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ケイシロウとトークアバウト

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それでもやっぱりバスケ🤔

2022-08-26 19:34:00 | 日記




数年前。
レフティは、
あるバイトをしていた。
高齢者の健康バスケ療法のコーチというもんやった。
月に一度だけのバイトで、
時給千円やった。

バイト当日。
バスケゴールがある広場に、
レフティが待っていると、
介護士達が、
マツダ、タケダ、ウメダの、
性悪松竹梅ジジイどもを、
それぞれ、
車椅子に乗せてやって来た。

レフティがバスケゴール前に立つと、
マツダ、タケダ、ウメダがボールを持って、
車椅子から立ち上がり、
レフティの横に並んだ。
レフティの掛け声で、
みんなで一斉に、
ゴールに向かってボールを投げるというもんやった。
なのに、
このジジイ達は、
どういう訳か、
ボールを下に置いて、
三人揃ってゴールに小さくジャンプして、
転んだ!
すぐに介護士達が来て、
それぞれ車椅子に乗せて、
酸素吸入をしながら、
連れて帰った。

時間にして、
わずか5分。
時給千円の仕事。
最初は分給200円という話しやったから、
レフティは、
このバイトをしたと言う。

ケイジロウ、
給料の分給払いとか聞いたことあったか🤔❓



職人列伝~トルコのお嬢

2022-08-25 22:17:00 | 日記




ケイジロウ、レフティ、
祭りの季節が来る(ケイイチロウは凄まじく祭り好きやった👍)。
そんな祭りにあって、
必ずと言っていいほど、
露店が並び、
遊びムードは最高潮になる。
そんな露店にあって、
射的やくじ引きの屋台が必ずある。
人気YouTuberでイスラム教の聖典を燃やしたヒカルさんが、
こうしたテキ屋の暗部をも燃やして、
イカサマがまかり通る露店の実態を、
動画に収めている。
ズバリ、
くじ引き店に当たりくじは無く、
射的屋は商品を釘で打ち付けている。
そして、
高価な景品には中身が無く、
箱だけ飾ってあるという。
これをテキ屋の専門用語でみせ箱という。
こうした、
詐欺インチキ跋扈の露店の数々にあって、
ある出来事があったので、
カキコする。

とある射的屋でのこと。

男子高校生達で賑わいを見せていた、
この射的屋の景品の目玉は、
プレステ最新機やった。
当然、
射的用の弾で落とせるはずは無い。
やから、
せめてプレステ最新機のそばの高価景品に狙いを定める。
ところが、
誰がどう頑張ろうが、
景品に弾は当たっても落とせない。
それで高校生の一人が、
射的屋のスキンヘッドのオヤジに、
「この店、ズルしてない😏❓」と問うた。
オヤジはキレて、
「ナニを言うんや😠ウチは隠し金のある店や😡」とガナった!
高校生達は、
このオヤジの言葉に面喰らった😳
格式のある店という表現は聞いたことがあったけど、
隠し金のある店とはどういうことやろか🤔

もう一人の高校生が、
「ここは、景品を釘で打ち付けとるんや!」と言った。
更に、
「イカサマや😡」と声を張り上げられたので、
オヤジも必死になって、
「イカサマだと😡❓イカ焼きはここから3分歩いたところにあるんや😡😡❗️」と言い返した!

再び、
オヤジの意味不明発言に、
高校生達が戸惑っていたら、
ここに、
妖艶系の美人オンナが現れた。
店のオヤジは、
「これはこれは、トルコのお嬢!ようこそ」と頭を下げた。
トルコのお嬢と言われた女性は、
高校生達に向き直り、
「お前らの言う通り、景品は釘で打ち付けてある。要は、それを落とせば問題ねぇんやろが!」と食ってかかった。

高校生達も負けずに、
「じゃあ、お姉さんが落とせるのか❓」と言い返した。
トルコのお嬢はせせら笑い、
「あたいはね、トルコ軍で射撃の腕が一流だったんだよ!お前らに見せてやる」と言って、
懐からコルト銃を取り出した。
トルコのお嬢は、
「トルコではコルトを使うのさ」と言って、
景品を睨み据えた!
そして景品を睨みながら、
「あたいに抜かせる気かい⁉️あたいに抜かせる気かい⁉️」と叫び、
「ジョートーじゃんか❗️」と叫んで、
コルトでプレステ最新機を落とした😱

