11月24日に武蔵野市市議の川名ゆうじ氏ほか3名が東京都水道局に「玉川上水の保全・樹木等の伐採・剪定への要望書」を提出しました。こちら
本会の鈴木浩克さんは武蔵野市のくぬぎ橋近くの木にたくさんの赤テープ(伐採予定の印)が巻かれていることに気づき、これを阻止すべ木と考え、連絡をくださいました。そこで私たちは緊急調査(こちら)をして、伐採が望ましくないことを訴えました(こちら)。これが受け入れられて、伐採が回避されました(こちら)。その後も川名市議と鈴木さんとは交流があり、川名市議は武蔵野市が玉川上水の植生管理にもっと積極的であるべきだと考えてくださっており、今回の要望書提出につながったようです。このような動きが他の区市の議員にも広がってほしいと思います(高槻)。
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東京都水道局様
玉川上水の保全・樹木等の伐採・剪定への要望書
武蔵野市議会議員
山本ひとみ、西園寺みきこ、川名ゆうじ、蔵野恵美子
日頃より玉川上水の保全、景観維持へのご努力に感謝申しあげます。
さて、武蔵野市内の玉川上水(武蔵野市桜堤・境)に「管理作業のお知らせ」が掲示され、樹木の伐採・剪定についての説明会が開催されました。説明会の冒頭では、地元の皆さんと手を携えて管理したい旨のご発言がありましたが、説明会の参加者や周辺住民、環境の関心のある方々との意見とは調整が尽くされていないとの印象を持ちました。
また、武蔵野市の最上位計画であります武蔵野市第六期計画に「玉川上水、千川上水、仙川などの水辺と街路樹でつなぐことで厚みのある緑と水のネットワークの形成を推進していく」と記載していることや武蔵野市緑化に関する指導要綱があり、河川を含めて緑化を推進するとしており、玉川上水の樹木の伐採・剪定と武蔵野市の緑化保全との関係性についても私たちは関心を持っています。
よって、武蔵野市内における玉川上水の樹木等の伐採・剪定等の作業を実施するまえに、以下に配慮し、善処されるようお願いいたします。
記
- 周辺住民、環境保護団体、市等と伐採・剪定方針、実施時期、内容等の情報共有と十分な意見交換をすること。
- 生物多様性、希少種の保護等環境に配慮すること。
以上
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