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ケイシロウとトークアバウト

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嵐の途中の静けさ

2024-05-15 22:23:00 | 日記




半グレのフジキとアズマとカワノに、
イイダとコモリという新しい弟分ができた。
フジキは嬉しくも得意げに、
新しい弟分達に、
「ナニかあったら必ず電話しろよ!お前らのためならすぐに駆けつけるから」と言い、
イイダとコモリは喜んだ。

その夜、
イイダとコモリは、
フジキ達と抗争しているタハラグループのシマを歩いていた。
あんじょう、
タハラグループに囲まれたので、
イイダとコモリは凄み返し、
「俺らに傷ひとつ付ければ兄貴分がお前らに傷2つ付けるわ!」と言った。

イイダとコモリは、
しばらくタハラグループと睨み合っていたが、
遂には掴みあいになり、
コモリが殴り飛ばされて、
近くのベンチに腰がついてしまった。
コモリはすぐにスマホ📱を出したので、
イイダはニヤリとした。
ところがコモリは、
カラオケDAMアプリを開き、
加山雄三の『きみといつまでも』を歌い出したので、
タハラグループは呆れに呆れて、
「お前、ナニ余裕持って歌いよんや⁉️」と言った!

イイダもガチギレして、
「この野郎!どういうことや⁉️」と怒鳴った!
コモリは、
「すみません。電話するつもりがカラオケDAMアプリ開いたのでそのまま唄いました」と詫びた。
タハラグループのリーダーが、
「そんなオヤジっぽい歌を唄うんじゃねえ!」と言って、
コモリからスマホ📱を取り上げ、
三代目J Soul Brothersの『R.Y.S.E.I』を唄うと、
他のメンバーもスマホを借りて、
Offical髭男dismだのVaundyなどを歌い出した。

しばらくして、
フジキとアズマとカワノが来ると、
タハラグループとイイダとコモリが、
ワイワイ唄いながら盛り上がっていたので、
フジキは呆れて、
「コイツらナニしよんや?」と言った。

ケイシロウ。
歌の力は凄い!
俺らも負けずに、
カラオケ🎤しようぜ!


1000ヶ月3万417日に鳴る鐘は------

2024-05-14 23:02:00 | 日記




ヨウイチの母型の祖父が住むド田舎に、
ヨウイチは、
アキノリくんとカイくんを連れて、
遊びに行ったもんやった。
3人で行かないと、
退屈🥱でつまらない農村生活に、
耐えられんことがその理由やった。

ヨウイチ達は、
幼少の頃から、
数日間、
遊びに来るんやけど、
ここで、
気になって仕方のないことがあった。
それは、
無人の古い教会の、
鐘がひとりでなる時に、
ナニかが表されるという言い伝えやった。
祖父やその年寄り仲間にこの話しをすると、
みんな顔を曇らせて、
うつむきながら、
「1000ヶ月3万417日。1000ヶ月3万417日」と繰り返し呟くんやった。
それで、
ヨウイチ達は、
その村の遊び仲間達とともに、
古い教会に向かって、
「今になれ!今になれ!」と祈りながら、
20年の時が過ぎて、
現在に至ることとなった。

ある日、
大人になっても、
ヨウイチは、
アキノリくんとカイくんを誘って、
少し認知ぎみの祖父の田舎に遊び行くことにした。
そして、
子供時代の思い出と、
現在の悩みを抱えつつ、
どこまで人生の時が刻まれるのか🤔と、
この3人にしては珍しくマトモなことを語っていた。
アキノリくんが、
「それよりもあの教会の鐘はいつなるんだろうね?」と問いかけると、
ヨウイチは冷ややかに、
「ならないのさ。ならないからこそ神秘なのさ」と言った。
カイくんも、
「1000ヶ月3万417日が答えを知るんだろぜ」と、
全く興味のない言い方をした。

かつての村の遊び仲間達は、
畜産農家の家業受け継ぎ、
ヨウイチ達に、
「大人になるってことは痛いことさ。心も体も」と元気なく語るんやった。
そして、
彼らの嫁のほとんどが、
牛舎で、
フォークギターを弾きながら、
「ドナドナ」を歌い、
牛は悲しげに鳴くんやった。
ヨウイチ達は、
この光景を見ながら、
ヒソヒソと、
「俺らが家庭持ってもあんなことはしない」と呟きあうんやった。

その夜、
久しぶりにかつての遊び仲間と再会したにも関わらず、
ナニか、
物悲しい気分に浸るヨウイチ達は、
「明日、帰ろう」と語り合うんやった。
そして、
寝た!

明け方やった。

鐘の音にヨウイチ達は目を覚まして、
外に出た。
すると、
すべての村民が、
老若男女問わず、
群れていた。
そして、
みんな、
無人の教会の方を見ていた。
ヨウイチの祖父は膝を着き、
目を閉じて、
「ついになってしまった」と言った。
村人たちも口々に、
「1000ヶ月3万417日------1000ヶ月3万415日」と呟くんやった。
ヨウイチ達は、
ナニが起こるのか😳❓と、
村人達と教会を見つめた。

鐘は相変わらずひとりでなり渡っていた。
同時に、
空が明るくなり、
朝焼けに包まれた。
が、
あとはナニも起こらないので、
ヨウイチは祖父に、
「じいちゃん❗️ナニもねぇじゃんか😡⁉️」と怒鳴った!
ヨウイチの祖父は答えた。
「1000ヶ月3万417日を迎えたんや。あの教会が出来て。他にナニか期待しとるんか?」と問い返すので、
ヨウイチは、
「あの教会の鐘がなったらナニか表されるんだろ⁉️ハヨ、表せ❗️」とキレるので、
祖父は優しく、
「もう表されたやないか。1000ヶ月3万417経ってナニも表されなかったということが表されたんや。ワシは生きて良かった」と、
語った。
村人達も、
みんな幸せそうに、
教会の鐘に聞き入っていた。

話によると、
この教会は、
今から83年前つまりは、
1000ヶ月前、
ズバリ3万417日前に建立されたということやった。
が、
当時の神父が、
その時には珍しい、
教会の鐘塔の機械仕掛けの鐘を、
1000日の2400時間後に、
ひとりでになるように、
セットしたつもりやった。
が、
間違って、
1000ヶ月の3万417日後にセットしてしまった。
更に、
信者が集まらないこともあり、
教会をそのままにして、
神父はローマへと旅立った。
という訳で、
機械が壊れることなく正常に動き、
1000ヶ月3万417日の時を告げたんやった。

しかし、
この尻切れトンボ的な結末が気に入らないヨウイチ達は、
未だに、
あの鐘が鳴ったのは、
ナニかが起こる合図やと、
固く信じて疑わんのやった。
疑えば、
子供時代から今日までのロマンが消えるから、
絶対に、
疑わんのやった。





完敗

2024-05-14 00:11:00 | 日記




これは今から5年前の俺の手撮り画像や。
当時16歳やったレフティとダチのジュードがテニス🎾の試合をすることになった。
これはサッカー⚽️とテニス🎾とどちらが格上かの、
しょーもない論争から始まり、
まず、
レフティが所属しているサッカー部で、
PK対決をすることになった。
互いが、
シュートとゴールキーパーをしつつ、
何点入るかの決着戦やった。
そしてこのPKで、
レフティは圧勝した。

次に、
テニスをしたことのないレフティが、
テニス部のジュードとのシングル戦をすることになった。
ジュードが勝つと見られていたこの試合は、
レフティの圧勝に終わった。
テニス部のコーチがレフティに、
「ナンでそんなに強いんや?」と問いかけると、
レフティは、
「Wiiでテニスしまくってましたから」と答えた。
(Wiiは実践型ゲームで体ごと動かすのが特徴やけど、まさか、ゲームでモノホンのスポーツに勝つとは😳)

絶対に勝てると思っていたジュードは、
完敗した。
そして、
ラケットで、
テニスボール🎾をどこかにぶっ飛ばした。
そしてテニスボール🎾を拾うことなく、
着替えに行った。

当記事の画像は、
ズバリ、
ジュードが打ちまくってシカトしたテニスボールや。

この、
レフティとジュードの試合を見ていた牧カオリは、
この模様を「完敗」という詩にした。

「完敗」by牧カオリ

弾むボールに思いを寄せて、
打ち尽くせぬ青春の日々、
時には憎み時には愛し、
互いに競い合ったあの日、

あれからどれくらいもたたないうちに、
沈む夕日に何度も待ったをかけて、
再戦望む昔っからの友は俺の、
目の前にいます。

完敗!今君は人生の、
大きな大きなコートに立ち、
遥かに長い不愉快な時を迎え、
君に落ち着きあれ!

この「完敗」の詩をめぐって、
ヨウイチとアキノリくんが語った。
アキノリくんは、
「完敗って、長渕剛の乾杯のパクリじゃねーの?」と驚いた。
ヨウイチは、
「凶公が言うには、正式には、牧カオリによる長渕剛の『乾杯』の脚色詩だという説明があったんだってさ」と答えるも、
「牧カオリがナンで相沢友子の悪口言わないのかの謎が解けたね」と皮肉った。
アキノリくんは更に呆れて、
「けどよく堂々とモロパクリの詩を書いて見せまくるよね。訴えられるよ」と言うと、
ヨウイチは、
「牧カオリは長渕剛をリスペクトしてたから書いたんだと思うよ」とかばった。
アキノリくんは、
「黒澤明の『七人の侍』が外国で『荒野の七人』になったと思って見過ごせって凶公に言われたけど」と言うと、
ヨウイチは、
「凶公は『猿の惑星』を円谷が『猿の軍団』にしたとかも言ってたよ」と答えた。
アキノリくんは納得いかず、
「版権買ってるならナニも問題ないけど、版権スルーの牧カオリは問題あり!」としつこく言いまくる。
ヨウイチはニヤリ😏と、
「どうせ『乾杯』は永久に愛されるけど『完敗』は全く相手にされないよ」と言い放った。

以上、
牧カオリの勝手な脚色詩の『完敗』へのディスりを終えて、
レフティとジュードのその後を書いて、
終わりにしたい。

試合に圧勝したレフティは、
遥かな南に行きたいと言い、
試合に完敗したジュードは、
遥か北に行きたいと言った。
この言葉通り、
レフティは家族と沖縄旅行✈️に行き、
ジュードは家族と北海道旅行✈️に行った。




自惚れの美学・地獄編

2024-05-13 02:00:00 | 日記




(当記事は母の日親孝行記事のつもりがZ世代とα世代のヴェリテ(フランス語で真実の意)なダベりによって思わぬ方向に行く可能性がある為、再編集しての投稿となりましたが、閲覧注意の四文字を入れさせていただきます)

Z世代のレフティにとって、
彼女との度重なる喧嘩と仲直りを、
蛙化現象(かえるかげんしょう)の擦り(こすり。同じことの繰り返しというZ世代用語)やないかと考えている。
蛙化現象(かえるかげんしょう)とは、
互いに好意を持つ者同士が結ばれると同時に嫌悪してしまうこと。
レフティは、
嫌なことがあれば、
自撮りして、
LINEグループに送りつける。
自撮りすることで、
気分が高揚するらしい。

そんなレフティの元に、
α世代(アルファ世代。2010年代生まれのこと)の14歳のエイジが来た。
エイジは、
就活決めたZ世代が会社をすぐに辞める意味がわからなかった。
レフティは、
「俺らは時間が第一だから、時間の無駄だと思えば会社に行く価値はないと思うんだけど、父さん(スパーキー)には言うなよ」
と言うと、
エイジは不思議そうに、
「ソシャゲ(ソーシャルゲーム。ネット上でのチーム別集団ゲームのようなもの)に課金したり、スパチャ(人気YouTuberへの投げ銭)で給料使い果たしてるんでしょう。会社辞めたら出来なくなりますよ」と問いかけた。
レフティはスマホ📱で自撮り態勢とりながら、
「ソシャゲとスパチャは、ゼニ出して気分イイからやって損はねーの!会社を辞める辞めないは人それぞれじゃねーの。って言いたいけど、父さんには言うなよ」と答えた。
そして、
🔽



レフティは思い出した。
「俺が学校辞めるって言った時、父さんから無理矢理スマホ📱取られてソシャゲできなくなったよな。それを、英語の話せねーアメリカ野郎のショーン(レフティのダチのショーン・マカリスター)から、アフガキって言われたんだよ。ヒデーだろ!」
★アフガキとは、
スマホやパソコンと言ったSNS手段を持たない者のZ世代用語