確かに釘打ちされていた。
なのに、
トルコのお嬢は、
いとも簡単に、
それを落としたんやった。
年配客の男性が驚きながらトルコのお嬢に、
「トルコでそこまで訓練されてたんでしたなら、コーランなどもお読みになられてたんですね?」と問うと、
トルコのお嬢は、
「コーランとか読まないね。コーラだったら飲むけどさ」と答えた。
それもそのはずやった。
トルコのお嬢の正体は、
射撃の腕がいい元ソープ嬢で、
トルコ軍所属やなかった。
(トルコではコルトが使われてるとか言うこと自体デタラメ😳)
しかし、
一般客に知るはずもない。

トルコのお嬢が立ち去ろうとした時、
高校生の一人が「待って!」と言って、
トルコのお嬢の腕を握った。
トルコのお嬢は驚いて、
「ナニしやがんだい😠触ったら別料金だろうが😡」と怒鳴った!
店のオヤジがわざとらしく咳き込むと、
トルコのお嬢は、
呆れ返っていた高校生達に、
「つまりさ、手でナンでも触る癖があったら、こういう店ではズルになっちまうってことさ」と、
ミョーな言い訳をした。

高校生達が、
トルコのお嬢に、
射撃の腕のリクエストをした。
トルコのお嬢は「仕方ないね」と呟き、
コルトを出して景品を睨みながら、
「あたいに抜かせる気かい⁉️あたいに抜かせる気かい⁉️」と叫んで、
「ジョートーじゃんか❗️」と大声出して、
コルトで別のゲーム機を落とした。
(ちなみにプレステ最新機ともども、本当に中身が入ってたとのこと)
高校生達の拍手喝采の元、
トルコのお嬢は、
「あたいのフォームを真似な!ゴキブリども!」と言って、
立ち去って行った。
高校生達は、
「マジすか学園よりかっこエエ😘」と、
トルコのお嬢をほめまくった。

翌日。

射的屋のオヤジが、
トルコのお嬢に、
スマホ通話していた。
その際、
「トルコのお嬢。フォームを真似ろと言われましても、私は真似過ぎだと思って困っとります」と泣き言を漏らした。
そんなオヤジをよそに、
昨日の高校生達が、
店で景品を睨みながら銃を構え、
「あたいに抜かせる気かい⁉️あたいに抜かせる気かい⁉️」と叫んでいた!




ダイエット前のモナリザ😳⁉️~口から出まかせ男の末路

2022-08-24 21:56:00 | 日記




エガワという樽太りした50代男がいた。
親からの財産相続で、
多くの富を得た。
エガワは知人友人に威張りまくり、
大きな葉巻きまでくゆらせて、
威張りに磨きをかけた。
そこで、
更に富を増やそうと、
『ユニバース』という名の卵焼き専門店を作った。
が、
経営が大失敗して、
多くの富は多くの借金へと変化した。

そこでエガワは、
中卒の顧問弁護士のシラカワを呼び付けて、
デタラメな太ったモナリザの絵を、
地元の有名画廊に売り付けようと企んだ。

すぐに、
画廊に連絡入れると、
初老の紳士的なオーナーがやって来た。

エガワはいつものように葉巻きをくゆらせ、
オーナーに、
「君。私のイタリアのペテルブルクにある別荘から、とんでもないものが出たんだよ」と言った。
オーナーは、
「失礼ですがご主人。ペテルブルクはイタリア🇮🇹にはございません。ロシア🇷🇺にてございます」と説明した。
エガワはキレて葉巻きを振りまくり、
「君は小さなことばかり気にするね😠芸術をたしなむ者の心構えがなってないよ😠😠」と声を荒げた!

シラカワが横から、
額縁に入れられた太ったモナリザの絵を出した。
エガワは、
「君。これはダイエット前のモナリザと言って、かなりの貴重なものなんだよ」と説明した。
オーナーは、
ルーペを出して、
丹念に絵を見つめた。 
そして、
「レオナルド・ダヴィンチの作としては、線が荒削りですな」と言った。
エガワは、
「実にほくそ笑みを誘う牧歌的な到達将来予見ものじゃないか」と言って笑ったが、
意味不明のリアクションとして、
場は重い沈黙に包まれた。

この沈黙を必死に破ろうとしたエガワは、
「多分、この頃のダヴィンチは、高橋留美子の影響を受けているように思うね」と言った。
が、
オーナーは、
「ご主人。レオナルド・ダヴィンチの時代に高橋留美子は生まれておりません」と答えた。
エガワは再びキレて葉巻きを振りまくり、
「ナンで君は融通が効かないんだ😡時代がどうだこうだじゃないんだ😡😡感覚だよ、君は😡😡😡」と声を荒げた!
シラカワが横からオーナーに、
「おそらくダヴィンチほどの大家は、感覚で高橋留美子をキャッチしてたんではないんでしょうか?」とアホな補足を入れると、
オーナーは、
「絵画の世界は直感で予見はあまり意味をなしません」と答えた。

