれていますね。
マスコミは例によって「メダル」ばかりを見ています。
僕は選手のオリンピック出場にいたる道のりや積み重ねに思いを馳せます。
 自分自身がパイロットになるためにどんなハードルを乗り越えたか、どんな邪魔に会い、どんな助けを得たかを思い返すとき「メダル」という結果だけを見ることはできません。

 残念ながら自分はプロパイロットになることはできませんでした。
 だからオリンピックで結果を残せなかった選手たちのその後の人生を思います。
 以前「フルスイング」というドラマがありました。
 高畠さんという実在の教師の話です。
 高畠さんはプロ野球の選手でした。
 怪我で選手生命を絶たれて、打撃コーチとして大成されました。
 そして無くなる前の数年間高校の教師として生徒の指導にあたったそうです。

 結果の残せなかった選手たちにも高畠さんのような人生があるのではないか、そう思いながらオリンピックを見ています。

 

井上さん

コメントありがとうございます。

元気にやっております。

 

こうじさん

今日も大型特殊の教習やってきました。

 確かに飛行機の教習に通じるものがあると思いますね。

  来週あと一回教習したら検定とのことです。

 


教官の命日

2012年07月29日 11時13分59秒 | Weblog
こんにちは
 昨日は日本で計器飛行を教わった教官の命日でした。
 朝起きて黙祷し冥福を祈りました。
 一年前の7月28日北海道の剣山山中に墜落して亡くなりました。
 久しぶりに運輸安全委員会のWEBサイトで事故調査報告書を見ましたが、現在
も最終報告書は出ていない、調査中の案件になっています。
 大型機の事故ではデータレコーダーやボイスレコーダーから事故
の詳細を明らかにできますが、小型機はレコーダーが無いので基本
的にわかりません。
 例外として乗員が全員生きて帰ってきたときはわかりますけどね。
 
 
 先週から大型特殊車両免許の講習を受けています。
 以前にも書いたように酪農家は大型の重機を多用します。
 ということで離れた畑まで移動するときに公道を走るためにこの免許が必要に
なります。
  
 大型のショベルカーを使って教習をします。
 座席に座ると見晴らしがいいです。
 基本操作は乗用車と同じですが、車体の前部にあるアームを操作
するレバーが2本座席の右側についていることが大きな違いですね

 走行も基本は乗用車と同じです。
 ブレーキの使い方が少し変わってきます。
 なんといっても車体が重いのですぐには止まれません。
 十分な減速をするためにカーブのかなり手前からブレーキを使う
必要があります。
 サスペンションが無いのか、あっても硬いのか、地面からの振動
が座席にダイレクトに伝わります。
 でこぼこ道を走ると酔いそうです。
 
 二時間の教習で走行自体は何とか慣れてきました。
  
 雪の季節が来る前に何とか大型特殊免許を取りますね。

ノシャップ岬

2012年07月18日 22時19分40秒 | Weblog
こんにちは。
 本州では毎日猛暑で大変ですね。
 暑中お見舞い申し上げます。
 こちらは日中は暑くなりますが朝晩は冷え込みます。
 キャンプに行ったとき朝冷え込んでいる、そんな感じの気
候です。
昨日はいつものごとく休日を稚内で過ごしてきました。
 
 午前中は稚内空港で飛行機を見てきました。
 千歳空港から飛んでくる便には訓練仲間が乗ってくること
があるのですが、今日はよくわかりませんでした。
 観光のシーズンに入り、観光客でターミナルが込んできて
います。
 
 この日はよく晴れていて利尻島の利尻富士という山がくっ
きりと見えていました。
 空港で昼飯をとったあと、初めて納沙布(ノシャップ)岬
に行ってきました。
 宗谷岬と並んで日本の最北端に位置している岬です。
 国境に接しているだけあって、レーダーを備えた自衛隊の
基地がありました。
 
