どのようなときも季節はすすむ。今日も生かされていることに感謝申し上げます。
今は二十四節気で穀雨(こくう)と呼ばれる季節。今年2020年は4月19日(日)ころから5月4日(月)ころまでです。
穀雨は、清明で芽吹いたものが、隙間なくつながっていくとき。
今、「密に隙間なく」と書いて、「密に」を削除しました。「密に」というと、2020年の今は「三密」を連想してしまう。
来年の穀雨のころはどのような日本になっているでしょう。方向性がみえていればいいなとおもいます。みなでそうしていきたい。
長い過程になるでしょう。すすむ季節にあわせて、毎日、人生の歩みを進めていきたい、生かされていることに感謝したいとおもいながら、この文章を書いています。
そして季節にあわせて、季節の力とともに、ちょっとずつ変わっていきたいな。
清明で始まった新しい芽は、次第に形になり、まとまっていく。次に、次に、先に、未来へとつながっていきます。
大々的に、華々しくというよりは、当たり前のように自然に進行するプロセスなので、あたしたちは気が付きにくいかもしれない。
極端なこというと、 自然はただ淡々と進んでいるだけで、あたしたちが勝手に穀雨と呼んでいるのかもしれない。それくらい何気ない。
見えないところでどんどんとつながって広がる、網、編み、ネットワーク。生態系の食物連鎖。多くの生命体が連結することを決めるとき。
あたしたちが、もといあたしが新型コロナウイルス(covid-19)の拡大から学ぶべきことなのかもしれない。
肉体は単独で存在しているわけではなく、いろいろなものが協力して、形つくり、次へ、つなごうとしている。そこには動物や植物も含まれている。ひとりの人間にしても、さまざまな臓器が、免疫が働くことによって、維持されている。
ひとつひとつの細胞(土の粒)が手をつなぐ。穀雨の雨、水と湿気のおかげでやりやすいのかもしれない。
緩やかにエネルギーを連結させていく。ゆっくり、ゆっくりと。
焦りはない。ただ、音楽を織り込みながら、待つ。みずみずしいパワーがじわじわと。
ただ進む。
穀雨は春の土用の期間とも重なっています。
土用が明けたときにエネルギーを即利用できるようにするために、燃料を作るときな気もしている。いままで存在していた単独のものが、結びつき化学変化して、エネルギー源になる。
このあたしたちの住む世界で物語を進行させていくための場つくり。立夏への前触れとして、物事を混とんとさせて、形を変えていく。
エネルギーの移動も一瞬でやりやすいときな気がしている。
ではまた
◆臼村さおり twitter @saori_u
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