かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

危うさ無きや、アメリカの政治状況。

2016-10-09 | 気ままなる日々の記録

   今日の新聞各紙が一斉につたえるところによると、アメリカの共和党推薦の大統領候補のトランプ氏が女性蔑視発言をしていたとかで、共和党支持者の中からも支持を取り消す発言があいついでいるという。

 それも、世論を二分する世界の政治課題についての論争ではなく、猥褻な女性蔑視発言だと云います。

発言内容をここに再現するのもためらわれるような内容で彼の紳士としての人間性が疑われる内容だったといいます。

正にお粗末な一席といったところ。

 昨今集団的自衛権とかで、アメリカとの共同作戦に参加する義務が我が国の自衛隊に課せられる条約の締結問題で我が国の政治が揺れていますが、

その相手国であるアメリカがこんなにお粗末では話になりません。

サッサと憲法を改正して自衛権のある普通の国として平和外交に徹した方が他国との友好関係が構築できるように思います。

 アメリカは決して紳士としての上品な人格を誇る国ではありません。

国内の人種問題さえ克服できない、凶暴性を内に秘めたる野蛮な国ではないでしょうか?。

白人の下層階級の不満が鬱積しているという分析も耳にしますが、そんな解説が有ろうとなかろうと紳士の国でないことに替わりはありません。

イギリスの方がまだましです。

 我が国も独自の情勢分析や政治判断でアメリカの良いところは学び、そうでないところは、学ばないように、国際政治の研究に取り組み独自の外交が展開できるように早く大人の国になりたいものです。

(追記)前文で少しイギリスがましのように書きましたが、アヘン戦争と云いアメリカへの奴隷貿易と云い、イギリスも酷いことを繰り返した国でした。個人的な利益のために弱者を痛みつけるという動物的本能を抑制できた国は未だ地球上に現れていません。

社会主義の国でも権力を手に入れた人びとの横暴振りは眼に余り、その点はマルクスも見落とした点でした。

人間の危うさはサルトルの方が良く見ていた言えると思います。

 オソマツ君の学生時代は学生は大体マルクス主義か実存主義に分かれていて、両者は一日中でも議論していたものでした。

マルクスも人間の本性ともいうべき欠点を見落としていましたし、

サルトルも政治や経済についての分析をおろそかにしていたというべきでしょう。シツレイしました。(T)

 

 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
判断に困難なテーマ (your fried T.S.)
2016-10-11 12:20:15
大変難しい問題に 短い文章で表現され 大変啓発されました。
この世界で どのような事が 世界共通の規範になるのでしょう。 私には理解できない行為多くがあります。   中国の人工島の築造 北朝鮮の核軍事行為 ISの過激な行為 クリミヤ半島の問題など。
どの国も自国の行為は正当なものとして主張しています。これらを正当な行為と判断するのでしょうか 不適当と判断するのでしょうかか 不適当であればその行為をどうしたら辞めさせられるのでしょう。


返信する

コメントを投稿