はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

心療内科へ行こう

2022-01-06 02:15:26 | 死ぬこと

死について語るには

1分じゃ無意味といえるが

またも若い女性タレントが自分であの世に旅立ってしまった。

 

いろいろ悩みはあるんだろうが

外野から見て

何も死ぬことはないんじゃないかと思うことばかりだと思う。

ましてや

失恋とか

受験失敗でとか

借金でとか

申し訳ないが

これらの悩みの一つだけで

自殺するとしたら

そういう彼女彼氏に対しては

「悲劇の人だ」という

惻隠の情的感情は、わきおこらない。

私は40年前、すい臓の異常をきたしてから

何度、塗炭の苦しみに

のたうちまわってきただろう。

それでも、肉体の苦しみだけならそれほどでもなく

派生する強迫神経症など

精神的な辛さにはギブアップ寸前だった。

だけど

初代若乃花のごとく土俵際

俵一枚、つま先で残ってきたおかげで

今こうして生きている。

自殺しようとする若者に言うのが

「キミが死んで一番悲しいのが親なんだから親を泣かせるな」とか

「世の中には君より不幸な人がいっぱいいるよ」というものであるが

あまり意味がないいかにも年配者のナントカの一つ覚えのアドバイスだと思う。

私は具体的にいいます。

心療内科へ行け・・・と。

当たり前と言ったら当たり前なのだが

大学病院の心療内科に行ってみるといい。

だめもとと思って

精神的な病って

なんとなく

なにかベテランのカウンセラーが会話によって

患者の心を解きほぐして、絡み合った考えを変えてゆくみたいな

抽象的な施術による癒しというイメージがある。

でもはっきりいって

カウンセラーの力量、相性の問題もあるし

信用できない。

私は、当時飯田橋にあった『警察病院』の精神科のK先生から

処方してもらった薬を飲んだら

ウソのように

心の闇に陽光が差し込んだ経験がある。

その薬の名前は解らないが。

大きさはコメ粒ほど。

色はピンク色。

形は、ひし形である。

この薬を飲み始めたら

ウソのように心が軽くなった。

 

脳内物質の中のナントカが不足して

死にたい気持ちになってるとしたら

それを補う薬をのむしかない。

 

心の病も肉体の悩みの一つなのだ。

 

 

 

 

 

 

 



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