 ノシャップ岬は小さいながらも南極観測をテーマとした科
学館と水族館があります。
 科学館は休館日でしたので、水族館に行ってきました。
 ほとんどは小型の水槽に地元の海や川に住んでいる魚やカ
ニ、えびなどを展示してありました。
 中にはイトウという貴重な川魚を海水の中で飼育するとい
う工夫もあります。
 一番興味を引いたのは入ってすぐのところにあるアザラシ
とペンギンの展示スペースでした。
 柵を隔てて2~3メートルの距離でペンギンとアザラシを
見ることができます。
 一日に二回小さなショーがあり、飼育係のお姉さんが仕込
んだ芸を見せてくれました。
 小さな子供を連れて行ったら喜びそうですね。
 ただ、屋外なので冬はどうしているのか気になります。
 水族館を後にしてJR稚内駅の駅ビルに行きました。
 併設されている映画館で映画をみたかったからです。
 「海猿」という海上保安官が主人公の映画です。
 ガルフストリームが離陸するところを見て「空を飛びたい
」という衝動に駆られました。
 まだ公開中なので内容は書きませんが、見ごたえはありま
す。
 海上保安庁で飛んでいる訓練仲間がでているかなと思って
見ていましたが、さすがに誰も居なかったですね。
 映画のあとは駅ビルの食堂でカニチャーハンを食べて帰り
ました。
 
 北海道に来てから一番いろいろ詰め込んだ休日でした。
 
○写真は水族館のショーの様子です

暴風雨

2012年07月12日 21時46分46秒 | Weblog
こんばんは。
 北海道では暴風雨が吹き荒れました。
 風速は体感で30ノット前後、雨も体に当たると痛いくらいです

 北海道で飛んでいる友人、訓練仲間は相当苦労しているこ
とでしょう。
 大家さんによると冬は毎日コレくらいの風が吹き、体感温
度はマイナス20度とのこと。
 寒さに耐える体力をつけるために野菜と魚中心の食事を勧
められました。
 今まで肉と野菜ばかりだったので早速切り替えます。
 
 牧場のお仕事は朝晩の搾乳(乳搾りのこと。準備も含めて
各4時間弱、合計8時間)と昼間に草刈や牧草地の整備など
の業務があります。
 お昼の仕事は天気が悪いとお休みです。
  天気で振り回されるのは使用事業会社とおなじですね。
 ということで最近取り組んでいるクッキーを焼きました。
 オーブントースターで焼くので火加減が難しかったのです
が、今日やっとコツをつかんだようで、何とか食えるものが
出来上がりました。
 上手に焼けるようになったら周りの人にプレゼントしてい
こうと思います。
   
 写真は今日作ったクッキーです。

冷蔵庫

2012年07月03日 20時09分27秒 | Weblog
こんばんは
一週間ぶりのサブロウ日記です。
 
30年前「北の国から」というドラマがありました。
田中邦衛演じるお父さんが言っていました。
「北海道では冷蔵庫は凍らせないためにあるんだ」
 実際はどうか?
 ドラマの舞台である富良野より100キロ以上北の宗谷郡でも夏は暑いです。
 ほっといたら生鮮食品は腐ります。
 ということで冷蔵庫は必要です。
  冷蔵庫が要らないのは冬限定、ということでしょうね。
 
 前回のブログで書いたように、酪農のお仕事は土建業に近い部分
があります。
 トラクター(5トン位のでっかいモノ)だけでも3台あり、ショベルカーが1台、パワーショベル(ユンボっていうんでしたっけ?)が1台、小型のブルドーザー1台有ります。
 僕は先日からショベルカーに乗せてもらってます。
 全備重量8トンのどでかいやつです。
 牧草地(お世話になっているM牧場一軒で70ヘクタール)から
ビニールに梱包した牧草を牧場の敷地内に運ぶ作業です。
 まだ乗りなれていないのでショベルカー自体の移動のみですが。
 できることが増えていくのは良いことです。
 公道を走るために必要な大型特殊免許を取ればサイレージの作業
にも参加できるようになります。
 
 
 最近電子ブックを買うことが増えました。
 以前から本をたくさん読んでいます。
 八尾に居るときは大阪市内のブックファーストや紀伊国屋書店な
どに入り浸ってました。
 でも、宗谷郡には本屋がありません。
 TUTAYAレベルの本屋があるのは60キロ離れた稚内市内になります。
 そんな環境にいるのでスマートフォンにダウンロードしてすぐに
読める電子ブックはありがたいです。
 紙と比べて良い点は
 @運搬の手間、人件費が要らない。
 @紙とインクが要らないので資源の節約になる。
 @かさばらない、持ち運びが楽
 @紙の本に比べて安い
 @絶版が無い(←これは本当に画期的!コンピュータに保存したデータをコピーするだけだから原理的に絶版はありえない)
 @中古がない、新品のみ
 などですね。
 ペンで線が引けない、というデメリットを補って余りあるものです。
 ホリエモンも著書で言っていましたが、これからは普及版の書籍
は急速に電子ブックにシフトしていくでしょうね。
 便利だから。
 紙の本に馴染んできた世代の方には受け入れられない部分もある
かもしれませんが。
 
