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そっと芸術  郷津晴彦のブログ

アーチスト郷津晴彦。展覧会の案内、『平和な小国』、流木作品、絵や彫刻、写真に小説、漂着物、超芸術トマソンなど。

【誰も書かなかった個展訪問術】その5「立ち振舞い/補」

2018-11-30 15:06:01 | 誰も書かなかった個展訪問術
 前回に少し補足します。要は「ひらかれたフレンドリーな場」を一緒に「つくって」ほしい、ということです。
 場は、そこにいるすべての人(来訪者、作者、画廊スタッフ)が作るものだから、来訪者も能動的な主体なんです。受身の「お客さん」ではないんですね。ここは重要だと思います。
 鑑賞から発言や立ち振る舞いまで、すべて主体的に関わる能動的な行いなんです。 ですから「悪意のない勝手気まま」が「意図せぬ排他」になってしまうような場合、それはいわゆる「空気が読めない」というよりは、主体意識の問題なのではないか、と思うわけです。
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【誰も書かなかった個展訪問術】その4「立ち振舞い」

2018-11-30 15:04:24 | 誰も書かなかった個展訪問術
 会場で知り合いに遭遇する場面は多々あると思います。久しぶりに会って盛り上がったりもします。しかしここは展覧会場です。
 お客は「知り合い」ばかりではありません。他にお客もいます。初めて見に来た人もいます。
 そういう人にとって「知り合い同士で盛り上がっている姿」はあまり気持ちのよいものではないと思います。
 作品に関係のない話は会場の「外に出て」からにしましょう。
 他のお客に、物理的、心理的に邪魔にならないように周囲に気をくばってください。とくに比較的せまいギャラリーでは注意が必要です。
 すごく当たり前のことを書いていて気が引けるのですが、夢中になると誰しも周囲が見えなくなるものでして、これは誰にでも起こりうることなので、ご勘弁ねがいます。
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