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ケネディ 駐日大使 馬車の秘密

2013-11-20 21:58:19 | 歴史

ケネディ駐日大使が馬車で皇居へ参内されたわけですが、各メディアで取り上げられたこの映像みなさんもご覧になりましたよね。今や馬車を採用している国は日本・スペインなど数か国しかないらしいのです。いやあ知りませんでしたこれって凄いことですよね、ちょっと感動しましたよ。

 ところでみなさんこの馬車の前に乗ってる人は御者ですよねぇ まあ車で言えばドライバー当たるわけですが、馬車の後ろに佇立しているもう一人の人物は何をしているかわかりますか?

 え?こんな人がいるの気が付かなかったって でしょうね

実はこの人馬車の乗り心地を良くする緩衝装置なんです。いわいるサスペンションしてるんですわ。

 どういうことかと言いますとこの馬車の客室自体はバネで浮かした状態なんです。車輪の間にその板バネが見えますよね。ところがこのバネだけだと早い話がボヨンボヨンして揺れがちっとも収まりません。ばかりか振動数が合ってしまうと逆に揺れが倍増してしまい乗り心地が悪くなることもあるわけなんです。だから現在の車やバイクではバネ+アブソーバー(減衰装置)で揺れを吸収するようにしてるのです。まあ多くは油で揺れを減衰させてるわけなんですが。100年以上前にはそんな装置はないもんで人間が馬車の車室を直に手でむんずとつかみ揺れを腕力で減衰させてるわけなんです、いやホンマにそうなんです。キチン考証された映画なんかではそれがちゃんと再現されたりしててるわけなんです。過去の社会がいかに人件費が安かったかってことが分かる一例かなあ。

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