かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

童謡「里の秋」を突然思い出し歌ってみました。

2015-12-02 | 気ままなる日々の記録

①静かな静かな 里の秋

 お背戸に木のみのおちる夜は

 ああ母さんとただ二人

 栗の実煮てます囲炉裏端

②明るい明るい星の空

 鳴き鳴き夜鴨が渡る夜は

 ああとうさんの、あの笑顔

 栗の実食べては思い出す

③ さよなら さよなら

  椰子の島 御船に揺られて

  ああとうさん ご無事でと

  今夜も 母さんと祈ってます。

  少し記憶が乱れて怪しげですが、ユーチューブで検索すると、川田正子さんの歌声で聴けます。

  文部省唱歌ですが、やや反戦気味。お父さんは戦地に行っていて母と子供が無事をいのっています。時代背景はともかく、秋の情緒がうまく歌い込まれていると思います。

 翻って今の幼稚園の子どもたちはこの歌のような日本の情緒を歌い込んだいい童謡を教えて貰っているだろうか心配です。アニメ漫画の主題歌やJポップスに毛の生えたような歌をバタバタ踊りながら教えて貰っているのではないかと不安です。

(脚注)「お背戸」とはいわゆる、裏口《裏の入口のこと)です。

  

   晩秋の散歩道で。