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エジプトの墓から出た5千年以上前のビーズが宇宙起源と判明。

2013-08-23 06:48:19 | 日記
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エジプト先王朝時代の墓から出土した黒く腐食した石塊9片を鑑定してみたところ、
地球最古の5000年以上前の鉄器で、素材は宇宙からきた石であることが判明。

このビーズは1911年にel-Gerzeh近郊で発掘されたもので、このほど鉄器考古学に詳しい
UCLカタール研究所長ティロ・レーレン教授率いる研究チームが中身を調べてみたところ、
鉄・ニッケルの合金にコバルト、リン、ゲルマニウムなどの物質が混じっているとわかり、
これが地球外起源の隕石と断定する決め手となったそう。

腐食はだいぶ進んでいるため、起源・工法の解析で同教授が使ったのは
石を傷めない「中性子即発ガンマ線分析」と呼ばれるもの。

合金に低エネルギーの中性子ビームを当てると
中の物質が中性子の一部を吸収して反応し、ガンマ線を発散。

そのガンマ線のエネルギーを見れば物質のタイプがわかり、
そのエネルギーが最大値となるピークを見ればその物質の密度がわかるとのことで、
ニッケル、リン系、コバルト、ゲルマニウムが検出され、
隕石と見てほぼ間違いなしとの結論を得たそう。

こうした地球外の物質(特にニッケル)が含まれているため、
このビーズは地球の物質より遥かに硬く、
エジプトの鍛冶屋はそれこそ死ぬ思いで叩いたと思われ、
実際、X線スキャナーで分析してみたところ隕石の数珠玉には、
何度も何度も熱して叩いた痕跡が残っていたそう。

地球外物質起源もさることながら、これは地球の過去を紐解く画期的な発見。

レーレン教授曰く
「いん鉄にしか見られないコバルト、ゲルマニウム等の典型的痕跡があることを確かなかたちで実証できたのはこれが初めて。今回の研究で一番うれしい成果はそれですね。
さらに数珠玉の内部構造を見た結果、畳んで潰して成形したものであることも確認されました。これは石に穴を穿つ他の数珠玉とは全く違う工法であり、こうした扱いが極めて困難な素材に対しても当時の鍛冶屋が高度な知識を持っていたことが伺えます。」とのこと。

現在この隕石の数珠玉はユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)付属
ロンドン大学ペトリーエジプト考古博物館が所蔵。

案外他にもこういった宇宙由来のものがあるかもしれませんね。


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