エルミタージュ美術館。学生証を見せると、なんと無料。
元々は、歴代皇帝の住まいであった宮殿に、ヨーロッパ芸術のコレクションを始めたのが起源らしい。三時間ほどうろうろしていたけれど、それでも駆け足で、回れなかった区画もあった。個人的には、モネ、ルノワールあたりの絵画が揃う、フランス印象派の一画がとても良かった。イタリアのルネサンス芸術もなかなか充実。一方、地元ロシアの芸術に関しては、丸ごと別のロシア美術館というところにあるらしく、ここでは拝む事ができなかった。
この半年ほどの間に、ヨーロッパの色んな街で美術館に足を運んでみて、国や時代ごとの違いがとてもよく分かるようになった。実際にその街を歩いてみての印象や、あるいはその国の音楽から受ける印象などを重ねてみると、制作者個人の差だけでなく、文化間の差が明確に読み取れて、なかなか面白い。要するに、その時代、その国の人々が、何をもって美的な価値を認めたのか、そういうことを知る手がかりを与えてくれている。まぁこれは、この留学生活の一つの副産物。
ロシア名物、ペリメニ。ラビオリ、というか平たく言えば餃子のような感じ。ポーランドのピエロギとも関係あるらしい。この辺りは、起源としては全部つながっているのだろうか。
二日続けて、マリインスキー劇場。この日はオペラで、演目はヴェルディの「ファルスタッフ」。ヴェルディ最後の作品らしい。
プログラムを読んで粗筋は分かったけれど、英語字幕がなく、台詞は全く分からなかった。コミカルな内容で、変な衣装や、小技の利いた喜劇的な演出も面白かった。
フィンランドでもマリインスキーの演奏を二回聞いたので、この一年だけで四回目。
しかし思うに、自分はやっぱり純粋音楽の方が好みなのかもしれない。でも、オペラやバレエももうちょっと開拓してみようと思う。
サンクトペテルブルクの夜景。とても美しく、詩的な感じ。
けれど、話に聞いていた通り、決して治安は良くはないかもしれない。人通りの多い大通りを歩いて帰ったのに、何人にも声をかけられた(多分、金出せ、とか)。一緒にいった友人は、危うくジプシーの子供たちにすられる寸前だった。まぁ被害は無かったので、何より。
元々は、歴代皇帝の住まいであった宮殿に、ヨーロッパ芸術のコレクションを始めたのが起源らしい。三時間ほどうろうろしていたけれど、それでも駆け足で、回れなかった区画もあった。個人的には、モネ、ルノワールあたりの絵画が揃う、フランス印象派の一画がとても良かった。イタリアのルネサンス芸術もなかなか充実。一方、地元ロシアの芸術に関しては、丸ごと別のロシア美術館というところにあるらしく、ここでは拝む事ができなかった。
この半年ほどの間に、ヨーロッパの色んな街で美術館に足を運んでみて、国や時代ごとの違いがとてもよく分かるようになった。実際にその街を歩いてみての印象や、あるいはその国の音楽から受ける印象などを重ねてみると、制作者個人の差だけでなく、文化間の差が明確に読み取れて、なかなか面白い。要するに、その時代、その国の人々が、何をもって美的な価値を認めたのか、そういうことを知る手がかりを与えてくれている。まぁこれは、この留学生活の一つの副産物。
ロシア名物、ペリメニ。ラビオリ、というか平たく言えば餃子のような感じ。ポーランドのピエロギとも関係あるらしい。この辺りは、起源としては全部つながっているのだろうか。
二日続けて、マリインスキー劇場。この日はオペラで、演目はヴェルディの「ファルスタッフ」。ヴェルディ最後の作品らしい。
プログラムを読んで粗筋は分かったけれど、英語字幕がなく、台詞は全く分からなかった。コミカルな内容で、変な衣装や、小技の利いた喜劇的な演出も面白かった。
フィンランドでもマリインスキーの演奏を二回聞いたので、この一年だけで四回目。
しかし思うに、自分はやっぱり純粋音楽の方が好みなのかもしれない。でも、オペラやバレエももうちょっと開拓してみようと思う。
サンクトペテルブルクの夜景。とても美しく、詩的な感じ。
けれど、話に聞いていた通り、決して治安は良くはないかもしれない。人通りの多い大通りを歩いて帰ったのに、何人にも声をかけられた(多分、金出せ、とか)。一緒にいった友人は、危うくジプシーの子供たちにすられる寸前だった。まぁ被害は無かったので、何より。