我が家の猫は名前を「プリン」と言う。男の子で今年で19歳位になる。
(人間の年齢では100歳にはなるのではないかと思っている)
まだ小さかった娘たちが前々からペットを欲しがっていて、前に住んでいた一戸建を買って間もなく「たまたま捨て猫を見つけた」と言って飼い出したのが始まりである。
アメリカンショートヘアと雉猫の相の子のようで、小さくて本当に可愛かった。名前も子供たちがつけた。
初めは娘達が「かわいい、かわいい」と牛乳を買ってきては哺乳瓶で飲ませるなど一生懸命世話をしていた。
今でもミルクやクリームの匂いに敏感ですぐに寄ってくるのは母乳代わりの牛乳のせいなのてはないかと思っている。
その後、黒猫の「五右衛門」という猫と2匹になり仲良く育っていたが、
五右衛門は、外で車にはねられたらしく、尻から血を流しながら家まで帰って来たものの、たどり着いた途端に倒れ込み、内臓破裂ということで安楽死となってしまった。
気性の激しい猫だったが、瀕死の状態でよく家まで辿りついてくれものだと思うと、猫の気持ちが察せられるようで不憫なことをしたと今でも思っている。
プリンにも大きな出来事があった。
夜、外に出たがり、危ないので戸締りをしていたが、天窓の隙間から脱出して行方不明になってしまったことがある。
しばらく戻らなかったので、事故にでもあったかと半ば諦めていたところ、1週間位して突然戻ってきた。爪が擦り減ってすっかり痩せていたが、よくまあ戻ってきたとみんなで涙して喜んだことがある。
また、また、今の家に引っ越してきた直後は、環境の変化に馴染めず、すぐに押入れの奥に入り込み、何日も出てこないこともあった。これは猫の習性のようだ。
こんなプリンも子供達が大きくなるにつれて親が世話係になって今日に至っている。
プリンは痩せてヨタヨタするようになり、口も臭いので孫達からは時々敬遠されがちになってきた。
それでも、名前を呼ぶとその都度返事をするし、女房には何かの拍子に「抱っこしてほしい」と手を伸ばして来る。
小さい孫達が、時々母親にせがんでいるのと同じだな・・・・と思っている。
追 伸(2018.8.20)
昼過ぎにプリンが死んだ。23、4才で人間の年齢では推定120才位にあたる。
3日前から餌を食べなくなり、歩くことも難しい状態だった。
呼ぶと「はい・・・」と弱々しく応えていたが、後に「ハーッ」という息だけの反応になり、女房に撫でてもらいながら旅立った。
夕方、女房と孫娘と3人でペット斎場にお願いしてお別れをしてきた。
骨の引き取りをお願いしたが、個別の火葬は満杯で3日以降しか予約できないということでやむなくそこでお別れをしてきた。
さようなら「プリン」。 数えきれない思い出をありがとう。
先に逝った「五右衛門」や犬の「ジャッキー」「リュウ」達と仲良く遊んでほしいと祈るばかりである。
(人間の年齢では100歳にはなるのではないかと思っている)
まだ小さかった娘たちが前々からペットを欲しがっていて、前に住んでいた一戸建を買って間もなく「たまたま捨て猫を見つけた」と言って飼い出したのが始まりである。
アメリカンショートヘアと雉猫の相の子のようで、小さくて本当に可愛かった。名前も子供たちがつけた。
初めは娘達が「かわいい、かわいい」と牛乳を買ってきては哺乳瓶で飲ませるなど一生懸命世話をしていた。
今でもミルクやクリームの匂いに敏感ですぐに寄ってくるのは母乳代わりの牛乳のせいなのてはないかと思っている。
その後、黒猫の「五右衛門」という猫と2匹になり仲良く育っていたが、
五右衛門は、外で車にはねられたらしく、尻から血を流しながら家まで帰って来たものの、たどり着いた途端に倒れ込み、内臓破裂ということで安楽死となってしまった。
気性の激しい猫だったが、瀕死の状態でよく家まで辿りついてくれものだと思うと、猫の気持ちが察せられるようで不憫なことをしたと今でも思っている。
プリンにも大きな出来事があった。
夜、外に出たがり、危ないので戸締りをしていたが、天窓の隙間から脱出して行方不明になってしまったことがある。
しばらく戻らなかったので、事故にでもあったかと半ば諦めていたところ、1週間位して突然戻ってきた。爪が擦り減ってすっかり痩せていたが、よくまあ戻ってきたとみんなで涙して喜んだことがある。
また、また、今の家に引っ越してきた直後は、環境の変化に馴染めず、すぐに押入れの奥に入り込み、何日も出てこないこともあった。これは猫の習性のようだ。
こんなプリンも子供達が大きくなるにつれて親が世話係になって今日に至っている。
プリンは痩せてヨタヨタするようになり、口も臭いので孫達からは時々敬遠されがちになってきた。
それでも、名前を呼ぶとその都度返事をするし、女房には何かの拍子に「抱っこしてほしい」と手を伸ばして来る。
小さい孫達が、時々母親にせがんでいるのと同じだな・・・・と思っている。
追 伸(2018.8.20)
昼過ぎにプリンが死んだ。23、4才で人間の年齢では推定120才位にあたる。
3日前から餌を食べなくなり、歩くことも難しい状態だった。
呼ぶと「はい・・・」と弱々しく応えていたが、後に「ハーッ」という息だけの反応になり、女房に撫でてもらいながら旅立った。
夕方、女房と孫娘と3人でペット斎場にお願いしてお別れをしてきた。
骨の引き取りをお願いしたが、個別の火葬は満杯で3日以降しか予約できないということでやむなくそこでお別れをしてきた。
さようなら「プリン」。 数えきれない思い出をありがとう。
先に逝った「五右衛門」や犬の「ジャッキー」「リュウ」達と仲良く遊んでほしいと祈るばかりである。