乙姫の気まぐれ日記

アメリカのおせち

何か変

2010年01月20日 00時20分00秒 | 日記
今朝一番の NHKテレビニュースで報じで居た。

日本で最近流行って居る結婚式の依頼人招待客だそうだ。
 
内容は家族関係が上手くいかなくて孤立している人、会社を転々として同僚が居ない人、またはお友達が居ない方、要するに人間関係の無い方達が結婚式に招待客が居ないことから赤の他人に依頼するのだそうだ。、要するに依頼人を商売とする企業があるらしい。

両親役、会社の先輩、同僚役、友人役と様々で、新郎新婦が言ってほしいことをあらかじめ頼んでおくのである。

何故そこまでしなくてはならないのか?
一つには相手とのつり合いを合わせる。
世間体、見栄、と様々だが結婚のスタートからこんな人騙しでどんな将来が期待出来るのだろうか。
空恐ろしい気がするし、そんな商売が出現したことに世の狂いと言うか、人間性の喪失を感じた朝でした。

座談会

2010年01月17日 09時28分00秒 | 日記
今日は日本人コミュニテイの新年座談会に浦島殿と出席した。

この近郊には色々な名目で沢山の日本人ソサイテイがあり、あらゆる部門の教室がバランテアで開かれている。
年会費$30.00、夫婦だと$50.00。
普通は余り出席しないのだが退屈なので行ってみる。

出席者は殆どリタイヤ族、若い方がお世話役で一生懸命だ。

一人ひとりの自己紹介、新年のホープ、
心に残った事、日々の在り方、何でも良しである。
なんだかみなさんリタイヤだけに新年のホープどころか活気が無く、病気のお話、薬の事、昔の苦労話とで輝きが足りない。

中にはご主人は京都大学の教授で奥様は何かの博士と言って居たが何の博士だったのか聞き取れなかった。数学の博士と言う方も居た。でも、そんな面影は微塵だに感じれれないほど寂しそうな老人に見えた。

赤ちゃんは生まれた時には学歴も、地位も、肩書きも一切無く一様に只の赤ちゃんである。
そして今日の会合で感じた事はああ、人はどんな肩書きがあったにせよ最後は一様に只の老人、みんな同じく色褪せて行く姿を目の当たりにして寂しさを感じたのである。

生老病死避けがたい事実である。

ボーボー

2010年01月16日 02時50分00秒 | 日記
昨日はバランテアで呼び出しがかかり外出、帰りに紀伊国屋本屋さん、その隣の日本スーパーに立ち寄った。

珍しい商品も無くどうしようかなあと考えて居た其の時、1歳半くらいだろうか、ショッピングカートに載せられた赤ちゃんが、ニコニコしながら私を指さして、ボーボー、ボーボーと言って喜んでいる。
なんだか知らないが赤ちゃん言葉なんだろうと思って私も、ハーイ、ボーボーと
返事を返した。

するとカートを押していた若いお父さんがボーボーとは中国語で ”おばあちゃん”と言う意味なんですと教えてくれた。
*(ショック)**(ショック)**(ショック)*
ありゃっ! やっぱり私はおばあちゃんに見えるんだ、普通知人達は私を若いと言ってくれるし、自称万年乙姫だと思っていたのに何と言うことだろう。*(ニヤ)**(ニヤ)**(ニヤ)*

でも、考えて見ると赤ちゃんは正直で見たまま、感じたままを言うのだから仕方がない。嘘つきでお世辞を言うのは大人だけである。
それを真に受けて(半分は)若いと思って居たお目出度い乙姫は内心ガックリ。
だが、いくら力んでみても○○歳では仕方も無い、ここは竜宮城ではないのだから現世の垢もたっぷり付いてしまったのだ。

あの可愛い赤ちゃん、もみじのような手を振ってボーボー、バイバイと言って
居た。乙姫複雑な心境でした。*(ニヤ)**(ニヤ)**(ニヤ)*

あっはっはっはーーー

くだらないことを書いてしまってごめんなさい。

トンチンカン

2010年01月14日 12時44分00秒 | 日記
ここずっとぐずついた気候が続き、それ由に私も家の中に籠って軟弱な日々が続く。

罪悪感や自己嫌悪も出始めた。
多分浦島殿も同じなのか、ワーキングから帰って、○○ちゃん!○○ちゃん!と(彼は結婚以来今でも私をそう呼んでいる)大した意気込みである。
何事かと思いきや今日は雨も降らないようだからワインカントリーまでサイトシーンに行こうと言うのである。
私珍しくそうね、そうしましょうと返事。なぜ珍しくって? 大抵は彼の誘ってくれる処はどうもセンスが無いからである。
片道二時間半くらいの道のりだ。
何故か浦島殿は喋り通し、日本の親戚の事、同級生の事、子供の頃のお話、もう何度も聞いたお話だ。挙句の果ては思春期の頃の話までしてあっはっはーーと一人で笑っていた。
私はと言えば、ふう、そうだったのと初めて聞くふりをしながらも心は別世界。

急に話が変わって

殿  今日はもっと手前から出るから見

て居てね。[高速から出ると言う意味」

乙姫  手前から出るって言うサインがあ

るの?(いじわる姫)

殿   いやそれは無いけどこの前下り

たところだよ。

乙姫  この前なんて言う処で下りたの?

殿   其の名前が分らないんだけど。

乙姫  それじゃどこの手前かわからな

いでしょ。

殿   じゃ、この辺で下りて見よう。

   
勿論その結果は今私は何処に居る   のでしょうか?と言う羽目になっ   た。

丁度にお巡りさんが居たので尋ねましたら丁寧に書いて教えてくれました。

トンチンカンながらも雨上がりの虹に歓迎されながら、緑の丘や葡萄棚の広がる田舎の自然を満喫出来た一日でした。

進行方向に虹の歓迎を受ける
photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド


春を待つ葡萄棚
photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

ぶどう畑に建つ優雅な家

photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

延々と続く緑の丘
photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

暖炉

2010年01月12日 03時04分00秒 | 日記
毎年我が家の恒例でクリスマスイブからお正月にかけて暖炉に薪を燃やす。
孫達は長いステックにマシュマロを刺して焼くのがうれしくてたまらないのである。
その為に昨年の暮れにも大量の薪を買い込んだ。
処が市の条例が変わって自由に薪を燃やせなくなったと言うのである。
理由は大気汚染を避けるため、地球温暖化防止のためである。
イブには知らぬが仏で焚いてしまった。
幸運にも見つからなかったが、見つかれば$500の罰金と言うから大きい。
どう言う訳か其の日に依って違うらしい。
そこで昨日お友達が見えたので我が殿は暖炉の火を接待したかったらしい。
暖炉は雰囲気を和らげ、語らいの場には最高である。
でも、焚いて良い日なのか悪いのか分らない。警察署に電話をかけて聞いてみたら一言の下に駄目だと言われ、泣く泣く諦めるしかない。
それにこの買い込んだ薪はどうなるのだろう。殿は気がかりで仕方ない様子だ。
さもあろう、自分で意気揚々と買い込んだのだから。