 でも、写真がいま電子化されちゃってますよね。
 今の子供たちにとって写真はデジカメで撮影するのが当たり前。
 撮ったその場で確認できて家のパソコン経由でプリンターからプ
リントアウト。
 逆に撮影したフィルムを写真屋さんで現像すること自体を知らな
いかも知れません。
 
 子供向けスタジオ撮影の写真屋さんが生き残っているように、本屋さんも生き残りのために店頭に来てもらう工夫が必要になるでしょうね。
 

誕生日

2012年06月29日 23時18分40秒 | Weblog
こんばんは。
こちら北海道宗谷郡でも本格的な夏になりました。
 最高気温は27度です。
 基本的にこちらは寒冷地仕様なので暖房は充実してますが
冷房はありません。
 大阪から持ってきた扇風機が活躍しています。
昨日は誕生日でした。
30代とおさらばです。
40代突入です。
両親とお世話になった人たち全てに感謝します。
30代の10年間はとにかくパイロットになるために突っ走
ってきました。
 残念ながらエアラインパイロットの夢は叶ってませんけどね。
 もちろん飛ぶことは続けます。
 まずは数年かけて貧乏から脱出して体制を整えます。

休日でしたので稚内に行ってきました。
 町の規模は桑名と同じくらいです。
 郊外に空港があります。
 規模的には南紀白浜空港と同じくらいです。
 便数ははるかに多いです。
 一日10便くらいです。
 南紀白浜は一日2便だったのでえらい違いです。
 
 町の規模相応のショッピングモールがあり、お菓子つくり
の道具を買ってきました。
 材料をそろえたのでこれからクッキーつくりに精を出しま
す。

サイレージ

2012年06月21日 09時10分55秒 | Weblog

台風一過ですね。

 ニュースでは夏の暑さで持ちきりでした。
 北海道宗谷地区では最高気温13度。
 さらに台風の風で体感温度は7~8度。
 外に出ると上着が欠かせません。
 同じ日本でもまるで別世界ですね。
 ポートランドも涼しかったですがそれ以上です。
 今、大阪に帰ったら間違いなく熱中症でダウンです。
 
 
 こちらでは牧草の刈り取りのシーズンです。
 冬に牛に食べさせる分の草を刈り取ってサイロという貯蔵
施設に詰め込みます。
 サイレージという作業です。
 人手がたくさん要ります。
 ご近所の酪農家と共同作業です。
 つめこみには大型のブルドーザーやショベルカーが大活躍
(僕は運転できないので作業には参加していません)。
 酪農の農家は半分土建業のような仕事です。
 大型特殊車両の運転免許は必須ですね。
  
   

自動車と運動会

2012年06月06日 13時25分11秒 | Weblog
こんにちは。
こちらはやっとジャンパーの要らない気温になりました。
 それでも朝晩はストーブのお世話になります。
 
 6月2日にやっと自動車を手に入れました。
 前にも書いたようにこちらは自動車が生活の足です。
 必要に迫られたからですが、やっと自家用車を手に入れました。
 今まで友人に乗せてもらってばかりだったのでやっと乗せる側に回ることができます。
 
 6月3日には地区の小学校で運動会がありました。
 北海道は冬が長いので10月より6月のほうが運動会に適しているのでしょうね。
 こちらは小さな村です。
 小さいのでみんな知り合いです。
 今回の運動会も先週の村祭りもメンバーはほぼ同じです。
 大都会ではありえないことですね。
 小学校の運動会なので見るだけだと思っていたら何と!、自分も参加するとのこと。
 急いでジャージに着替えて来ました。
 全校生徒7人の小学校なので、地区の大人の運動会といったほうが当たっている感じです。
 100メートル走とリレー、3000メートルのランニングに出場しました。
 毎日力仕事をして、朝から焼肉を食っているので思ったより体力がついたようです。
 

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浩司さん

コメントありがとうございます。

筋肉痛に悩まされながらも元気にやってます。