いきけんこう!

生き健康、意気兼行、粋健康、意気軒昂
などを当て字にしたいボケ封じ観音様と
元気印シニアとの対話。

古河庭園 その3 芝生園の残雪と洋館

2008-02-08 00:32:16 | 散策
チャッピー、ミミとの早朝散歩で、家の周りは雪で白く覆われていました。
昨夜、ワールドサッカー予選をTV観戦していると雪が降りだしたのを思い出し、古河庭園も積雪があると連想してしまい、庭園の雪景色を撮りたくなり、駒込まで足を伸ばしました。

ここは、JR山手線・駒込駅より京浜東北線・上中里駅を利用した方が便利です。
それは、近くにある六義園を観たくなるからでもあり、徒歩で近いからです。

古河家三代当主・虎之助が建てた本宅で、ジョサイア・コンドルの設計した洋館とバラを主体にした西洋庭園と日本庭園との2区画から構成されていることは、ご存知と思います。

駒込駅前にある六義園は4万坪の大庭園です。柳沢吉保(やなぎさわ・よしやす)が和風を基調として自らデザインした江戸時代の大名庭園です。
一方、ここは大正初期に古河虎之助が京都の作庭師・小川治兵衛(7代目)に依頼した1万坪の敷地にある庭園です。

園路を清掃している方の話では、昨夜の残雪より、先週日曜日の降雪が残っているだけとのこと。
11月に訪れた時、心地池(しんちいけ)は燃える紅葉の影になって展望台からは見張らせなかったのですが、今回は、紅葉は落葉になり見晴らしが利いたのです。

傾斜地の低い所に設けられた日本庭園の要である心地池の南端が、芝生から茶室へ向かう園路の入口辺りからも池の周りを垣間見ることができたのです。展望台下には池周りの園路がスカスカの樹林を通して見え、その先に雪見型灯篭が小さくなって居座っていました。

ここの光線の具合は午前中が良いようです。写真は11時30分前後の太陽光です。
バラ園側からは、建坪約240坪、煉瓦造2階建の大邸宅が太陽光を燦燦と受け、安山岩系のやや赤味のある小松石で野面積みされている外壁の凹凸がくっきり観察できるくらいです。

残雪の名残は園内に三々五々とあるだけでした。
洋館横に設けられた芝生園の残雪が一番それらしく、記念にパチリ。
2時間ほどの庭園巡りを終え帰路に就きました。


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