乙姫の気まぐれ日記

アメリカのおせち

トンチンカン

2010年01月14日 12時44分00秒 | 日記
ここずっとぐずついた気候が続き、それ由に私も家の中に籠って軟弱な日々が続く。

罪悪感や自己嫌悪も出始めた。
多分浦島殿も同じなのか、ワーキングから帰って、○○ちゃん!○○ちゃん!と(彼は結婚以来今でも私をそう呼んでいる)大した意気込みである。
何事かと思いきや今日は雨も降らないようだからワインカントリーまでサイトシーンに行こうと言うのである。
私珍しくそうね、そうしましょうと返事。なぜ珍しくって? 大抵は彼の誘ってくれる処はどうもセンスが無いからである。
片道二時間半くらいの道のりだ。
何故か浦島殿は喋り通し、日本の親戚の事、同級生の事、子供の頃のお話、もう何度も聞いたお話だ。挙句の果ては思春期の頃の話までしてあっはっはーーと一人で笑っていた。
私はと言えば、ふう、そうだったのと初めて聞くふりをしながらも心は別世界。

急に話が変わって

殿  今日はもっと手前から出るから見

て居てね。[高速から出ると言う意味」

乙姫  手前から出るって言うサインがあ

るの?(いじわる姫)

殿   いやそれは無いけどこの前下り

たところだよ。

乙姫  この前なんて言う処で下りたの?

殿   其の名前が分らないんだけど。

乙姫  それじゃどこの手前かわからな

いでしょ。

殿   じゃ、この辺で下りて見よう。

   
勿論その結果は今私は何処に居る   のでしょうか?と言う羽目になっ   た。

丁度にお巡りさんが居たので尋ねましたら丁寧に書いて教えてくれました。

トンチンカンながらも雨上がりの虹に歓迎されながら、緑の丘や葡萄棚の広がる田舎の自然を満喫出来た一日でした。

進行方向に虹の歓迎を受ける
photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド


春を待つ葡萄棚
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ぶどう畑に建つ優雅な家

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延々と続く緑の丘
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