しかしレフティは勝ち誇ったように、
「ジュードとショーンは俺からディスられる前はコイツを食ってた」
🔽



エイジは、
「片親パンですね」と答えた。
★片親パンとは、
安価で一袋にたくさん入ったパンのこと。貧しさを嘲笑したZ世代用語。

レフティは、
「俺が大型バイク欲しいって言った時、父さんは自分でバイトして買えって言った。けど、ウーバーしか手がない時があった。モチしねーけどね」
🔽



エイジは、
「ジュードさん達に負け組ランドセルって言われるのが嫌だったんでしょう?」
と尋ねると、
レフティは「ズバリ👍」とススムさんのゼロ世代用語で答えた。
それからレフティは、
「凶公に七転びくまモンをディスった時の反応を聞きたい?」と尋ねた。
🔽



エイジは、
「七転びくまモンは、チー牛やなくチー熊って言えって反論したんです」と答えた。
レフティはまたスマホ📱の自撮り態勢で、
「熊肉とかあっかよ」とせせら笑った。
(Z世代では、笑いの意味をスラングで「草」と言い、笑いの規模から「森」「山」と表現して、爆笑は「草はえる」と表現する。レフティ達Z世代は、文章に句読点はなく二行から迷惑長文になり、絵文字は一切使わない。このブログに接する時だけ、こちら側のルールを押し付けているんやけど)
そして、
★チー牛とは、
かつては陰キャと呼ばれたネクラな人たちを指すZ世代用語。
同じ意味の、
★和室界隈(わしつかいわい)や、
アイドルやアニメキャラにハマる者たちを、
★弱者人間(じゃくしゃにんげん)と表現する。

エイジは、
「生活することや性格までディスられてめっさメンブレ(めちゃくちゃ落ち込むのZ世代用語)したらどうするんですか?」と、
尋ねた。
レフティは、
「口で言うだけのことだと思うよ。ススムさんのゼロジェネレーションは犯罪行為5つ星感覚だったろ?」と反論した。
そして、
「エイジ。俺はね、俺の口から、片親パンだのアフガキだのチー牛だの和室界隈だの弱者人間なんか絶対に言わない。言ってもダチとのダベりの繋ぎ感覚で本気には口にしない!」と断言した。
エイジはうれしくなって、
「さすがですね👍」とほめると、
レフティは自撮り態勢に入り、
「明日は我が身という重い言葉があるんだもんね」と言い、
「それよりお前ナニしに来たの?」と尋ねた。
エイジは慌てて、
「忘れてました。これ見てください!」と言った。
🔽




レフティは驚き、
「むちゃデケエやんの?航空自衛隊の武器じゃ無理ゲー!やって相手は気体生物だからミサイル効かないよ!」と言うと、
エイジも、
「全国ニュースですからね。今度はぬりかべが出ますよ!」と夢中に話した。

こうした、
Z世代のレフティと、
α世代のエイジに共通することは、
モノゴトをディスる以前に、
根っからのガキやということやけど、
レフティ、エイジ、
怒るなよ!






母の日のエチュード

2024-05-11 21:23:00 | 日記




(注:エチュードとは演劇用語で、即効劇や寸劇を意味する。脚本がないいきなり作った劇やと思われる)

レフティの親ダチのジュードの子供時代の思い出。

11歳のジュードには母親がいなかった。
五年前に病気で蓮🪷の咲いているところへと旅立ったからや🙏
この日以来、
父親はジュードにベタ甘に優しく、
与えることができるもの、
してやれることができること、
すべて、
ジュードにしてあげた。

クリスマスはサンタさんのコスプレして、
ジュードにプレゼントを与えた。
復活祭(ジュードの家は浄土真宗のはずやけど🤔)には、
うさぎさん🐰コスプレして、
ジュードにプレゼントを与えた。
10月12日のコロンブスデイには、
日本人のくせに、
コロンブスのコスプレしてプレゼントを与えた。
その度に、
ジュードは大喜びした。

そして、
コロンブスデイ、クリスマス、復活祭と続いた後に、
母の日がやってきた。
ジュードが居間でテレビゲームをしていると、
母親のドレスに厚化粧した父親が入ってきて、
猫撫で声で、
「母さんだよ」と言った。
ジュードは呆れて😒
「お前、やりすぎ」と言った。

この日以来、
父親はすべての祝日のコスプレを止めたが、
ジュードへの愛情は変わらなかったという。