乙姫は十一月の感謝祭以来孤軍奮闘(?)よく頑張った。
我ながらよくぞ続いたものと自画自賛しながらも、ああ今年で最後に
したいと願っている。
これとて毎年思う事だがその時が来れば又一躍奮起してしまう習性が
染み込んで居るのだから仕方がない。
先日最後の客を終えて心身が解放された。
今度は自分の癒しの番だ。
思い立ったら吉日、インターネットという助っ人、便利なものがある。
そして翌日に予約をいれた。
早朝の出発に備え乙姫は頭も手も足も同時にくるくると動き出す。
おにぎりを作り、いかと海老のフライ、枝豆、漬物と冷蔵庫の整理を
兼ねて一丁上がり。
目指すは330キロ先にあるシカモア温泉、昨年も春に行ったところだ。
此処は本当に癒しのために設備された静寂の地、ヨガあり、マッサージ有り、
プライベートが確保され静まり返った保養地となっている。
ホテルの中はレストランが一件、ギフトショップが一件あるのみだが何れも
品格があって自ずと心が安らいでくる。
乙姫と浦島はあちこち回ってからチエックイン、小原庄助さんになってみる。
強い硫黄の匂いがなんとも日本を思い出させて浦島殿はご満悦、
途中で買い込んだワイン,鮭カマの燻製、チーズクラッカー。
だけどそれだけではお湯のなかにも花は咲きませんでした。(´∀`*)ウフフ
帰りはミッションに立ち寄ったり結構ゆったりと出来た旅だった。
緑の草原を越え、海岸を走り、乙姫の心はインプテイそのもの
浦島殿の運転がちょっぴり気になるだけ。
車を海岸添えに停めてランチタイム、
途中素敵なコーヒーショップ
を見つけ一服。
ベランダにある露天風呂、硫黄が強く着けて居た
指輪が真っ黒に変色しました。