すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

介護さんって大変

2009年01月21日 | 日々つれづれ
父が倒れてほぼ毎日病院へ通っていますが、いつも感じるのは病院のスタッフさん、特に介護職さんの大変さ
父はベットから起き上がるどころか寝返りも満足に出来ないので、日常の全てを介護さんのお世話になっているんですが、入院患者は父1人じゃないですからね~

特にここの病棟はリハビリに力を入れていることもあり、極力ベットでの食事はさせません。
寝たきりの父ですら、車椅子に座らせての経管栄養となります。

私が行く6時過ぎはちょうど夕食の時間
看護婦さんが経管栄養の患者さんを廻る間、介護さんは配膳は勿論、お年寄りや体の不自由な方への食事介助、歯磨き、それが終ったら車椅子の方で比較的元気な人をトイレに連れて行き、障害の重い順にベットへ連れて行きオムツの交換・・・ほんと戦場のような忙しさです
オムツもね、ただ交換じゃなくて、排泄物の量や内容などすべてチェック、日中はこれにリネン類の交換やお風呂の介助もあるそうで・・・

でもね、比較的元気な人やお年寄りほど我侭なんですよね~
椅子に座っていることもリハビリの一環なんですけど、なのに勝手に車椅子で戻ろうとする人、看護婦さん介護さんをしきりに呼ぶ人、まーまー色んな人がいます

特に脳卒中などそれまで元気だったのに、突然として体が不自由になった人の中には怒りっぽくなったり、我侭になる人が多いみたい・・・
きっと自分の障害を受け入れられないんでしょうね~
(でも本当は「無気力」というのが一番タチが悪いんですがね・苦笑)

そんな人に対してもいつもニコヤカに接している介護さんたちって凄いなーと、いつも優しい言葉かけをしてくれて、笑顔を絶やさない介護さんを見ていると以前「介護職は心から優しい人でないと務まらない」と聞いた事があるんですが、ほんとそうだなぁと感じます

世界的不景気で雇用が危ぶまれている昨今ですが、介護の現場は常に人手不足なのだとか・・・
数年ぶりに介護報酬の引き上げがありましたが、あの労働内容を考えると全然足りない気が。
定額給付うんぬんで国会が大揺れですが、ばら撒きで使われるならこちらの方に使ってくれればいのに・・・と個人的には思ったりします

いつか皆がお世話になる人たちだからね・・・