連休明け。やっと大学で事務手続きをし、学生としての身分が登録された。銀行もずっと閉まっていたのだけど、止むなく滞納していた家賃も振込みできた。
ところで今日、道を歩いていたら知らないおばさんに話しかけられた。何やら、
「ケッロ、ケッロ」
と言っている。何のことだろう。どうやら英語が通じないみたいだ。
そのとき、ふと思い出した。たしかフィンランド語では、「今、何時ですか」を「パルヨンコ ケッロ オン?」と言う。言葉の響きがちょっと面白いので、覚えていた。
もしかして、時間を聞いているのかと思い、さっと腕時計を見せると、
「ヨー キートス」
と、笑顔。多分、正解。「ヨー(joo)」は肯定的な相槌、「キートス(Kiitos)」は「ありがとう」。それくらいは知っていた。
家に帰って辞書を引くと、案の定、ケッロ(kello)は時計という意味だった。こういう風にして覚えた言葉は、生涯忘れなさそう。
フィンランド人は概して英語が上手で(特に若い人)、大学の関係者のみならず、スーパーのレジのお姉さんからバスの運転手のおっさんまでみんな流暢に英語を話します。なので今回の留学の範囲では、別にフィンランド語を一切理解しなくとも、ほとんど何の支障もないのですが、まぁでもせっかくなので少しは覚えたい。
それにフィンランド語のユニークさは、自分にとってのフィンランドの魅力を構成する一要素でもあるように思います。上に出したいくつかの単語だけ見ても、なんだかそのままムーミン谷の住人たちが喋っていそうな、そんな奥ゆかしさがある。
こちらに来て最初に触れたフィンランド語は、飛行機を降りるときにCAさんがかけてくれた言葉。
「キートス ヘイヘイ」
うーむ、思わずにやりとしてしまう(ヘイヘイは、別れの言葉)。
隣にいるフィンランド人に電話がかかってきたら、彼の話はこんな感じ、かもしれない。
「モイ ヨー ヨー ニーン ヘイヘイ」
(訳:「やあ うん うん そうだね またねー」)
うーん、やっぱり面白い。
(左)フィンランド語日常会話の本
(右)前回滞在時にヘルシンキの本屋で購入したフィンランド語⇆日本語の辞書
ところで今日、道を歩いていたら知らないおばさんに話しかけられた。何やら、
「ケッロ、ケッロ」
と言っている。何のことだろう。どうやら英語が通じないみたいだ。
そのとき、ふと思い出した。たしかフィンランド語では、「今、何時ですか」を「パルヨンコ ケッロ オン?」と言う。言葉の響きがちょっと面白いので、覚えていた。
もしかして、時間を聞いているのかと思い、さっと腕時計を見せると、
「ヨー キートス」
と、笑顔。多分、正解。「ヨー(joo)」は肯定的な相槌、「キートス(Kiitos)」は「ありがとう」。それくらいは知っていた。
家に帰って辞書を引くと、案の定、ケッロ(kello)は時計という意味だった。こういう風にして覚えた言葉は、生涯忘れなさそう。
フィンランド人は概して英語が上手で(特に若い人)、大学の関係者のみならず、スーパーのレジのお姉さんからバスの運転手のおっさんまでみんな流暢に英語を話します。なので今回の留学の範囲では、別にフィンランド語を一切理解しなくとも、ほとんど何の支障もないのですが、まぁでもせっかくなので少しは覚えたい。
それにフィンランド語のユニークさは、自分にとってのフィンランドの魅力を構成する一要素でもあるように思います。上に出したいくつかの単語だけ見ても、なんだかそのままムーミン谷の住人たちが喋っていそうな、そんな奥ゆかしさがある。
こちらに来て最初に触れたフィンランド語は、飛行機を降りるときにCAさんがかけてくれた言葉。
「キートス ヘイヘイ」
うーむ、思わずにやりとしてしまう(ヘイヘイは、別れの言葉)。
隣にいるフィンランド人に電話がかかってきたら、彼の話はこんな感じ、かもしれない。
「モイ ヨー ヨー ニーン ヘイヘイ」
(訳:「やあ うん うん そうだね またねー」)
うーん、やっぱり面白い。
(左)フィンランド語日常会話の本
(右)前回滞在時にヘルシンキの本屋で購入したフィンランド語⇆日本語の辞書