いきけんこう!

生き健康、意気兼行、粋健康、意気軒昂
などを当て字にしたいボケ封じ観音様と
元気印シニアとの対話。

日本一長い名前の寺院とけむりの木

2007-07-04 00:54:11 | 散策
7月1日、長南町(千葉県)にある名前が日本一長い寺を訪ねました。
寺院の名前は、
「三途河頭・極楽東門・蓮華台上・阿弥陀坊・太平楚山・本実成院・長福寿寺」

天皇から賜った勅号(ちょくごう)で、漢字は28文字あります。

「さんずがとう・ごくらくとうもん・れんげだいじょう・あみだぼう・たいやさん・ほんじつじゅいん・ちょうふくじゅじ」

「三途の河を渡って悩みのない彼岸へ、黄泉の国へ行く」が大意で、「三途台長福寿寺」「太平楚山福寿寺」と省略して表記しているようです。

え!?『けむりの木』!?
A3位の看板に書かれているキヤッチフレーズが眼に入ったのですが、一瞥しただけで本堂に参拝し、人形供養堂前で本堂を撮影していると、『けむりの木があった』と話し合う参拝者の声が聴こえたので、『この木ですか』『今日の東京新聞で紹介されていたので、見学に来たんです』、と予想外の答え。予備知識のない元気印には大ショックでした。

日本一長い寺名の読みを電話で伺った時の説明では、けむりの木は植樹してから30~40年経っており、6月が観頃とのこと。紅花と時期が重なっているようです。

え!?『けむりの木』!?
モクモクと煙のように繁るこの不思議な木は、正式名称「スモークツリー」・・・けむりの木です。ウルシ科の落葉低木で、中国が原産地です。中国からヒマラヤにかけての岩山にはえていますが、まだまだ謎の多い木のようです。6月末から7月初めには“真っ白”になります。
 最近でこそ有名になりましたが、これだけ大きいものはとっても珍しいんですよ。記念に写真でもどうぞ!!

この説明を改めて読み終えてシャッターを押したのが写真です。真っ白には未だ間がありそうですが、初対面の挨拶だけは済ませてきました。

余談を2題。
ひとつは、地獄の石戸を打ち破って精霊が出てくる日が7月1日(日)、お盆の準備を始める日でもある、とあとで知りました。
そして、「ハグマノキ」は、開花後の花序(かじょ)が羽毛状になると白熊の尻尾に似ていることからくる和名で、南ヨーロッパから中国南部が原産地になっているようです。白熊をハクグマと読み、ちじめてハグマになったのでしょうか。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
花序(かじょ)とは枝上における花の配列状態のことである。チューリップのように茎の先端に単独で花をつけるもの(こうしたものを単頂花序という)もあるが、ヒマワリやアジサイのように花が集団で咲くものもある。このような花の集団を花序という。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする