玉川上水 鷹の橋～久右衛門橋

『鷹の橋』から下流に向かって玉川上水遊歩道を歩きました。
西武国分寺線『鷹の台駅』を見ています。


小平市は古い形の丸ポストをたくさん残していて、それらは現役で使われています。
これは『鷹の台駅』近くの丸ポストです。


『東鷹の橋』を渡ります。


玉川上水です。


その脇を新堀用水が流れています。


歩き始めたところで、６０代くらいかなと思われる女性に「黄色い花を見ましたか」と声をかけられました。
私が「金蘭ですね　見ました」と答えると女性は満足そうに去っていきました。


地元の方たちが自慢したくなるのも頷けるほど、金蘭はたくさん咲いていました。


木の花もだいぶ咲き進んだようです。
これはコゴメウツギ（小米空木）ですね。


ツルウメモドキ（蔓梅擬）も地味な花を咲かせていました。


府中街道に架かる『久右衛門橋』を通過しました。

木香薔薇

だいぶ前に、ご近所さんから小さな苗木をいただいて植えたモッコウバラ（木香薔薇）が、今年もたくさんの花を咲かせました。
木があまり大きくならないように調節しながら育てていますが、毎年よく咲いてくれます。

蝶

黄色い花が咲いている野草はイヌガラシ（犬芥子）ではないかと思います。


白い蝶が止まっていました。
蝶は翅を閉じて止まるので、表面を見ることがなかなかできません。


少し開いてくれました。
スジグロシロウチョウ（筋黒白蝶）だと思います。


土の上に小さな蝶が止まっていました。


この蝶も少し翅を開いてくれました。
ヒメウラナミジャノメ（姫裏波蛇目）のようです。


この黄色い蝶はなかなか止まってくれなかったので、飛んでいるところを撮ってみました。
ツマグロキチョウ（褄黒黄蝶）ではないかと思うのですが。


車も通るアスファルト通りの上を、少し大きめな蝶が舞っていました。


翅の模様が輝いていて綺麗なアオスジアゲハ（青条揚羽）です。


排水溝に入りたそうだったので、水が欲しいのかもしれないと思いました。


一度も止まってくれなかったので、飛んでいるところしか撮れなかったのですが、結構飛ぶ蝶を撮ることにハマったかも。（笑）

藤の花

ご近所の高木に絡みついた藤が花を咲かせています。


アスファルトの隙間では、ど根性スミレ（菫）がカタバミ（片喰）と一緒に咲いていました。


歩道を小さな小さなシャクトリムシ（尺取虫）が歩いていました。


「そんなにゆっくり歩いていたら人に踏まれちゃうよ」


これも歩道。
大きなトカゲがゆっくり歩いていたから、ゆっくり近づいたら振り返って睨まれました。


夏のように暑くなったので、うちの庭にいるカナヘビも姿を見せました。


すごく小さな体でしたが、この子もしっかり私を見ています。


綺麗な花が次々と咲いていく春は、虫さんたちも活動を始める季節です。
私の服にくっついてコガネムシ（黄金虫）が家の中に入ってきてしまいました。

玉川上水 いこい橋～鷹の橋

『上水公園』という名の小さな公園の近くにある『いこい橋』を通過。


新堀用水にカルガモがいました。


上水の脇に小さな林があったので入ってみました。


人の手が入っていない部分に金蘭が咲いていて、ウラシマソウ（浦島草）もありました。


仏炎苞の上に、浦島太郎の釣り糸のような紐が伸びているのですが、わかりにくい写真ですみません。


『水車橋』に着きました。


以前、新堀用水を利用して水車を回していた精米店があったので、『水車橋』という名が付けられたそうです。


私が撮った２０１４年の写真には精米店の建物が写っていましたが、今はコンビニになっていました。


『鷹の橋』に到着。


『鷹の台駅』から西武線に乗りました。


平日昼間の電車は乗る人が少なくて、ご覧のように貸し切り状態。
混んでいる電車で通勤、通学している方々には申し訳ないような電車内の様子です。