乙姫の気まぐれ日記

アメリカのおせち

ルンルン

2012年09月24日 16時42分07秒 | 日記

昨日は秋の足音に誘われて大学の街バークレーに出向いて来た。

燦々と降り注ぐ秋の日差しは何とも心地良く何処までも延々とドライブを

続けて居たいような思いに駆られた。

至って穏やかな乙姫と浦島殿(昨日と今日は)不思議と会話が弾む。

目的は孫達とのデイート、若かった時代のようなデイートは最早見込みなし、

子供たちは偉すぎて面白くない。 

こうなったら孫たちが一番かわいい。

朝早く起きて差し入れのコロッケを作る。

彼女たちの大好物なのだがこちらでは売っていないからだ。

これでもまだまだ若いつもりで居るのだが若者の中に入れば嫌でも愕然とさせられる。

あのにこやかな顔、何が可笑しいのか笑い転げる。

箸が落ちても可笑しいと言う乙女盛りらしい。

私など心身ともに一人前に見られて居るのだろうか。

ハーイ、おばあちゃんと言ってはとっぷりと抱きしめてくれる。

昔この子たちを抱きしめてあげたように。

そして言う、おばあちゃん達が態々来てくれたのだからランチは自分たちで

ご馳走すと、それでは婆の顔が立ちません。

私たちそんなに老人に見えるかね、見えないよね、とは帰りの車の中での爺婆の会話。

いやはや何ともねえ、自分が見えないから若いつもりで居れるのですね。

  ←このボリュウム

   ←私が作ったコロッケ

アメリカ人は外で食べるのが大好き、そしてその大盛り皿に圧倒されて食欲

減退、挙句の果ては乙姫のお腹がストライキです。

でも、若返った楽しい時間でした。

今日は浦島殿のお出かけ、これぞ本当のルンルンなのだが買い物に出てすぐさま

爺の必要性を感じてしまう。

買った荷物が重い、特に水が重くてしまった~と思いきや、若いお兄ちゃんが

お手伝いしましょうかと言ってくれた。

ハイ、お願いね。 カートを車まで押してくれてちゃんとトランクに乗せてくれた。

有難うと言う私に、どういたしまして、と彼も笑顔、気分の良い日だった。 

 

 


ワーキング

2012年09月14日 14時28分22秒 | 日記

九月十四日

此処アメリカ西海岸の気候は今日も雲一点無く果てしなく青空が広がって居る。

いくら良い気候とは言え、こうも毎日毎日変化のない気候だと刺激が欲しくなる。

今年の日本の酷暑の中で頑張って居られる方たちには申し訳ない思いなのだが

此処の気候は住むには楽園にも似ている。

でも、日本人の私にとってはもう少し潤いのある情緒が欲しい。

福島の田舎で育った私はあの春の息吹や、田園風景、里山の実り、銀色に輝く雪景色を

思い出すと胸がきゅ~となる。

それなのに毎日のワーキングコースは乾いたアサファルトの上、車の騒音、緑と言えば人の手が加えられた

街路樹、そして公園くらいのものだけになる。

だから私たちは山に向かって散策に出ることが多い。

山の木々も日本のそれとは違う。

言葉が違うように木々の種類までも違って常緑樹が多い。

あの日本の田園風景は私の誇りでもあると思って居る。

今日はホームシックなのかな。

ちょっぴり体調が悪いとこうして故郷に思いを馳せるのはやっぱり私は骨の髄から日本人、

そして福島県人なんだと思わざるを得ないようです。

 

近くの公園です。きれいだけれどすべてが人造。

此処は地区のコミニテイセンター。

   

 毎朝公園で音楽をかけて運動しているようです。

  ←爺と二人でテイタイムです。

スナックにおはぎですよ。