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そっと芸術  郷津晴彦のブログ

アーチスト郷津晴彦。展覧会の案内、『平和な小国』、流木作品、絵や彫刻、写真に小説、漂着物、超芸術トマソンなど。

「この人は本当のことを言っている」

2019-06-30 17:26:09 | Weblog
 学生の時分、基礎課程担任のWEST先生から耳タコのように言われた「工芸とは心をかたちにすること」。
 そんなこと言われても20歳そこそには何のことやらだった。ただ、ちんぷんかんぷんだったけど「この人は本当のことを言っている」ことだけはわかった。「この人は本当のことを言っている」という直観は「内容を理解すること」よりもずっと大事だと、今ではそう思う。
 さて「心をかたちにする」は、この頃しみじみわかるようになった。やっと。
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『誰も書かなかった個展訪問術』予告

2018-06-29 15:43:30 | Weblog
『誰も書かなかった個展訪問術』と題して、少しずつ書いてみようかと思っています。前々からの懸案でもありました。
 想定しているのは、作家が在廊している比較的小規模なギャラリー。このぐらいは心得ておきたいものだ、というようなこと。たとえば、手みやげとか、会話や振る舞い、滞在時間についてとか。けっこう迷われているかたもいるんじゃないでしょうか。
 でもこういったことはほとんど語られなていないんですよね。それを具体的に一般向けに書こうと思っています。
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つらら

2018-02-28 16:49:42 | Weblog
この冬は寒かったです。
1月には東京でも20何センチかの雪が積もりました。
うちにこんなツララができました。
どうしてこんな形になったのか?
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ウェブサイト引越しのおしらせ

2017-01-28 17:31:35 | Weblog
このブログとは別の、私のウェブサイト『郷津晴彦のウェブサイト GOTSU'S ART WEBSITE』は、
J:COM NETサーバー閉鎖にともない、引越しました。
ブックマークして下さっている殊勝な人がいらしたら、書き換えをお願いします。
元のURLは1月末でなくなります。ジャンプもしません。
引越し先はこちらです。
http://gotsu.sunnyday.jp/

当ページ左側[ブックマーク]のところの「郷津晴彦のウェブサイト」は新しいURLに書き換えてあります。

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ジョアン植木ヘリコプターズ

2016-07-30 10:12:25 | Weblog
友人宅のレコード棚。
世界広しといえども、ジョアン・ジルベルト、植木等、ザ・ヘリコプターズと並ぶのは、ここだけでしょう。
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謹賀新年

2016-01-01 16:45:25 | Weblog
昭和31年 さる年に生まれた私を抱く父。
この子も今年は還暦をむかえます。
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新年のごあいさつ

2015-01-03 17:55:54 | Weblog
みなさんの幸せと世界の平和を願っています。
今年もよろしくお願いします。

今年は個展を予定しています。
詳細決まりましたらお知らせします。
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バッヂのコレクション

2014-08-31 09:57:04 | Weblog
コレクターでもないので、いつの間にか持っていたものたちです。
買ったもの、何かのオマケ、人にもらったもの、どうしてここにあるのかわからないもの……などなど並べてみました。
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山田浩司 作品展 おすすめします

2014-07-26 09:50:30 | Weblog
いま私が一番すきで注目しているアーティストがこの人です。
強力におすすめします。
未知の生物みたような、緻密につくり込まれた立体作品の数々。
アマゾンの奥地で新種の果実を発見し、驚いて息を殺し、そおっと近づいてみると、うわあ! 動いた!! ああ、ビックリした! みたいな感じ。(動きませんけど)
 
『山田浩司 作品展』開催中!
銀座三越8回「アートスペース∞」にて 7月29日(火)までです!

詳細はこちら
http://www.sankaibi.com/tenrankai/tenrankai_yamada_2014_0723.html
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JR福知山線の事故から9年

2014-04-30 11:49:46 | Weblog
JR福知山線の事故から9年と5日が経ちました。
あの事故は私に強烈な印象を与えました。ショックでした。
過密運転、定時運行への圧力、満員電車容認、効率優先…背景には1分1秒を争うような生活があって、私たちの生活様式そのものが根底から問われているのだと思いました。
しかし私の知る限り、そのような議論はほとんどされないまま、鉄道会社の責任問題や安全対策へと問題は矮小化していったように思います。

この満員電車と運行ダイヤは異常なんじゃないだろうか…私たちはひょっとしたら正気を失っているんじゃないか…この機会に時差通勤時差通学を社会全体でちゃんと考えてみたらどうだ…みんなもう少し寛容になってのんびりとかまえてもいいんじゃないか…みんなが幸せに生きたいはずだ……

そんなふうな国民的議論があってしかるべきだったんじゃないでしょうか。


ところで、「日本人は時間に几帳面」だと当然のように言われますが、それはわりあい「最近」のことであって、昔は違こたようです。
幕末に科学技術やら軍術やらを日本に教えに来たあるオランダ人カッテンディーケは、日本人の「呆れるほどの悠長さ」を嘆く手記を残しています。そこでは日本人がいかに時間にルーズであるか、のんびり屋であるかの例がいろいろ書かれているのです。
それが今日、どうしてこんなにも時間にキッチリな人達になったのでしょうか?
どうやら鉄道の発達と関係があるようです。
明治になって鉄道が敷かれ、伸び、運行本数も増えてゆくにつれて「標準時」の必要が生まれ、「時計」という機械とともに標準時の概念も普及していった……はじめは何時間遅延も普通だったのが、しだいしだいに正確になっていった……
ということらしいのです。

そこで、もう一度JR福知山線事故のことを考えてみますと、
あの事故が、時間に追われる生活のルーツのような「鉄道」という場で起こったことが、何か象徴的な、根の深い問題に思えてくるのです。
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裏焼き写真

2014-03-26 14:56:03 | Weblog

レコードをひっぱり出してなんとなく見ていたら…
BOB DYLAN のファースト・アルバム(1962)のジャケット写真が裏焼きです!
彼は右利きなのに、ギターの弦が逆に、サウスポー用になっています。
今まで気づきませんでした。
よく見るとボタンの合わせも逆ですね。

裏焼き写真といえばこれも。
THE PAUL SIMON SONG BOOK(1965)
むかって左がオリジナル英盤、右が70年の代再発盤です。
一緒に写っている女性は The only trouth I know is you と歌われたキャシーなのです!

