つい一週間前の日記に、フィンランドにも夏が訪れた、と書いたが、昨夜降り立ったヘルシンキの空港で肌に触れた空気はひんやりと冷たく、おおこれがフィンランドであるか、と思わず感嘆したほどであった。
さらに今日は寒かった。日中でも10℃そこそこ、夜になると6℃ほどで、一週間前にはそこら中を上半身裸の人が歩いていたというのに、今日はコートを着ている人すら珍しくない。自転車をこぐには、手袋が必須である。一旦整理した冬物用グッズから、再び取り出してきた。そんな感じで、ちょっと気まぐれなフィンランドのお天気。
旅行に関する余談だけど、外国を旅するときは、「こんにちは」「ありがとう」といった超基本的な用語に関しては、現地語を使うことを心がけている。我々が外国人を日本に迎える場合を想像してみると分かりやすいが、たとえそのような片言でも、現地の言葉を使ってコミュニケーションを図ろうとしてくれるのは、嬉しいものなのだ。
特に効果があるのは、「この料理はたいへんおいしい」という、飲食店で食事を頂いた後でのアピールである。だいたい、自分のような若者が、観光地のレストランにお一人様で入ると、「まったく大した理解もないくせに、日本人は金だけは持ってるんだよなぁ」というような顔をされることも少なくない(もっともそれは事実だが)。
そんなときに、お会計のときにでも一言、「料理がたいへんおいしかった」と現地語で言ってみる。すると、今まで笑顔一つ見せなかったその人が、にこりと微笑むのである。または、それまでの営業スマイルとは少し違う類の笑顔を見せる。この表情を見るのが、好きだ。
これは、現地語でというところが肝心なのである。日本で外国人にメシを食わせたとして、「very nice」と言われるのも嬉しくなくはないが、「トテモ オイシイ デース!」とでも言われれば、遠いところをわざわざようお越し下さいました、とこちらが感謝したくなるほどにでもなるのではないだろうか。
今回の旅で、外国でのお一人様の食事にだいぶ慣れた。けど、まだどこにでも入れるほどの度胸はない。英語メニューか、写真付きメニューの少なくともいずれかがないと、ちょっと足踏みしてしまう。
一方で、一つポリシーがあって、それは、店先で客引きが「コンニチワ コンニチワ」などと呼び止めるような店には入らないということだ。
さらに今日は寒かった。日中でも10℃そこそこ、夜になると6℃ほどで、一週間前にはそこら中を上半身裸の人が歩いていたというのに、今日はコートを着ている人すら珍しくない。自転車をこぐには、手袋が必須である。一旦整理した冬物用グッズから、再び取り出してきた。そんな感じで、ちょっと気まぐれなフィンランドのお天気。
旅行に関する余談だけど、外国を旅するときは、「こんにちは」「ありがとう」といった超基本的な用語に関しては、現地語を使うことを心がけている。我々が外国人を日本に迎える場合を想像してみると分かりやすいが、たとえそのような片言でも、現地の言葉を使ってコミュニケーションを図ろうとしてくれるのは、嬉しいものなのだ。
特に効果があるのは、「この料理はたいへんおいしい」という、飲食店で食事を頂いた後でのアピールである。だいたい、自分のような若者が、観光地のレストランにお一人様で入ると、「まったく大した理解もないくせに、日本人は金だけは持ってるんだよなぁ」というような顔をされることも少なくない(もっともそれは事実だが)。
そんなときに、お会計のときにでも一言、「料理がたいへんおいしかった」と現地語で言ってみる。すると、今まで笑顔一つ見せなかったその人が、にこりと微笑むのである。または、それまでの営業スマイルとは少し違う類の笑顔を見せる。この表情を見るのが、好きだ。
これは、現地語でというところが肝心なのである。日本で外国人にメシを食わせたとして、「very nice」と言われるのも嬉しくなくはないが、「トテモ オイシイ デース!」とでも言われれば、遠いところをわざわざようお越し下さいました、とこちらが感謝したくなるほどにでもなるのではないだろうか。
今回の旅で、外国でのお一人様の食事にだいぶ慣れた。けど、まだどこにでも入れるほどの度胸はない。英語メニューか、写真付きメニューの少なくともいずれかがないと、ちょっと足踏みしてしまう。
一方で、一つポリシーがあって、それは、店先で客引きが「コンニチワ コンニチワ」などと呼び止めるような店には入らないということだ。