Anteeksi.

すみません、ちょっといいですか。フィンランド留学の見聞録。

研究室訪問

2009-04-09 | 大学
こちらでお世話になる研究室を初訪問。

Systems Analysis Laboratory(SAL)というところで、組織としては物理系の専攻に属するらしい。
標識はフィンランド語だけど、何となく分かるでしょうか。FYSIIKAN LABORATORIO=物理の研究所。フィンランド語では、「~の」と言うときに、助詞や前置詞を使うのではなく、語尾に「n」を付けるそうです。だから、固有名詞も格変化する。鈴木の=Suzukin。佐々木の=Sasakin。



話が逸れたが、SALには数名の教授と、その下に数十名の学生がいる。システム科学の見地から意思決定の側面を論じるというスタンスは、自分のバックグラウンドとかなり近いものを感じる。全体でのカバー範囲は、ゲーム理論やORから、ソフトシステムアプローチの方面まで幅広い。らしい(詳しいことはこれから徐々に分かるだろう)。

今日は先生がお休みだったので、学生さんが食堂に連れて行ってくれたり、その他施設内を色々と案内してくれた。

とにかく一番驚いたのは、用意して下さった研究環境の素晴らしさ。
プリンタやコピー、文房具類がフリーで使えるということもそうなのだけど、なんと自分一人で使える個室まで与えてもらった。
騒音なんてない。窓を開ければ、ひんやりと肌に心地よい風が入る。窓の外に見えるのは、赤レンガの校舎とのコントラストが美しい、どこまでも晴れ渡る青空。
Amazing!

これは捗りそうです。色んなことが。