もうひとつ裏焼き。
DON McLEAN のセカンド・アルバム AMERICAN PIE(1972) の裏ジャケ写真。
この人も右利きですが、ギターはサウスポー用になってますし、髪の分け目が逆です。
DYLAN と SIMON は、文字やレーベルマーク等とのレイアウトの都合上あえて反転させたと思われますが、
この McLEAN の場合は反転の必然性がありません。
当時はフィルムを「四色分解」してカラー印刷していましたが、その過程で間違ってフィルムを裏返しにしてしまったのではないか……。
さらにシングルカットされた VINCENT のジャケ写にもそのまま使われています。
いい加減なもんです。
(ちなみにゴッホを歌った VINCENT には泣けます。)

さらに極めつけがこれ。
かつてイタリアで、間違って反転モナリザが載ったレオナルドの画集が発売されたことがあるです!!
この本は知人から実際に見せてもらいました。
フィルム裏返しの間違いでしょうが、出版まで誰も気づかなかったということです。
これは人間の「左右盲」にからんでくる深い問題です。

最後に裏焼きとは関係ないですが、オマケにこれを。
THE TIMES THEYT ARE A-CHANGIN'(1964)
時代は変わる。人も変わる。
デビューアルバムのお坊ちゃん顔が2年にはこうなる。


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明けましておめでとうございます

2014-01-01 15:02:48 | Weblog
一富士(二鷹)三ゴーヤ
本来はナスビですがゴーヤでひとつご勘弁ねがいます
ナスビもゴーヤも大まかには仲間でございます
大まかにいえば仲間というのは大切だと思います
(鷹は、ごめんこうむります)
         平成26(2014)年 元日
                 郷津晴彦
上の画像は、おそらく集合住宅の給水タンクの一部です。
全体はこちら。逆さ富士も。






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モズのはやにえ(百舌鳥の早贄)その後

2013-12-18 13:58:38 | Weblog
けさ外をみたら、あああっ!! いない!!
モズのはやにえ のトカゲ君が、いなくなっていました。
鳥がくわえていったのか、何かの拍子に落ちたのか……地面を探してみましたが発見できません。
もうしばらく日に干したら、暮れにでも枝ごと“収穫”して、専用の箱を作って納めようと思っていたのに。
枝についたままどうやって箱に固定するかとか、通気性も必要だなとかいろいろ考えていたんだけどな。
まあ、しょうがない。そうやって自然に還って行くんだから。
これで良かったんだ。
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モズのはやにえ(百舌鳥の早贄)

2013-12-04 13:41:35 | Weblog
4週間まえのこと。なんとなく窓から外をみていたら、梅の木に鳥が一羽。
スズメよりちょいと大ぶりで、くちばしに虫みたようなものをくわえています。
それを小枝に刺したかとおもうと、飛んでいってしまいました。
トカゲでした。見事に一発で刺したのです!
モズの はやにえ!
まさにその現場を目撃したのでした。

先週の月曜日(11.25)の嵐の夜、トカゲは大丈夫か、飛ばされやしないかと気をもみました。
たぶん駄目だろう、枝を切って保存しておけばよかったと思いましたが、
翌朝、しっかり耐えた姿を発見。安堵と関心。
余計なことはしないでよかった。おかげであの嵐にも耐えたんだ、ということがわかりましたから。

さて今日は、最初の日から4週間がたちました。
節目と思って、脚立に昇って間近で虫眼鏡で観察してみました。(虫眼鏡の正しい使い方をした!)
だいぶ干からびて、これはもうミイラといっていいでしょうか。
首が小枝にしっかり刺さっています。目はつむっていました。

比較のために今日ほぼ同じアングルで撮った写真を1枚。

そして脚立の上(高くて怖かった)で撮った写真です。

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これからの日本をどうするか

2013-01-31 10:44:28 | Weblog
1)原発をやめる
2)憲法を生かす
3)第一次産業を大切にする

が柱だろうと思っています。

いわゆる環境問題は(3)に含まれます。第一次産業は豊かな自然が前提であり、自然と人間との関わり合いそのものだからです。

また第一次産業を大切にしたならば原発を存在させる選択肢はありえませんから、理論的には(1)を(3)に含めてもいいのですが、
原発をやめることは喫緊の課題であり、3.11後の世界を考える出発点でもあると思いますから、あえて独立させました。

憲法は我々の宝です。
憲法の根本すら理解していない改憲勢力が台頭している今、憲法を守るとせず生かすと書くのは、現実に守られていないからです。
内政のためにも外交のためにも憲法を実行すること求めます。
九条は最高の安全保障です。

ないがしろにされてきた憲法。差別されてきた、いなか。粗末に扱われてきた第一次産業。
それらの復権、そしてそれらをこそ、あらためてこの国の根幹に据える覚悟が求められます。
これこそ我々が震災と原発事故から学ばなければいけなかったこと、ではないのでしょうか。
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