エガワはイラつき出して、
「御託を言い合う暇は無いんだよ❗️この、ダイエット前のモナリザの価値は300億はするんだ!それを君に特別に300万にまけて売ろうというんじゃないか!ハヨ買いたまえ!」と上から目線に言いまくった。
オーナーは、
「わかりました。けど300万はお払いいたしません。300円で引き取らせていただきます」と答えた。
エガワは超ギレ🤬して葉巻きを振りまくり、
「君ほどの石頭は見たことがない❗️300億の絵を300円で売れだの、失敬では済まされん❗️❗️実刑や❗️❗️❗️」
と叫んだ拍子に、
激怒状態で気づかずに、
葉巻きの火の付いた方を口に入れて、
絶叫した😱😱😱❗️

オーナーはやさしく、
「ご主人。私どもにとって、ダイエット前のモナリザなど価値がございません。ダイエット後のモナリザのみが価値を有するんです。けれど、300円ではなく3000円お支払いいたしますので、お口の火傷のお手当てとされてください」と言った。



ロボダチ

2022-08-23 23:40:00 | 日記




タワラという家族があった。
ここにシゲルという50代のエンジニアがいて、
20代でニートしているヤスチカという一人息子と、
別居している80代の父シゲゾウの存在に悩まされていた。
ヤスチカとシゲゾウの共通点は、
コミュ症ということで、
息子は働かず、
父親は、
デイサービスに行かないで孤独に過ごしていることやった。
そこで、
シゲルは考えた。
この二人を一石二鳥に解決しようと。
(ケイジロウ、レフティ。ケイイチロウにも言ったが、一石二鳥という言葉ほどミョーなもんはない。フツー、どんなに運動神経良くても、一個の石を二羽の鳥にぶつけることは不可能。また、鳥獣保護法という観点からも、一石二鳥という言葉は敬遠しないといけない)

シゲルはヤスチカが、
専門学校時代にチープ感漂うロボットを作っていたことを知っていた。
それで、
ヤスチカに、
ロボットの中に入って、
ロボットのふりを二週間ほどして、
シゲゾウのところに居て欲しいと頼んだ。
報酬は20万とのことやった。
ヤスチカは、
体が小人症かと思われるほど身長が低く、
専門学校時代の友達から、
ロード・オブ・ザ・リング旅の仲間、という長いあだ名を付けられるほどやった。
(あんまり長いあだ名やったから、そのまま露骨にホビットと呼ばれたらしい)
ヤスチカは父親の申し出を断りたかったけど、
懐がツンドラ気候やったから、
20万に消費税10%付けてもらうことで合意した。

それで、
ヤスチカにロボットの中に入ってもらい、
シゲゾウの家まで車で行った。

シゲゾウは、
若い頃から剣道をしていたので、
その日も、
自宅の庭で竹刀で素振りしていた。
シゲルが来たので、
竹刀を持ったまま、
客間に行った。

シゲルの横に座っている、
ヤスチカが入り込んだロボットを見て、
シゲゾウは、
「ガラクタ集めか?リサイクルショップでも開く気か?」と問うた。
ロボットの中のヤスチカは、
黙ギレ😡した。
シゲルは、
「これはガラクタじゃありません。AKI(アキ)9000型の友達ロボットです」と説明した。
シゲゾウは鼻で笑い、
「『2001年宇宙の旅』のHAL(ハル)9000型よりはレベルが高いということやな」と冷やかした。
シゲルは、
「まぁ使ってみてください。二週間後に引き取りに来ますから」と言った。
シゲゾウはこの二週間という意味を思案した。
おそらく、
二週間以内に、
介護士探す魂胆やと、
息子の策略を見抜いた。
シゲルはロボットを掌🫲で叩き、
「こいつは父さんのロボダチですよ。14日間の友情を育んでください」と言い、
立ち上がって家に帰った。

