すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

自然のままか、保護か

2006年03月23日 | どうぶつ回想録
仕事をしていると「電話ですよ」と呼ばれたので、出てみると現場のK田さんで「弱った鳩が落ちてた」と言われた。

またかい・・・_| ̄|○

以前にもK田さんは仕事中に弱った鳩を拾い、私のトコに持ってきたんだよな
あの時は家で1週間介護して元気にさせてから自然へ返したけど

私は獣医じゃないつーの

獣医に連れて行っても怪我とかしていない限り、特に治療とかないんだよね。
それに小さい鳥の場合は誤認保護の可能性もあるからあまり保護しないほうがいいと言われたんだよな。
まぁ巣立ちの季節じゃないから誤認ではないと思うけど・・・。

正直なトコロ、鳩やカラスって害鳥としての存在もあるので保護をしてよいのか、迷うときがある。
特にウチの工場内では鳩のフン害で悩んでいるところもあるしねぇ。
生きるも死ぬも自然にまかせた方が良いのかなと・・・でも手を差し出せば助かるのならそれも運命なのかなとも思うし。

K田さんに「鳥は体温が下がると弱るから温めておいて」と伝えて置いたが、帰りまで持たなかったらしく、死んでしまったらしい。
「死んじゃったよ」という言葉を聞いて、自分が救いの手を拒んだような気がしてちょっと胸が痛んだ。仮に私が受け取ったとしても仕事中は何も出来ないし、帰りまで鳩の命が繋がっていたとは限らないけど・・・。

害鳥も益鳥も人間から見た判断なんだよね。
鳥はそこでただ生活しているだけ。罪は無い。

身勝手なのは人間。

自分もその一人なんだと改めて思った一日でした。