オノウコが高校1年生の時のこと。
担任の女性教師オガタが、
オノウコ家に家庭訪問に来た。
すぐに、
台所兼居間に通されたオガタの前に、
オノウコとパパウコが向かい合った。
ママウコがひえを入れた小皿を持って来て、
オガタの前に置き、
「つまらないものですが」と言った。
オガタは心に、
「ヒエー😱ひえだわ😳鳥か俺は😡⁉️」とキレた！
が、
落ち着きを取り戻し、
オノウコに、
「あなたは何もかも当たり前だと信じきってるけど、お母さんが病気になったりしたらどうするの？」と尋ねた。
オノウコは、
「天のお迎えを待つわ」と答えた。
ママウコはお玉でオノウコの頭を叩いた！
オガタは怯まずにオノウコに、
「あなたは未来をどう思ってるの？」と尋ねた。
オノウコは顔を赤らめ、
「ウチは告白したいの。でも彼はバスケ部のキャプテンなのよ」と言った。
オガタは、
「あなたが言ってるのは、2年1組のタカヤマ未来くんのことでしょう😠⁉️将来についてのことよ」と言い返した。
オノウコは、
「考えたくないわ！餃子はマズイしラーメンはのびてたのよ」と言った。
ママウコはお玉でオノウコの頭を叩いて、
「それは承雷軒のことやろが！」と怒鳴った。
オガタは厳しく、
「世の中甘くないのよ！」と言った。
オノウコは、
「良かったわ。糖分の摂り過ぎは体に良くないって保険の先生が言ってたから」と言うと、
ママウコはお玉でオノウコの頭を叩いた！
オガタは更に厳しく、
「あなたは現実を見ようとしないのよ❗️」と言った。
するとパパウコが、
「何が現実ですか😠前日失目した眼科医は点字を覚え、しそうのうろうの歯医者は歯茎にメスを当て、車椅子の人たちは坂を猛スピードで下り、貧しい人々は念仏を唱えているんです！」と意見した。
場が沈黙してしまった🤔🤔🤔------
オガタはオノウコ一家に、
「あなた方はカルカッタをご存知ですか？」と尋ねた。
オノウコは、
「カルカッタは重かったの反対語よ！馬鹿にしないでちょうだい❗️」と怒鳴った！
ママウコはお玉でオノウコの頭を叩いた！
オガタは、
カルカッタで多くの人を救済しているマザー・テレサ（当時は存命）の話しをして、
どんな人生にも意味があることを教えた。
更にオノウコ一家に、
夜空に無数に輝く星々✨のどれかになりなさいとも諭した。
するとオノウコは、
「星の輝きって、あれは死んだ惑星の数万年後の光なのよ。先生はウチらに一家心中しろって言うの⁉️」と声を荒げた！
ママウコはひえを入れた小皿を取り上げ、
オガタに「喰うな❗️」と怒鳴った！
オガタはキレて、
「失礼だわ、さっきから！このブラックホール一家が❗️」と怒鳴り返した！
オノウコは呆れて、
「侮辱したわね😡ブラックホール一家だなんて⁉️ホワイトホール一家と言いなさい❗️」と叫んだ！
ママウコはお玉でオノウコの頭を叩いた！
するとオガタは目に涙を浮かべ😢
「酷いことを言ってしまいました。私は教育者として失格です。どうぞ、この暴言を学校なり教育委員会にご通報ください」と詫びた。
ママウコは、
「先生。学校や教育委員会に通報したところで私たちの腹が膨れる訳じゃないんですから。本当に悪いと思われるのなら3000円ほど置いて行ってくださいまし！それで、家族でカツ丼食いに行きますから」と言った。
オガタは激激激に愕然としながら🫨
「2000円しかありませんので」と言って、
千円札を二枚置いて、
帰って行った。
オノウコ一家は喜んだ！
ママウコは、
「侮辱されれば腹を満たす！それが我が家の鉄則なのさ！」と歓声を上げた。
オノウコも大喜びで、
「早く喰いにいきましょう！カツ丼の中にこそ天国はあるのよ！」と叫ぶと、
パパウコは、
カツ丼の写真を一枚オノウコに手渡しして優しく、
「留守番してなさい」と言った。
パパウコとママウコがカツ丼を喰いに出て行くと、
オノウコは、
カツ丼の写真を見ながら、
小皿に盛られたひえを食った。