シゲゾウはロボットに、
「腹減った。ナニか出せ」と言うと、
ロボットは、
「かしこまりました。カップ麺買って来ますので金ください」と言うと、
シゲゾウは竹刀でロボットを叩いた。
フツーなら、
痛みの感情を出すところを、
ヤスチカはグッとこらえて、
「衝撃でエラーメッセージが認証されますとアカウントの再設定を要求されます」と言った。
シゲゾウはロボットをスルーして、
コンビニおにぎりを3つほど持ってきた。
食おうとしたら、
ロボットもおにぎりに手を出してので、
「バッテリー充電で充分やろが😡」とキレて、
竹刀でロボットを叩いた!
ロボットは、
「私はロボダチですので、お友達との周波数を保つ為、おにぎりを食べるのです」と言い返した。
シゲゾウがどう言う意味やろか🤔と考えてた隙に、
ロボットは、
おにぎりを口部の蓋に落とし込んだ。
当然、
中にいるヤスチカが食うので、
ロボットの右手がダラんと下がった。
が、
慣れない環境でおにぎり食ったので、
ご飯が喉に詰まり、
苦しげにシゲゾウに、
「水補給承認のデータが出ています」と言った。
シゲゾウは訝りながら、
ペットボトルの水を持ってきた。

ヤスチカが入ったロボットは、
トイレから睡眠をとることまで、
シゲゾウとの友達周波数を同調させるためと言って、
納得させた。

しばらくして、
シゲゾウは、
ロボット連れて、
久しぶりに、
デイサービスに行った。
目当ては、
旦那に先立たれた昭和20年代のミス東京足立区の、
キョウコやった。

シゲゾウが、
昼休みに、
キョウコに話しかけようとしたら、
マツダとタケダとウメダという、
性悪松竹梅ジジイどもが現れた。
そして、
マツダが口をもごもごさせて、
「😜☆☆××😂😂」と言って笑い出したので、
タケダが入れ歯を持ってきてマツダの口に入れてやった。
するとマツダは、
「ほぉ、まだお前が生きとったとは、笑えるだけ笑えるわ」と改めて馬鹿にして、
笑った。
ウメダはシゲゾウに背を向けて、
「シゲゾウ。人が話してる時に背を向ける奴があるか⁉️」とインネン付けていた。
ロボットが、
性悪松竹梅ジジイ達に、
「あなた方の脳波データが確認出来ません。頭にルーターを埋め込んでプロバイダー契約をとられてください」と言った。
するとマツダがキレて、
「頭でルート計算してプロペラ機買えだと🤬⁉️」と叫んで、
ロボットの股間に蹴りを入れた!
ロボットは股間を押さえて横になり、
「回線の不具合が生じました!」と言って苦しんだ。
マツダは足を抑えて悲鳴を上げ、
医療室へと連れられて行った。

シゲゾウがロボットを立たせていると、
キョウコが来て、
「賢いロボットね」と褒めると、
シゲゾウは恥ずかしそうに、
「機種代3割引のふつつかなオンラインものでございます」と訳の分からん説明をした。
すぐに、
ロボットは、
必死にシゲゾウの魅力をキョウコに現代風な売れ込みをして、
ほめまくった。
キョウコとシゲゾウは仲良くなり、
この日を境に、
シゲゾウはデイサービスの常連となった。
また、
ロボットとも仲良くなった。

二週間が経った。

シゲゾウとロボットの別れの日。
シゲゾウはロボットに、
「ワシには白雪姫と仲良くしてたモンの一人(小人を仄めかしている)が孫になってるが、今まで爬虫類扱いをしていた」と呟いた。
ロボットにいるヤスチカはキレることなく、
大人しく聞いていた。
シゲゾウは掌を目頭に当てて、
「けど、かわいいやつやと言う本音が言えんかった。エエ孫なのに」と言って嗚咽した。
ロボットも、
近くにあった布を顔に当てたので、
シゲゾウは、
「ロボットのくせに泣くな!」と怒鳴って竹刀で叩いた!

シゲルが上がり込んで来た際、
シゲゾウは小声で、
「電気代や」と言って、
ロボットの穴部分に、
封筒を押し込んだ。

シゲルとともに家に帰ったヤスチカは、
二週間ぶりに、
ロボットから外に出たが、
きついとは思わなかった。
シゲゾウが渡した封筒の中には、
50万円😳入っていた。
ヤスチカは涙が溢れ、
「じいちゃん」と呟いた。
ズバリ、
最初っから、
正体モロバレやったということになる。

その後、
キョウコの息子でイベント企画を経営している会社社長から、
ヤスチカを雇いたいとの申し出があり、
ヤスチカは、
こうして、
脱ニートを遂げて、
スーツ族としての会社勤めの日々を送ることとなった。






ティータイムはセレブに過ごそう

2022-08-22 23:06:00 | 日記




田舎町にある安食堂の丸めろに、
一人の若い女性が、
3人の厚化粧にゲバいドレス姿の低学年の女子小学生を連れて入ってきた。
(当ブログ2000年3月17日記事「喫茶『ニューヨークシティ・ナイト』の開店」参照)
そして、
店員の洋子の前で、
女性は財布からぎっしりのお札を数えながら、
「この娘たちを預かってくれるかしら?」と問うた。
洋子は財布のお札に目を奪われて「はい」と答えた。
女性は微笑んで「助かるわ」と言って、
財布から千円札一枚出して洋子に渡して、
店を出た。
洋子は心の中で、
「千円しか出さないのなら数えるな😡」とキレた!

