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寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

安芸と備後との違い

2012年11月02日 | 日記
安芸国の大学に入り100万都市の出身者とも仲良くなりこんなことを言われた。

「備後ってこわいよね」

不意に痛いところを突かれた私は「確かに柄は良くないと思う、僻地へ行けば。特に高校教育は問題ありだ。俺が籍だけ置いた学校は最低だったな。結果の平等を追い求めて歪んだ思想を植えつけようとする…どういうわけか知らんが、山のてっぺんに移った学校は陰口をたたかれとるな」と答えた。

友人は備後の中心である福山市の恥部についてよく知っていたので更に踏み込んで意見を述べた。

「特定枠のある学校のことだな。人は違って当たり前なのに何故か同じ歪な型に嵌めようとする。百害あって一利なしだ。お前も酷い目にあったんだな」

「うん。だからもともと好きでもなかった地元が本当に嫌いになったよ。広島に来てせーせーしたわ」

私達は腹の底から笑った。広島市も左巻きが多い土地だったが、学内にコテコテのとう○んはおらず、言論の自由はあったのである。

安芸国には熱い(よく言えば面倒見のよい、悪く言えばお節介を焼く)人が多かった。備後国の冷めぶりとは明らかに違っていた。彼らと付き合い出して備後の最大の欠点は僻みっぽい所だと分析し「評価されない理由を他人の所為にする前に己の非を反省すべき」と感じた。

その後私は関東に移住し備後の特異性と異常性を痛感することになったが、食文化だけは水準以上だと自信を持って言えた。ただし麺と粉モノが弱過ぎる。より美味しい「福山の名を冠した」新食品を生み出せばいいのに前に進もうとしない。湯崎県政になってメディアが福山をボチボチとり上げるようになったのを好機と捉えるべきだ。「感謝の念を忘れず精進すること」が今この街には求められている。

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