そして残された厚化粧のゲバドレスの女の子たちこと、
カシマ、ヒルコ、モリエの三人は早速、洋子に、
「ホホホホホ」と笑いかけ、
「秘書とともに避暑に参りましたの」と言った。
洋子はこの言葉使いが気に入らず、
「お東京から参りましたの?」とからかった。
するとモリエがキレて、
「神田の生まれよ❗️」と叫んでテーブルを叩いた!
カシマが嫌な顔をして、
「モリエさん。セレブがそんなこと言うもんじゃございませんのよ」と注意した。
洋子はツンツンしながら、
「ご注文は?」と尋ねると、
ヒルコが「うさぎですか」と答えたので、
ナンでいきなりアニメの話になったのか🤔と不思議がってたら、
ヒルコはちょうどスマホで、
お友達のうさぎちゃんに電話していたんやった。
呆気に取られる洋子に、
カシマは、
「カシミールなおクッキーといちごミルクいただけない?」と答えた。
洋子はツンツンしながら、
「かしこまりました」と言って、
厨房に向かった。

その間に、
カシマが他の二人に、
ヒソヒソ声で、
「とっておきのゴシップあるのよ」と言った。
他の二人は身を乗り出して、
「ナンでございますの?」と問うた。
カシマは二人の顔を見渡して、
「クラス委員のアケミがdocomoに1G(イチギガ)買いに行ったんですのよ」と言うと、
他の二人は驚き、
「うっそー❗️」と叫んだ!
ヒルコは目を剥いて、
「50ギガも持たれてるのに、ナニに使われたのかしら?」と問うと、
カシマが周囲を確認して、
「あたしの想像では元クラス委員のショウゾウにLINEやお電話しまくったんじゃないかと考えてんでございますのよ」と答えた。
ヒルコはコソコソと、
「駆け落ちでも企んでのことと存じますわ」と言うと、
モリエが声を荒げて、
「駆け落ちどころかあなた方------あの二人はかけっこしたのでございますよ」と言い、
他の二人が驚いて、
「うっそー❗️」と叫んだ!

そこに洋子が、
ザルに盛られた草加煎餅とどんぶりに入ったいちごを丸ごと入れた牛乳を持って来た。
カシマはキレて、
「ちょっとお方😡❗️これのどこがカシミールなおクッキーといちごミルクでござりますの😡😡⁉️」と言うと、
洋子はツンツンしながら、
「こんなモンしかございません!」と吐き捨てるように言った。
カシマは息を整えて、
「これだからカルチャー果てたお田舎は嫌なんでございますのよ😡」と訳の分からん嫌味を飛ばした。

その時、
ヒルコが、
店の奥にナマズが泳いでる水槽を見つけた。
それで水槽のそばに行き、
「ナマズっておしゃれではござりませんのね」と言って、
「ホホホホホ」と笑った。
カシマが、
「ナマズの子供にてござりますのね。水槽にお手を突っ込まなくてよ!」と言うと、
ヒルコは、
「あたくしのお指を噛んで許されるのはジャスティン・ビーバーだけでござりますのよ」と言って、
水槽に指を入れた。
すぐに、
ナマズの子供が噛み付いた。

ヒルコはナマズの子供が噛み付いたままの姿で席に戻り、
「ナンということでござりましょうか?指が張り裂けるように痛うござります!」と言って、
爆泣きし出した!
洋子と店主が来て、
ナマズの子供をヒルコから離したが、
ヒルコは泣き続け、
他の二人も泣き出した。

そこに、
子供達を連れた若い女性が迎えに来た。
丸めろの洋子は、
コトの次第を丹念に説明した。
若い女性は洋子に、
「あなたの責任ではござりません。けれど、病院に寄りますので先程のお手付けをお返し願います」と言い、
丸めろの洋子に渡した千円を取り上げて、
子供達が飲み食いしたものを踏み倒した。